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博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

ウクライナの核兵器 その5

2025年08月24日 | 時事
(昨日の続きです) 独立ウクライナ政府が同国内に駐留しているエリツィン大統領指揮下のロシア戦略ロケット軍の保有核兵器(核ミサイル)の実力による奪取を図ったとしたらどうなるでしょうか?これは簡単ではありません。現在のロシアで開催される毎年5月9日の戦勝記念日の軍事パレードで披露される戦略ロケット軍の戦列を見ても分かるように、核ミサイルは厳重に守備されています。独立ウクライナ軍はこれら守備隊を排除しな . . . 本文を読む

ウクライナの核兵器 その4

2025年08月23日 | 時事
(昨日の続きです) ここより先は、ブログ主の「歴史のIF」の妄想語りです。妄想であることをご承知おきください。 もしも1991年12月に「ウクライナはロシアから自衛するための経済力も軍事力ももたないので、核兵器を当面は保持すべきである」と主張した、独立新生ウクライナ政府のY.コステンコ環境保護相・核軍縮委員会議長(当時 詳細は8月20日の本ブログ記事をご参照ください)の意見が受容された場 . . . 本文を読む

ウクライナの核兵器 その3

2025年08月22日 | 時事
(昨日の続きです) そもそもウクライナ、ベラルーシ、カザフスタン三国の核放棄は国際社会が認めた既定路線でした。三国側からこの既定路線に異を唱えるということは事実上不可能でした。ここでいう既定路線とはソ連邦を崩壊に追い込み、グローバルな一強の覇権を掌握したアメリカ合衆国の国家意思のことです。昨日の本ブログでご紹介した元ウクライナ国家安全保障・国防会議書記ウォロディミル・ホルブリン氏の証言にもありまし . . . 本文を読む

ウクライナの核兵器 その2

2025年08月21日 | 時事
(昨日の続きです) 当時の事情を、独立ウクライナ政府の当事者のインタビューから引用させていただきます。元ウクライナ国家安全保障・国防会議書記ウォロディミル・ホルブリン氏の証言です(読売新聞2022/08/29)。ー1991年のソ連崩壊後、ウクライナには大量の核兵器が残され、世界3位の核保有国となった。ソ連時代、ウクライナには戦略ロケット軍があり、東部ドニプロでは米東海岸を攻撃するための世界最高水準 . . . 本文を読む

ウクライナの核兵器

2025年08月20日 | 時事
 トランプ大統領がウクライナ停戦へ向けた斡旋に動いています。2年半以上に及ぶロシアのウクライナ侵攻という悲惨な現実の中で、ウクライナ国家が、もし核武装しておればロシアの侵攻を防ぐことができたのではないかという議論がなされています。1991年12月25日にソ連邦が正式に消滅すると、ソ連軍が保有していた大陸間弾道ミサイル(ICBM)176基分の1240発の核兵器が独立ウクライナの領土内に残されました。 . . . 本文を読む