上と下の写真はオランダの首都アムステルダムのスキポール空港で見かけたバイオ燃料バスです。当地では、こういう大型バスもバイオ燃料で走行するのかと感心しました。オランダは酪農や養豚などの牧畜が盛んな国で、EU諸国の中でも農業生産性の高い国として有名です。このため大量に排出される家畜の排せつ物などを発酵させたバイオ燃料の生産が全国で行われているそうです。そういえば日本の日立造船株式会社(最近カナデビア . . . 本文を読む
上の写真はアイントフォーヘン工科大学の校内に展示されていたソーラーカーです。太陽光発電を動力とする自動車で、2020年に開発されたそうです。展示の説明によりますと同車で発電・蓄電した電力は、そのまま家庭用電源に流用できるそうです。災害時には、ありがたいかもしれません。災害で停電になっても、この車があれば照明、冷蔵、通信などの日常生活の強力なバックアップになりそうです。 良く知られておりますが、オ . . . 本文を読む
時事通信の報道によりますとー政府がトランプ米政権との関税交渉で、米国産のコメの輸入拡大を検討していることが22日、分かった。米側は農産物などの市場開放を求めており、有力な交渉カードの一つとみられている。ただ、コメの輸入拡大は農家などの反発が予想され、参院選を控えて与党内には慎重論が根強い。政府は米側に提示する材料を慎重に精査する考えだー(注1)とのことです。確かに米価の高騰の中、米カリフォルニア . . . 本文を読む
(昨日の続きです) 楳図氏は1980年代後半から1990年代にかけて週刊ビッグコミックスピリッツに読み切りのSF短編漫画を発表していました。その中に今でも忘れられない作品があります。正確な掲載時期もタイトルも忘れてしまったのですが、原子力発電所から発生する高レベル放射性廃棄物を扱った作品でした。原子力発電に伴って発生する使用済燃料を再処理し、取り出したウランやプルトニウムを抽出した後に(このプロセ . . . 本文を読む
1957年(昭和32年)8月27日の午前5時23分、茨城県・東海村の日本原子力研究所(現 日本原子力研究開発機構)に設置された出力50kWのJRR-1が臨界実験に成功、日本最初の「原子の火」が灯ったということで、わが国の原子力開発の記念日となっています。今から67年前、ブログ主が生まれる約3年前ということになります。JRR-1は主に実験や技術試験に活用され、1969年度一杯迄稼働した後に、核燃料 . . . 本文を読む