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2017/01/20 「二十日正月」 誕生花:ミスミソウ

2017-01-20 01:13:52 | 雑記

 記念日

二十日正月
二十日正月はつかしょうがつ]とは、日本の行事。1月20日のことを指し、この日を正月の終りとなる節目の日とする土地も多い。
かつては正月の祝い納めとして仕事を休む物忌みの日であった。この日をもって正月の行事は終了する。
京阪神地方では、正月に用いた鰤の骨や頭を酒粕・野菜・大豆などと一緒に煮て食べることから骨正月・頭正月とも言う。また、西日本では、麦飯にとろろをかけて食べることが多く「麦正月」とも呼ばれている。麦は米に次ぐ重要な主食となるので、米以外の作物の豊穣を祈願する意味合いもあったといわれている。
他の地方でも、乞食正月(石川県)、棚探し(群馬県)、フセ正月(岐阜県)などと言って、正月の御馳走や餅などを食べ尽くす風習がある。
現在、1月11日が鏡開きであるが、もともとは二十日正月である1月20日が鏡開きの日だった。刃柄[はつか]と20日[はつか]をかけて、「刃柄を祝う」とし、おめでたい日と考えられていたようである。1月20日が鏡開きだった時代、武士の家では武家の象徴である、鎧兜や具足に供えた餅[もち]を雑煮[ぞうに]にし、具足開き[ぐそくびらき]などと呼んだ。江戸時代(1603年~1868年)の初期、徳川家の三代将軍家光が4月20日に亡くなり、月命日である20日を避け、鏡開きは1月11日に変更されたといわれている。

玉の輿の日
1905(明治38)年のこの日、アメリカの金融財閥モルガン商会の創立者の甥、ジョージ・モルガンが祇園の芸妓・お雪を見初め、結婚した。お雪は「日本のシンデレラ」と呼ばれた。

海外団体旅行の日
1965(昭和40)年のこの日、日本航空が海外団体旅行「ジャルパック」を発売し、海外団体旅行がブームとなった。
ジャル《JAL》:Japan Airlines International Co.,Ltd=日本航空

○血栓予防の日
納豆に含まれるたんぱく質分解酵素「ナットウキナーゼ」が血栓を溶解し、脳梗塞や心筋梗塞を予防する効果があることをアピールするために日本ナットウキナーゼ協会が制定。寒い時期に血栓が出来やすいことから大寒になることが多い1月20日を記念日とした。また、20日を「2(ツ)0(マル)」と読む語呂合わせにも由来する。

○トゥー・チェロズの日
2011年1月20日、2本のチェロだけで演奏した超絶パフォーマンス映像を動画サイトにアップしたのをきっかけに、世界的な注目を集めたクロアチア出身のルカとステファンの「トゥー・チェロズ(2CELLOS)」。二人は日本での留学経験もあり、東日本大震災の直後からライヴ活動で支援を続けている。チェロで世界の人たちとつながるために結成したユニットの誕生日を記念日にと、所属先の株式会社ソニー・ミュージックレーベルズが制定。 

乙字忌
俳人・大須賀乙字[おおすかおつじ]の1920(大正20)年の忌日。
新傾向俳句運動のロ火を切ったが、後に伝統を尊重する側に変った。
*俳人であり、俳論家であった。家柄、学歴、職業ともに、文士としてエリートであり、新傾向俳句の旗手として期待される。東京帝大在学中に乙字が出した「俳句界の新傾向」という論考が碧梧桐により新傾向俳句運動へと発展し、その後、新傾向俳句は自由律俳句へと展開していく。自由律俳句の歴史において、乙字の論考は大きな影響を与えたと言える。ただし、乙字自身はその後、伝統尊重の立場にたって俳論を展開した。
代表句:「野遊びや肘つく草の日の匂い」 「夜雨しばしば照り極つて秋近し」 「火遊びの我れ一人ゐしは枯野かな」 

暁台忌
俳人・加藤暁台[かとうきょうたい]の1792(寛政4)年の忌日。
武藤巴雀・白尼父子に師事。のち暮雨巷[ぼうこう]一門をおこす。蕉風復興をめざして中興(天明)俳諧[はいかい]の中心となり、『去来抄』などを翻刻した。
「椎の実の板屋根を走る夜寒かな」 

