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11月13日「うるしの日」 誕生花:センリョウ(千両)

2013-11-13 00:19:51 | 雑記

 記念日

うるしの日

日本漆器協会が1985年に制定。

平安時代のこの日に、文徳天皇の第一皇子・惟喬[これたか]親王が、京都の嵐山の法輪

寺に参籠し、その満願の日のこの日に漆の製法を菩薩から伝授されたという伝説から。

この日は、以前から漆関係者の祭日で、親方が職人に酒や菓子などを配り労をねぎらう日

であった。

http://www.shigahochi.co.jp/info.php?id=A0000355&type=article

いいひざの日

寒さが増しひざ膝が痛み出す時期にコンドロイチンZS錠などの関節痛の薬を開発するゼリ

ア新薬工業株式会社が、ひざ関節痛の治療や予防を広く呼びかけるために制定した日。日

付の理由には覚えやすいように、11と13で「いい(11)ひざ(13)」と読む語呂合わせも含

まれている。

茨城[いばらき]県民の日

茨城県が1968年に制定。

1871年旧暦11月13日、府県統合によって「茨城県」の名称が初めて使われた。この時、

誕生した茨城県は現在の茨城県北部に相当し、1875年に新治県および千葉県の一部を

編入して現在の県域となった。

県名は県成立時に県庁所在地であった郡名による。郡名の「茨城」の由来は『常陸国風土

記』には黒坂命が賊を討つため茨で城を築いたとされる話や茨で退治したという話がある。

●消費者がつくったシャンプー記念日

自分たちの髪の悩みから「消費者にしかできない商品づくり」に取り組み、シャンプーを開発

、さらに1000を超える試作を重ねて改良し、その商品が多くの人に愛されている熊本市に

本社を置く株式会社ネイチャー生活倶楽部が制定。日付は11と13を「いいかみ(髪)」と読

む語呂合わせから。

※空也忌

踊念仏の開祖とされる平安時代の僧・空也[くうや]の忌日。

956年11月13日、空也が奥州への遊行に出発する際に、「この日を命日とせよ」と言っ

たことから11月13日を忌日とする。空也は972年9月11日、京都の現在の六波羅蜜寺

で亡くなっている。 

 センリョウ(仙蓼/千両)

【花言葉】「可憐」「恵まれた才能」「富貴」「裕福」「利益」

【概要】

センリョウ(仙蓼/千両、学名:Sarcandra glabra)はセンリョウ科センリョウ属の常緑小

低木。林内に生育し、また冬に赤い果実を付けて美しいので栽培される。東アジア~インド

に分布する。日本では南関東・東海地方~九州・沖縄までの比較的暖かい常緑樹林下に自

生している。

センリョウは、正月の縁起物としてよく飾られるが、それは繁盛を象徴する「千両」というお金

に喩えられた名前だけではなく、センリョウが幸福を招く神聖な植物と言われているからであ

る。和名の由来は、赤い実の美しさが百金にも勝る、という意味から。江戸後期までは、「千

両」とは書かず、「仙蓼」の字を使ったが、これは茎が蓼に似ていて、赤い実が「仙物」=「縁

起物」とされたからと言われている。中国名は「接骨木」、「草珊瑚」。

属名のSarcandraは、古い中国名から来たとされる。種小名のglabraは「無毛の」という意

味である。

【特徴】

樹高は50~100cmくらい。葉は長さ10cm前後の楕円形で対生し、縁には鋭い鋸歯があ

る。葉の色は濃い緑色で表面にはツヤがある。

開花期は7~8月で、枝先に疎らに穂状花序(柄のない花が花茎に均等に付く)を出し、黄

緑色の小さな花を付ける。花には花被はなく、ずんぐりした雌蕊の脇から雄蕊が出る。

結実時期は10月~2月頃である。葉の上に付く直径5~6mmの球形の実は核果(水分を

多く含み中にタネを1つある)で、熟すと赤くなる。果実になっても、雌蕊、雄蕊の痕跡は残

り、果実の頂の点は雌蕊の柱頭の跡、横腹の小点は雄蕊の跡である。

ところでセンリョウは被子植物だが、導管は裸子植物のような仮導管で、そのために無導管

植物と呼ばれ、系統的には原始的な植物である。

変種に熟すとオレンジ色っぽい黄色に実が色付くキミノセンリョウ(var.flava)がある。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/49/Sarcandra_glabra1.jp

g

(黄白色のものが雄蕊)

