本年も六本松通信をご覧頂き、まことにありがとうございました。来年も宜しくお願い申し上げます。
皆様どうかよいお年をお迎えください。 . . . 本文を読む
(昨日の続き)
培養肉の影響として、他には人類の文化にもたらす影響が考えられます。培養肉の利用によって生きた牛を殺して食べる必要がなくなります。殺生を禁ずる文化は仏教やジャイナ教など幅広く見られます。殺生をしないでも肉食ができるとなりますと、そうした文化にはどのような影響がありうるのでしょうか?またベジタリアンの人々の場合はどうでしょうか?ベジタリアンの方々の場合は殺生がタブーだから菜食という . . . 本文を読む
(昨日の続き)
先ず農業の変化が考えられます。現在は全世界で広大な農地が牧畜に使用されています。特に肉牛の飼料には穀物が大量に使用されますので、その栽培のために大量の水、化学肥料、農機を運転するための化石燃料が使用されています。同時に広大な農地を確保するために広大な森林が伐採されています。ファストフードで使用する安価な肉牛の生産のために南米のアマゾンの熱帯雨林が過剰に伐採されている事実が問題にな . . . 本文を読む
12月27日の東洋経済の報道によりますと、2013年8月、英国ロンドンで世界初の「人工肉バーガー」の試食会が開かれたとのことです。
同記事を引用しますと―素材は牛の幹細胞をシャーレで培養して人工的に製造されたものだ。試食会の参加者は「肉のジューシーさは無いが、食感は完璧だ」、「脂肪分がなく赤身の肉という感じだが、普通のハンバーガーを食べているようだ」と語った。この人工肉(培養肉)バーガーを作った . . . 本文を読む