義仲忌
源義仲(木曾義仲)の1184(元暦元)年の忌日。
兄・頼朝の命を受けた範頼・義経の軍と近江・粟津原で戦い、敗死した。

レーニン・デー
旧ソ連の基礎を築いたレーニンの1924年の忌日。

☆大寒[だいかん]
二十四節気のひとつ。小寒から立春の前日までの「寒の内」の真ん中あたり一年でも最も寒い時期。各地で一年の最低気温が記録されることが多い。「大寒」の朝の水は1年間腐らないとされており容器などにいれ納戸に保管する家庭が多い。また、この日に産まれた卵は栄養価が高いなどといわれる。 武道ではこの頃寒稽古が行われる。
西洋占星術では、大寒を宝瓶宮(ほうべいきゅう:みずがめ座)の始まりとする。 

○甘酒の日
日本の伝統的な飲み物であり発酵食品である甘酒の良さ、おいしさを多くの人に知ってもらいたいと、1969年から瓶入りの甘酒を販売してきた森永製菓株式会社が制定。日付は、甘酒は疲れを癒し、身体が温まる飲み物として大寒の頃がもっとも飲まれていることから大寒の日とした。 

○ぬか床の日
日本の伝統的食文化の漬物のひとつであるぬかづけ。その関係企業などで結成され、石川県金沢市に事務局を置く「全国ぬかづけのもと工業会」が制定。米ぬかを発酵させて作るぬか床の品質向上と普及が目的。日付は古来より大寒の寒い時期にぬか床を作ると良いぬか床が出来るとされることから、暦の上の「大寒」を記念日とした。 

血栓予防月間(1月20日~2月19日)
納豆の血栓溶解成分であるナットウキナーゼを使用した健康食品を製造する企業の団体・日本ナットウキナーゼ協会が制定。
「つ(2)まる(0)」の語呂合せ。

 誕生花 ミスミソウ(三角草) liverwort

【花言葉】 「あなたを信じます」 「信頼」 「期待」 「和解」 「自信」 「優雅」 「内緒」 「はにかみや」 「悲痛」 「少年時代の希望」

【概要】
ミスミソウ(三角草、学名:Hepatica nobilis var. japonica f.
 japonica)とは、キンポウゲ科ミスミソウ属の多年草。三角形の葉にちなんで、和名では「三角草(ミスミソウ)」と呼ばれている。また、雪の下でも常緑であることからユキワリソウ(雪割草)の名でも知られる。イチリンソウ属のAnemone hepatica とされることもある。

北半球の温帯に自生し、日本では本州の中部以西の山間地に多く生育する。葉は常緑で三角形に近く三つに分かれている。 
属名の Hepatica はラテン語の「hepaticus(肝臓)」からきている。葉の形から名づけられたものである。種小名の nobilis は「気品のある」という意味である。変種名の japonica は「日本の」という意味である。 
英語では学名である「Hepatica(ヒパティカ)」の名で呼ばれている。他にも「liverwort(肝臓の草)」や「li
verleaf(肝臓の葉)」と呼ばれることもある。

【特徴】
やや湿り気があって、早春によく陽の当たる山地の斜面や落葉広葉樹林の林床や林縁に生育する。
花は春早く咲くが、根出葉は越年する。草丈10~15cm程。根出葉、茎葉とも幅広い三角形で、3中裂する。
開花期は3~4月頃。花は径1~1.5cmくらい。花弁状萼片は5~10枚。白・青~紅色など花色には変異が多い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
新潟県周辺の集団には花の変異が多く、花弁(学術上は萼片)の色は千差万別で、花の形も6弁の標準花に始まり、多弁花、雄退花、変化花、へらしべ咲き、二段咲き、三段咲き、唐子咲き、千重咲き、妖精咲きなどがあり、葉面には無紋やさまざまな斑模様が描かれる。
  
