記念日
□七五三
男の子は数えで3歳と5歳、女の子は3歳と7歳の年に、成長を祈って社寺にに参詣する。
3歳は髪を伸ばす「髪置き[かみおき]」、5歳は初めて袴をつける「袴着[はかまぎ]」、7歳
は本仕立ての着物と丸帯という大人の装いをする「帯解き[おびとき]」をそれぞれ祝う意味
がある。
●きものの日
全国2000店の呉服店で組織する日本きもの振興会が1966年の設立の時に制定。きも
のを着るシンボル的な日として、きものの美しさ、文化的要素をアピールしていくのが目的。
日付は古くから七五三のお参りの日であり、子供たちの成長を願う日としてきもの姿が似合
う日であることと、七五三に家族揃って着物で出かけてほしいとの願いから。
●こんぶの日
七五三の日に子供達に昆布を食べて丈夫になってもらおうと、日本昆布協会が1982年に
制定。
●かまぼこの日
日本蒲鉾水産加工業協同組合連合会が1983年に制定。
蒲鉾が始めて文献に登場したのが1115年の祝宴の膳の図に描かれていたもとされており
、この数字の並びから11月15日を記念日とした。
●生コンクリート記念日
全国生コンクリート工業組合連合会が制定。
1949年のこの日、生コンクリート(生コン)が初めて市場に出荷された。
●のど飴の日
1981年11月に、日本で初めて商品名に「のど飴」と名の付くのど飴「健康のど飴」を発売
したカンロ株式会社が制定。2011年の発売30周年を記念したもの。日付は発売月の11
月と、11月中旬より最低気温が1桁になり、のど飴の需要期になること、11と15で「いい
(11)ひと声(15)」と読む語呂合わせから。
●いい遺言の日
りそな銀行が2006年11月に制定。
「いい(11)い(1)ごん(5)」の語呂合わせから。
あわせて、この日から11月22日(いい夫婦の日)までをの1週間を「夫婦の遺言週間」とし
た。
●口腔がん検診の日
2008年11月15日に開催された「第21回歯科医学総会」において、口腔がん検診の普及
をテーマにシンポジウムが行われ、口腔がん撲滅運動のシンボル「レッド&ホワイトリボン」
が発表された。このことを記念して口腔がん検診の普及と啓発を目的に、社団法人東京都
玉川歯科医師会が制定。
●蔵(KURA)の日
信州を愛する大人の情報誌「KURA」(くら)の創刊日(2001年11月15日)を記念して、出
版元である長野県長野市のカントリープレスが制定。「KURA」は知恵や資産の詰まった蔵
になぞらえ、信州の暮らしに関わる「情報の蔵」を目指す人気月刊誌。
◇一般鳥獣狩猟解禁日
「狩猟法」に基き、この日から翌年2月15日まで鳥獣の狩猟が解禁される。北海道のみ、1
0月1日~翌年1月31日となっている。
※貞徳忌
歌人・古典学者(国学者)・俳諧師の松永貞徳[まちながていとく]の1653年の忌日。
家集:『逍遊集』 著作『新増犬筑波集』『俳諧御傘』
ラケナリア/ラシュナリア cape cowslip
【花言葉】「変化」「移り気」「継続する」「好奇心」
【概要】
ラケナリア/ラシュナリア(学名:Lachenalia)はユリ科(ヒアシンス科、キジカクシ科)ラケナ
リア属の多年草・球根植物。南アフリカに約90種が分布し、主に乾燥地に自生する。
秋に芽を出して生長を始め、冬~春に開花し、夏前に茎葉が枯れて休眠する。
属名のLachenaliaはスイスの植物学者「ベルナー・ド・ラ・シュナル(W.de la Chenal)」
の名から来ている。
花が下向きに垂れ下がるように付く「ペンジュラス・タイプ」と横から上向きに付く「ヒアシン
ス・タイプ」の2タイプに分けられる。
【特徴】
■原種・園芸品種
ラケナリア・アロイデス・アウレア(L.aloides var.aurea)
ペンジュラスタイプ。最も親しまれている種で、一般には「ラケアニア・オーレア」と呼ばれて
いる。ラケアリア・アロイデスの変種の1つ。
草丈は10~40cm、葉は披針形で2枚出て対生する。
開花期は2~3月くらいで、茎先に総状花序(柄がある花が花茎に均等に付く)を出し、長さ
3cmくらいの筒状の花を垂れ下げて付ける。蕾はオレンジ色で、成熟すると濃い黄色になる
ので、花茎の先端と基部では花色が異なる。花後にできる実はさく果(熟すると下部が裂
け、種子が散布される)である。
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/004/947/01/1/P1070274.jpg
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/002/691/16/1/R0056308.JPG
ラケナリア・ルビダ(L.rubida)
ペンジュラスタイプ。和名「アフリカン・ヒヤシンス」。葉を2枚出して花茎葉20cm前後伸び
る。開花期は10~12月で、ラケナリアの中では最も早く花を咲かせる。花の色は緋色。
http://www.kokkaen-ec.jp/products/detail_image.php?
