記念日
●ハッピーサンシャインデー
8をハッピー、30をサンシャインと読んで、太陽のような明るい笑顔で過ごせば、ハッピーな
気分になれる日。この日に生まれた者は笑顔のすてきな人が多いことから生まれた記念
日。
▲国際失踪者デー(Internatinal Day of the Disappeared)
アムネスティインターナショナル、赤十字国際委員会、国際連合人権高等弁務官事務所な
どが実施。
●マッカサー進駐記念日
1945年のこの日、連合国日本占領軍最高司令官・ダグラス・マッカサー元帥が厚木飛行
場に到着した。
●冒険家の日
1970年に植村直己がマッキンリーに単独登頂し、1965年には同志社大学南米アマゾン・
アンデス遠征隊がアマゾン川の源流から130kmを世界で始めてボート下りした日。
●ヤミ金融ゼロの日
「や(8)み(3)きんぜろ(0)」の語呂合わせ。
※※※8月30日~9月5日※※※
●防災週間
「防災の日」(9月1日)を含む1週間。
●秋の建築物防災週間
「防災の日」を含む1週間。
オニユリ(鬼百合) tigar lily
【花言葉】「愉快」「華麗」「陽気」「賢者」
【概要】
オニユリ(鬼百合、学名;Lilium lancifolium)はユリ科ユリ属の多年草。日本、中国中部
~北部、朝鮮半島、シベリア沿岸部など主に東アジアに分布する。田の畦や人里近くの山
野に生える。地下に鱗茎と呼ばれる球根ができ、少し苦味がある食用となる。
鬼百合の名前の由来は、花びらに黒い斑点模様がたくさんあり、橙色がかった赤色に黒い
斑点が目立つことや花の色や形から「赤鬼」を連想させたことから付いたと言われている
が、ヒメユリ(姫百合)と比べて大きいユリという意味だとする説もある。テンガイユリ(天蓋百
合)という別名もあり、シャンデリアの如くぶら下がるように咲く姿を天蓋に見立てて名付けら
れた。
属名のLiliumはギリシア語の「leilion(白色)」が語源。種小名のlancifoliumは「細長い葉
を持つ」という意味である。
【特徴】
草丈は80cm~2m程となる大型の百合。地下茎の一つで節間が短縮した茎に、養分を蓄
えた肉厚の鱗片葉が多数重なって層状になっている鱗茎を持っており、直径5~8cmの球
卵形をしている。茎は直立し、茎の上半部には白い腺毛があり、新しい葉は全て垂れている
が、すぐに横に広がる。
葉は互生し、長さ5~15cmくらいの披針形で先端は尖っている。両面無毛で光沢がある。
葉の脇に黒紫色の「むかご」をつけることが大きな特徴である。ちなみに「むかご」というの
は茎の付け根や葉の付け根にできる、養分をためた小さなかたまりのことで、漢字では「零
余子」または「珠芽」と書く。むかごは茎の中程から下に付いており、茎の上の方の花が咲く
所には付かない。
開花時期は7~8月。茎の上部の総状花序に、斜め上向きの数個~多いときで20個くらい
の花を付ける。花被片は6、橙赤色で強く反り返り、黒褐色の隆起した斑点がたくさん散らば
っている。1つ1つの花被片は長さ7~10cmあるが、反り返っているため花の直径としては
10cmくらいである。雄蕊は6本、先の葯の部分は赤紫色、雌蕊は1本で先の柱頭の部分
は太く、花の中を覗くと基部分には緑色の子房が見えている。
多くは3倍体で果実はできない。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/9/98/Lilium_lancifolium.jpg
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/63/Lilium_lancifolium.jpe
・オウゴンオニユリ(黄金鬼百合,var.flaviflorum))
対馬原産で、黄色い花を咲かせる変種。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/fa/Lilium_lancifolium_var_
【近縁種】
コオニユリ(小鬼百合、Lilium leichtlinii var.tigrinum)
山地の草原や低地の湿原に生育し、オニユリによく似ているが、植物体が一回り小さく、む
かごを作らず、種子を作る。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/30/Lilium_leichtlinii_AP.jp
【詳しい育て方】
■季節・日常の手入れ
植え付けた後、害虫に食されないための注意が必要。春になって葉がたくさん伸びてくると
ケムシなどに葉を食べられることがある。また、蕾はナメクジの食害を受けることがある。
ケムシの場合は殺虫剤を、ナメクジの場合は専用の誘殺剤で駆除する。
■日当たり・置き場所
日当たりの良い場所に植える。乾燥には弱いので、水はけの良い有機質に富んだ土質を選
ぶ。
■水遣り・肥料
土の表面が乾いたら水をたっぷりと与える。乾燥を非常に嫌うので、夏場は敷きわらを使う
ことがある。地上部に芽が出ていない冬も根は活動しているので、土が乾けば水を与える。
肥料は春に芽が出始めた時と花後に緩効性肥料を与える。
■用土
水はけの良い有機質に富んだ土を選び、粘土質の土は避ける。植える際には腐葉土を必ず
全体の3割程混ぜる。
■植え替え・植え付け
植え替えの適期は10~12月で、10月がベスト。地植えの場合は毎年植え替える必要は
ない。枯れ始めている茎を地面すれすれで切り、後はそこに肥料を施すだけで、来年もその
まま育てる据え置き栽培をする。連作を嫌うので、掘り上げたときは別の場所に植え替え
る。
球根は表面に乾燥を防ぐための表皮がないので、購入したらできるだけ早く植えるか、植え
時でない場合は乾かさないように、湿った砂を入れたポリ袋などに入れて時期を待つ。
球根の上根と下根が別々に出てくるので、あまり浅植えにすると上根が発生せず育たない。
深さ20cmほど、植え付ける間隔は球根2個分くらい開ける。
鉢植えの場合、7号鉢(直径21cm)で1球、10cm以上の深さで植える。
■ふやし方
オニユリ(3倍体)はタネを作らないので、むかごで繁殖する。
むかごは花時期(6~7月)の途中から自然落下していく。自然落下したものの多くは害虫な
どに食されてしまい自然繁殖は少ない。
むかごを採取し、土の中に軽く押し込み、土が軽くかぶさる程度で、土が乾いたら水を遣る。
半月ほどで芽が出る(発芽せず来春に持ち越すものもある)。3~4年で花が咲くサイズの
球根になる。
■かかりやすい病害虫
病気:灰色カビ病(ボトチリス病) 害虫:アブラムシ、ナメクジ、ケムシ
■まとめ
球根を乾かさない
土の乾燥を嫌う
むかご繁殖する
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