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/6c/IKAl_Leberbluemchen.jpg

【種類(原種・園芸品種】

オオミスミソウ(大三角草) 〔Hepatica nobilis var. japonica f. magna
開花時期は2月から5月頃で、花径は2cmくらいあり、ミスミソウよりも大きい。
秋田県から山形、新潟、富山、石川県、と日本海側に分布し、里山の雑木林の斜面や山地の林床に自生する。 
http://primula.velvet.jp/flowers/hana/misumi1.jpg
http://www.geocities.jp/akasabinohimajin/souhon/photos/riben-onjun/kinpouge/oomisumi2.jpg

スハマソウ 〔Hepatica nobilis var. japonica f. variegata〕 
スハマソウの名はその葉の形が、海辺の砂洲の形に似ているところに所以があり、漢字では洲浜草と書く。花弁(がく片)は6〜7枚程度で、中には30弁程の多弁のものも出現している。花色は白から薄い桃色が大半で、雄しべが他の種に比較して少し長い傾向が見られる。スハマソウは概して花の変異の少ない種であるが、千重咲きや三段咲きなどが見出されている。その分布は岩手県から神奈川県までの太平洋側と栃木県にも分布が広がっている。 
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/ranunculaceae/suhamasou/suhamasou01.jpg

ケスハマソウ(毛州浜草) 〔Hepatica nobilis var. pubescens
葉面に細かな毛が目立つところからその名があります。花弁(がく片)は6〜8弁程度のものが多く、花色は白から濃い紅紫色で、中には美しい覆輪状の花が見られる。また、雌しべに紅が入るものも見出されて園芸的には人気がある。その分布は中部地方から関西、四国、中国地方に分布している。
http://kyonohana.sakura.ne.jp/blogs/kyohana/%E3%82%B1%E3%82%B9%E3%83%8F%E3%83%9E%E3%82%BD%E3%82%A6100320b-l.jpg
http://www.rokkosan-shizen.jp/souhon/pho988c.jpg

ヘパティカ・ノビリス 〔Hepatica nobilis
ミスミソウに似たやや小型の種類。葉質が薄く、花は白や青紫色が多く、雄しべが白い個体も見られる。変化花も多い。日本産の母種といわれるが、根が弱く暑がりで、産地が北のものほど栽培が難しい。ヨーロッパに広く分布。 
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/9b/Hepatica_nobilis_plant.JPG

ヘパティカ・トランシルバニカ 〔Hepatica transsilvanica
青紫色の大輪の花がとても美しいが、大株にならないと花つきはよくない。葉は5裂し、かなり大型。ヘパティカ・ノビリスとの交配種もある。ルーマニア中央部のトランシルバニア地方の原産種 
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/62/Hepatica_transsylvanica.jpg

ヘパティカ・ヤマツタイ 〔Hepatica yamatutai
大型で、葉は5裂するカエデのような姿。萼花弁は6枚で白から淡い桃色。栽培難度はやや高め。中国四川省の一部に自生。 
http://www.kalle-k.dk/Hepatica%20yamatutai.JPG
https://static.ashwoodnurseries.com/shop/media/catalog/product/cache/1/image/9df78eab33525d08d6e5fb8d27136e95/s/c/scan_0092_resized_1.jpg

ヘパティカ・ヘンリー 〔Hepatica henryi
全体的にヘパティカ・ヤマツタイよりも小型。萼花弁は6枚で白や桃色、藤色のものが見られ、八重咲きも紹介されている。中国四川省や湖北省に分布。 
https://static.ashwoodnurseries.com/shop/media/catalog/product/cache/1/image/9df78eab33525d08d6e5fb8d27136e95/h/_/h._henryi_resized_1.jpg

ヘパティカ・インスラリス 〔Hepatica insularis〕 
別名はマンセンスハマソウ。済州島[さいしゅうとう、チェジュド]など韓国の島々に見られるミスミソウに似た小型で山草的な種類。花は白く、萼花弁が6〜8枚のものが多い。性質はやや弱い。葉もちも短く落葉種ともいわれる。 
https://static.ashwoodnurseries.com/shop/media/catalog/product/cache/1/image/9df78eab33525d08d6e5fb8d27136e95/1/3/130406_1082_h._insularis_resized.jpg

ヘパティカ・マキシマHepatica maxima
和名はオオスハマソウ。大きな厚みのある円い葉が特徴。総苞葉が特に大きく、それに囲まれるように萼花弁が6枚の白い花を開く。丈夫で育てやすい。韓国鬱稜島[うつりょうとう、ウルルンド]原産。 
http://www.chanticleergarden.org/images/bloom2012/3_21e.jpg