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/3f/Sarcandra_glabra3.jp

g

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Sarcandra_glabra_20

101209_c.jpg

・キミノセンリョウ

http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_863.htm

【詳しい育て方】

季節・日常の手入れ

剪定

地際からたくさん枝を出す「株立ち」になるが、ほとんど枝分かれせず真っ直ぐ伸びていくの

で放任しておいても姿形は乱れることは少なく、剪定の必要はさほどない。

ただし、枝が茂る過ぎると風通しが悪くなり、根本が蒸れてしまって葉を落とすことがあるの

、枝数が多く茂り過ぎた場合は切り詰めて枝数を減らす。作業の適期は12~1月で、実が

なっている枝を地面ぎりぎりのところで切り落とし、まだ実の付いていない若い枝を残して育

てていくのが基本となる。また、地際に短い枝のある場合も高温多湿期に蒸れの原因になり

やすので同様に切り落としておく。全ての枝をばっさりと短く刈り込んでしまうと株が弱るので

避ける。

実が付かない理由

初夏に花が咲いた後に実が付かなかった場合は、極端な日照不足や水切れなどが考えら

れる。また、天候的原因として、開花時期に長雨が原因で花粉が流されてしまい、ちゃんと

受粉できずに実が付かないこともある。

日当たり・置き場所

自生のものは常緑広葉樹の下など一年を通して薄日の当たるような場所に生育している。

強い直射日光や西日は非常に苦手で半日陰の場所を好む。日射しが強いと葉が黄色っぽ

くなり生育が衰えたり枝枯れを起こすことがあるので、一年を通して判日陰の場所が適して

いる。

もともと暖かい地方の植物なので、寒さに弱い面がある。地植えにする場合は東北南部より

南の地方が適している。寒さの厳しい地方では鉢植えで育てて冬は霜や寒風を避けられる

場所に移動させる。霜や寒風も強い日射し同様、枝枯れの原因となる上に、乾いた寒風は

花芽も枯らしてしまうことがあり、翌年の実付きも期待できない。

水遣り・肥料

地植えの場合、適湿地に植えていれば特に水遣りの必要はない。鉢植えにしているものは

土の表面が乾いたらたっぷりと与える。

肥料は年1回、2月頃に化成肥料や油かすと骨粉を等量混ぜたものを株の周りに少量施

す。肥料は多ければよいというものではなく、センリョウに関してはむしろ少ない方が株も寸

がつまって状態でバランスよく育ち実付きも良くなる。多いとその逆で枝葉ばかり伸びて茂っ

て実付きも悪くなる。特に窒素分が多いと顕著にその症状が出るので気をつける。

■用土

腐葉土などの腐植質がたくさん入った適湿な土を好み、乾燥地は嫌う。鉢植えの場合、赤玉

土8:腐葉土2の割合で混ぜた土を用いる。

■植え替え・植え付け

植え付けの適期は暖かくなる5月もしくは暑さの和らぐ9~10月中旬である。地植えの場合

は植える場所に腐葉土や堆肥を多めに混ぜ込んでおく。

鉢植えの場合、新芽が地面から伸びてこなくなったら鉢の中が根でいっぱいになっている可

能性が高いので一回り大きな鉢に植え替える。

ふやし方

挿し木、タネまきでふやすことができる。

挿し木は5~6月が適期。枝を2~3節のところで切り取り、先端の葉4枚を残して下の葉は

取り除く。その4枚の葉も大きい場合は先端を1/3ほど切り取って、葉の面積を小さくして余

計な水分が出て行くのを抑える。1時間ほど吸水させてから赤玉土を入れた鉢に挿す。

タネまきは熟した果実を採って果肉を取り除き土にまく。芽が出るまで3~4ヶ月かかるの

で、乾かさないように管理する。タネまき後順調に育って3年も経つと実を付ける株に生長す

る。タネまきの適期は3月頃である。

かかりやすい病害虫

特にない。

まとめ

半日陰の場所を好む

寒さに弱く寒風や霜に当ると枝枯れを起こすので注意

肥料は控えめにする

http://www.youtube.com/watch?v=YHih5iZmP8w