博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

水素エンジンの可能性

2021年05月31日 | 環境・エネルギー
 報道によりますと、5月22日(土)にスタートした2021年スーパー耐久第3戦『NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース』では、世界で初めて、水素エンジンを搭載したマシン『ORC ROOKIE Corolla H2 concept』が登場したそうです。この車はトヨタ・カローラスポーツをベースとした車両で、トヨタ自動車の豊田章男社長が先頭に立って開発したのだそうです。「世界中で“カーボンニュートラル”(二酸化炭素の吸収量と排出量をプラスマイナスゼロにすること)が叫ばれている中、モータースポーツ界でも電動化を中心に、持続可能性を追求する動きが活発となってきている。そんな中で、トヨタが“新たな選択肢”としてモータースポーツ界に持ち込んできたのが、この水素エンジン。水素を使って発電し、モーターを回す燃料電池車とは違い、気体の水素をそのまま燃料とする水素エンジンは、既存の量産車用エンジンからインジェクター等を取り替えるだけで済むため、これまでの技術の多くを流用することができる。自らも“MORIZO(モリゾウ)”の名で富士24時間にエントリーし、豊田社長自らが水素エンジン車を運転したそうです。自動車の未来は世界的に電動化へと進んでいますが、内燃機関の遺産は何らかの形で未来へ遺した方が将来世代にとって技術の選択肢が増えて良いのではないかと、私は思います。トヨタ自動車としては長きにわたって蓄積してきた内燃機関の技術体系にこだわりがあるのでしょう。こういうこだわりが日本の産業の「ガラパゴス化」の原因となり、日本自動車産業の進化のブレーキになるという指摘もあります。そういう指摘も理解はできるのですが、全面的な電動化にも一抹の不安を私は感じるのです。
上記報道記事のソースです。⇒https://news.yahoo.co.jp/articles/e2c93198675cfd54c080c94c41d71f613774fc2a?fbclid=IwAR3DGu7wJC2Jku-7O7m1tLmh2cQxLfq5ZLRZDVsvRDFiB-QUsBr5Kq1YEW0は

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