ヘパティカ・アメリカーナ 〔Hepatica americana
別名はアメリカスハマソウ。葉の先端が円く葉質は薄く、花色は白や紫で萼花弁が6〜8枚のものが多く、萼花弁の質もやや薄め。北米東部に分布。
http://www.michwildflowers.com/ranunculaceae/hepaticaamericana06.jpg

ヘパティカ・アクティローバ 〔Hepatica acutiloba
別名はアメリカミスミソウ。葉質は薄く全体にスリムで華奢な印象。花は白く、花期は遅い。根や葉が弱くてやや暑がり、栽培難度は高い。北米東部の山地に分布。 
http://1.bp.blogspot.com/-yyoHqN4g_dw/UsvRlr_AtrI/AAAAAAAAGW0/QclAI8qTWvs/s1600/Hepatica+acutiloba_plant_032311_border.JPG

ヘパティカ・ファルコネリーHepatica falconeri
雪割草の仲間の原型といわれる古いタイプの珍しい種類。全体に小型で小さな葉には斑紋がある。インドやパキスタンの高地や山岳帯に分布。入手はほとんどできない。 
http://www.skalnicky.cz/jpeg/Hepatica%20falconeri%20-%20foto%20J%20Peters.jpg
http://www.skalnicky.cz/jpeg/Hepatica%20falconeri%20list%20-%20foto%20J%20Peters.jpg

 年中行事・歳時記・祭り

二十日夜祭(延年の舞)(岩手県平泉町平泉・毛越寺 常行堂、2017/01/20(金))
正月14日から20日まで新春の祈祷である常行堂の摩多羅神(またらじん)祭が執り行われる。結願の20日は二十日夜祭と称され、献膳式に引き続き古伝の常行三昧供の修法が行われる。さらに厄年の老若男女がたいまつの明かりを先頭に常行堂まで練り歩き、宝前に大根や白菜などの供物をささげて、五穀豊穣、無病息災、家内安全を祈願する献膳行列が行われる。堂内では重要無形民俗文化財である「延年の舞」が夜半まで奉納される。 

○川原湯温泉湯かけ祭り(群馬県長野原町川原湯・川原湯温泉王湯前、1/20(金)5:00~)
毎年厳冬の早朝に川原湯温泉で行われる奇祭。湯かけ太鼓の合図とともに祭りが始まり、儀式の後に紅白に分かれた勇み姿の若者たちが、お湯を掛け合う。辺りは湯煙と参加者たちの活気であふれかえる。この祭りは突然湯が止まり困り果てた村人たちが鶏を生け贄にしたことに由来する。八ッ場ダム建設のため王湯が平成24年の7月に高台へ移転した。 

◇第20回雛のつるし飾りまつり(静岡県東伊豆町稲取・稲取文化公園雛の館 ほか、1/20(金)~3/31(金) 9:00~17:30※最終受付は16:30)
雛祭りの際、雛壇の両脇に一対のつるし飾りを飾る風習が古く江戸時代よりあった伊豆稲取。親から子へ、子から孫へ、代々受け継がれてきた雛のつるし飾りを町内4会場にて観賞することができる。メイン会場は稲取文化公園内の「雛の館」と「むかい庵」。期間中は土日限定で巡回バスの運行される。また、街中では日にち限定で無料休憩所が開かれ、金目鯛の味噌汁のふるまいや地元のお土産販売が行われる。 

□湯立神楽(京都市伏見区中島鳥羽離宮町・城南宮、1/20(金)14:00~)
巫女が大釜の湯を笹の葉で勢いよく散らして邪気を祓い、無病息災・願望成就を祈願する。
神事終了後、特別に福笹の授与がある(有料)。