product_id=93342&image=main_large_image
ラケナリア・ビリディフローラ(L.viridiflora)
草丈約25cm、葉は披針形で2枚が対生し、斑点のあるものと無いものがある。
開花時期は晩秋~初冬。茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等に20輪前後付く)を出
し、長さは約2.5cmの筒状花を横向きあるいは上向きに付け、花の色は翡翠色に緑のぼ
かしがある。
http://hayanoengei.up.n.seesaa.net/hayanoengei/image/IMG_2341.JPG?
ラケナリア・コンタミナータ(L.contaminata)
ヒヤシンスタイプで開花期は主に冬~春。長さ20cmほどの花茎を伸ばし5mm~1cm程
の白花で花弁の先端が赤茶色に色付く花を穂状に咲かせる。葉には斑点がないが、花茎に
は入る。根際から生える葉は線形で数本~10本ほど生える。英名ワイルド・ヒヤシンス。
http://www.plantweb.co.za/Plant_Pictures/Lachenalia/Lachenalia_contamina
ta/Wallpaper/thumbnails/Lachenalia_contaminata_2209_habitat_1024x768.
【詳しい育て方】
■季節・日常の手入れ
枯れた花はこまめに摘み取り、一通り咲き終わったら花茎を付け根から切り落とす。
■日当たり・置き場所
生育期(発芽~枯れるまで)は十分日に当てて育てる。寒さに弱く霜に当ると枯れてしまうた
め基本的には庭植えはできない。霜の発生しない地域ではベランダの日溜りなどで越冬で
きるが、できれば11月頃までには室内に取り込んで栽培する。室内でも窓際に置いてよく
日に当てる。
暖かいと茎が伸び過ぎて花が咲く頃にはひょろひょろになってしまうので、暖房の当たる場
所には置かない。生育適温は10℃~18℃。
梅雨前に葉が枯れて休眠に入ったら、鉢ごと涼しい日陰に置く。植え替えや分球は秋に行
う。
■水遣り・肥料
過湿似すると球根が腐ってしまう。乾燥によく耐えるので土の表面が乾いてからたっぷりと
与える。花後に黄色く葉が枯れてきたら水遣りの回数を減らして、夏の休眠期には水を断
つ。
肥料は植え付ける際に土の中に緩効性の肥料を混ぜ込む。追肥は開花時期に液体肥料を
2000倍に薄めたもの(通常の草花に与える倍の薄さ)を2週間に1回与える。
生育期を通して肥料は少量でよく、充実した球根なら植え付ける際に混ぜる肥料だけで十
分育つ。
■用土
水はけがよくなおかつ水もちのよい土が適している。赤玉土小粒5:ピートモス3:バーミキュ
ライト2の割合で混ぜた土を使用する。
■植え替え・植え付け
球根は秋咲きは9月、冬~春咲きは10月頃に植え付ける。5号鉢(直径15cm)に小さい球
根なら5球、大きめのものなら3球が目安。球根が隠れるくらいの浅植え(深さ2cmくらい)に
して芽が出るまで日陰に置く。芽が出るまで極端に乾かさないようにし、発芽後は十分日光
に当てて乾かし気味に育てる。
球根が腐りやすいので毎年秋に新しい用土で植え替えた方がよい。面倒なら2~3年植え
放しでも構わない。
■ふやし方
親球の周りに自然と子球ができてふえていく。掘り上げた際に親球から子球をはずして貯蔵
しておき植え付け適期に植える。
また、タネまきや葉挿しでもふやすことができる。
■かかりやすい病害虫
特にない
■まとめ
寒さに弱いので鉢植えで育てる
過湿に注意。水は土が乾いてから与える
休眠期は断水し、鉢ごと涼しい場所へ