六甲山の冬の風物詩「氷の切り出し」(兵庫県神戸市灘区六甲山町・自然体感展望台 六甲枝垂れ、1/20(金)10:00~15:00)
六甲枝垂れ東側に位置する「氷棚」に出来た天然の氷を、毎年大寒の日に切り出し、その氷を夏まで貯蔵し夏の冷風体験に利用するため、「氷室(ひむろ)」に氷を運び入れる「氷の切り出し」をおこなう。当日、自然体感展望台 六甲枝垂れの入場者も「氷の切り出し」を見学できる。また、氷を貯蔵する非公開の「氷室」も1月20日(金)10:00~14:00に限り特別公開する。 

□百手祭[ももてさい] 大元神社例祭(広島県廿日市市宮島町大元公園・大元神社、1/20(金)11:00~)
嚴島神社の御弓始と大元神社の百手(的射の行事)が一緒になったもので、祭典の途中で的に向かって矢を射る年中行事。
【由来】文字の通り百手(1手2本)200本の弓矢を射る御弓始の儀式からきている。
現在は、的の裏面に甲・乙・ム(こう・おつ・なし。)の3文字を組み合わせた“鬼”に似せた文字が書いてあり、この字には「年の始めから争いごとはしない」という含みをもっている。
鬼射の後、玉串奉奠[たまぐしほうてん]があり、参列者は御幣を戴く。
祭典の後、神官と奉仕した滝町の参列者で直会[なおらい]が行われる。この直会で出される料理を「餝飯[ほうはん]」といい、戦国時代の野戦食といわれている。
ご飯の上に、大豆を炒って水に浸して膨らませたものと、沢庵を細く拍子木切にしたものと青海苔を焙って粉にしたものをのせ、昆布といりこでとっただし汁をかけて食す。このほかに「なます」と「煮しめ」が付く。とても素朴な味である。それぞれの具材の「切り方」や「大きさ」は決められており、それを滝町の方々が厳格に守っている。

□大江の幸若舞[こうわかまい](福岡県みやま市瀬高町・大江天満神社舞堂、1/20(金) 開会式=午前11時30分~、開演=正午)
五穀豊穣を祈願し、舞が奉納される。幸若舞とは、室町時代初期に成立した芸能で、能と並んで戦国時代の武家に愛好された。その後、200年ほど前に瀬高町の大江地区に伝わり、今では全国でここだけが幸若舞を継承している。鼓の音が響く中、声高々に独特の節まわしで朗々と謡われる。国指定重要無形民俗文化財。 

□上津深江八坂神社裸祭り(熊本県苓北町上津深江[こうつふかえ]・八坂神社、1/20(金)10:00~※例年同日開催)
約400年前、上津深江地区に悪病が流行した際に、山伏が裸で海に入って病魔を退散させた故事にちなんで開催される「裸まつり」。ほら貝を合図に裸の若者達が御輿を担いで大寒の海を渡り無病息災を祈る。  

□師走祭り(宮崎県美郷町南郷神門[なんごうみかど]・神門神社周辺、1/20(金)~22(日)※1月20日(金)8:00~19:30 1月21日(土)10:30~24:00 1月22日(日)10:30~15:00)
 百済王族伝説の証とされ、1300年余もかたくなに守り継がれてきた師走祭り。木城町の比木神社に祀られる子、福智王が、約90km離れた美郷町南郷の神門神社に祀られる父、禎嘉王を年に一度の再会を果たすという全国的にも珍しい形式の祭りである。御神幸が神門に到着する祭り初日、夕闇がせまる時間に神門神社周辺で見ることができる壮大な「迎え火」は圧巻。その中を一行は感激の面持ちで神社本殿へと向かっていく。

 見本市・展示会・美術展・博物展

○さっぽろ雪像彫刻展2017(北海道札幌市中央区宮の森・本郷新記念札幌彫刻美術館・本館前庭、1/20(金)~22(日)10:00~17:30)
本郷新記念札幌彫刻美術館の前庭に、札幌市内の造形作家や彫刻家、木工家などが手がけた雪の彫刻を一同に展示する。雪像のほか、雪で造ったすべり台も設置する。 

○茨城県植物園 早春の洋ラン展(茨城県那珂市戸・茨城県植物園 熱帯植物館、1/20(金)~22(日)9:30~16:00)
カトレアやデンドロビュームなどの洋ランは様々な色彩と花形の豪華さで多くの人々に好まれており、近年は栽培技術の向上や多くの品種が登場したことこにより、一般の家庭でも身近な花になっている。今回の展示会では、カトレア、パフィオなど約200点の展示・即売が行われる。また、最終日の22日(日)には、参加費無料の園芸教室もあり。 

○小石原作陶グループ 皿ノうえ展(東京都千代田区神田淡路町・Rin8890、1/20(金)~2/3(金)11:00~20:00※月曜~土曜 11:00~20:00/日曜・祝日 11:00~18:00)
今展では、福岡県東峰村で活動する小石原焼・高取焼の若手作家6名が製作した新作のうつわの展示・先行販売のほか、各窯元の商品を手に取り購入できる陶器市を開催する。注目作家の商品をいち早く購入できる機会となる。 参加作家:鬼丸 希峰(鬼丸豊喜窯)/梶原大祐(原彦窯元)/里見武士(秀山窯)/高取周一郎(高取八仙窯)/森山寛二郎(實山窯)・和田祐一郎(上鶴窯) 

○山本冬彦推薦作家による「新春日本画7人展」(東京都新宿区大京町・アートコンプレックスセンター、1/20(金)~29(日)11:00~20:00※1月23日(月)休館 ※最終日は17:00まで)
「現代アート」の出現で、日本画・洋画などのファインアートとイラスト・絵本・漫画などの商業アートのジャンルがあいまいになり、垣根を越えた活動をする作家や愛好家も増えている。今回の企画は、日本のファインアートの代表である日本画家による本格的なグループ展となる。普段は一緒になることがないような、年齢・出身・所属を超えた7人の日本画家によるグループ展を開催する。 

○魅惑のドールハウス展 12分の1のミニチュア世界(神奈川県横浜市西区高島・そごう美術館、1/20(金)~31(火)10:00~20:00※会期中無休。入館は閉館の30分前まで。)
今展では、2016年7月に開館した「箱根ドールハウス美術館」の所蔵品の数々でドールハウスの魅力をあますところなく紹介する。かつて世界の二大プライベートコレクションといわれたイギリスのヴィヴィアン・グリーン・コレクションとアメリカのモッツ・ミニチュアコレクションの貴重な作品から、現代の優れた作家の作品まで、ドールハウスやミニチュア小物約50点を展示する。 

○JAPAN FISHING SHOW 2017(神奈川県横浜市西区・みなとみらい・パシフィコ横浜、1/20(金)~22(日)※1月20日 ビジネスタイム10:00~14:00、一般14:00~18:00月1日月21日 ビジネスタイム9:00~17:00月1日月22日 一般9:00~17:00)
 新製品をいち早くチェックできるだけでなく、釣りの楽しさや奥深い魅力を、ライブ感あふれる演出で楽しめる。コアファンからビギナー、女性や子どもも楽しめるイベントやコーナーがますます充実。釣種エリアには、ソルト、バス、フライ、船に加えて、新たにへら鮒エリアが加わってパワーアップ。また、グルメコーナーには迫力満点の「まぐろ解体ショー」が登場する。チケットは、釣具店、オンラインチケットにて発売。

ねこねこわっしょい!6(大阪府大阪市北区本庄東・Neko gift shop neko neko、1/20(金)~23(月)11:00~19:00)
猫の隠れ家のような小さな一軒家の中に、あれもこれもがいっぱい詰まった猫イベント。 あなたの猫ちゃん柄で作るレジンブローチや、お好きな猫写真からノート等を作れる「ワークショップ」イベント限定看板猫「タルト」と一緒にくつろげる「カフェコーナー」あなたの猫ちゃんの為だけの猫グッズを会場でご注文頂ける「オーダーメイド猫グッズ」他、ハンドメイド猫雑貨の委託販売や、お土産にオススメの限定猫クッキーも販売! 

○土佐から来たぜよ!坂本龍馬展(岡山県岡山市北区丸の内・林原美術館、1/20(金)~3/12(日)10:00~17:00 最終入館16:30)
2017年は坂本龍馬暗殺から150年。本展は高知県立坂本龍馬記念館の全面的な協力の下、同館所蔵の龍馬に関する資料を展示。姉・乙女宛書簡をはじめ、暗殺現場にあった「血痕のついた掛軸」などを通じて、龍馬の人物像と波乱に満ちた生涯を辿る。“龍馬が最も愛した”という龍馬佩用の脇差(備前長船)も特別展示する。 

○平成28年度新春の展示会 春を待つ三次人形とひな人形~ひろしまの郷土人形と作家作品~(広島県三次市小田幸町・みよし風土記の丘ミュージアム(広島県立歴史民俗資料館)、1/20(金)~3/20(月)9:00~17:00※休館日:月曜日(ただし3月20日は開館))
明治時代から現代に至るまでの雛人形とともに、三次人形をはじめとする広島県に伝わる地域色豊かな郷土人形を展示する。ひな祭りや郷土人形という地域にねざす伝統文化に触れる機会とする。 

○石谷家のお雛さま展(鳥取県智頭町智頭・国指定重要文化財 石谷家住宅、1/20(金)~3/30(木)10:00~17:00※水曜日休館)
石谷家に代々伝わる、お雛さまを展示。期間は、旧お雛さまである3月30日まで。2月18日から3月20日は、鳥取県立博物館に所蔵の軸装「内裏雛」根本幽峨を展示する。また、母屋各部屋には町内外から寄贈されたお雛さまを展示する。

○岡田ゼミナール作品展「-光と影-」(福岡県福岡市博多区住吉・富士フイルムフォトサロン福岡、1/20(金)~25(水)10:00~18:30※木曜日休館)
講師岡田信義氏指導のもと、写真を学ぶゼミナール受講生で開催する作品展。着実に力を付けている彼らの作品をお楽しみに。 

池田学展 The Pen ―凝縮の宇宙―(佐賀県佐賀市城内・佐賀県立美術館、1/20(金)~3/20(月)※毎週月曜日休館(ただし3月20日は開館)※開館時間9:30~18:00(※1/27、2/17、3/10は~20:00))
わずか1mmに満たないペンの線から、自然と文明が共存する壮大な世界を描き出す画家、池田学(1973~)。驚くべきスケールと緻密さに満ちた彼の作品は、国籍や年齢を問わず多くの人を魅了してきました。 
このたび、アメリカで3年にわたり制作された巨大な新作《誕生》を筆頭に、これまでの作品ほぼすべてとなる約120点が集結する初の大規模個展を開催します。会期中は作家本人によるスペシャルトークなど、多彩なイベントも開催。国際的に高い評価を受ける池田が生み出す、驚異の作品世界は必見です。 

○上橋菜穂子と<精霊の守り人>展(鹿児島県鹿児島市城山町・かごしま近代文学館 文学ホール、1/20(金)~2/19(日)9:30~18:00 最終入館17:30※期間中の開催日:休館日の火曜日を除く)
『精霊の守り人』『獣の奏者』『鹿の王』などの著作で知られ、国際アンデルセン賞作家賞、本屋大賞受賞者である上橋菜穂子の物語世界を紹介する展覧会。インタビュー映像や文化人類学の研究資料の他、『精霊の守り人』や『鹿の王』の原稿、自筆のスケッチ、守り人シリーズの挿絵、マンガ『精霊の守り人』『闇の守り人』の原画など貴重な資料が展示される。期間中は「精霊の守り人」スタンプラリーが行われ、館内カフェで物語にちなんだオリジナルメニューが楽しめる。 

○IT津梁[しんりょう]まつり2017(沖縄県豊見城[とみしろ]市字豊崎・豊見城市民体育館、1/20(金)~21(土)10:00~17:00)
ふれる わかる 楽しむ ITアイランド。沖縄県主催の県内最大級「体験型ITイベント」。こどもプログラミング・360度VR・ITプラネタリウムなどのIT体験コーナーに、大人も楽しめるIT関連講演会や学校企業ブースも充実。ヒューマノイドロボットNAOのステージアトラクション、沖縄科学技術大学院大学の“わくわくプログラミング”体験、ネットいじめパトロール隊 高宮城修氏による社会人向けセミナーなど、親子でワクワク・イベント盛りだくさん! 
*沖縄IT津梁パークは、沖縄県が国内外の情報通信関連産業の一大拠点の形成を目指すビックプロジェクトである。「津梁」とは、アジアとの架け橋を意味している。 


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