記念日
▲世界糖尿病デー(World Diabetes Day)
糖尿病の全世界的脅威を認知するための国際デー。
インスリンを発見したカナダのバンティング医師の誕生日。
元々国際糖尿病連合(IDF)と世界保健機関(WHO)が定めていた記念日であったが、20
06年12月20日、国連で「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」が採択され、あわせて
世界糖尿病デーが国連の記念日として認定された。
●パチンコの日
全国遊技業協同組合連合会(現・全日本遊技事業協同組合連合会)が1979年に制定。
1966年のこの日、同会が通産省から正式な認可を受けた。
「パチパチ」の語呂合わせで8月8日にするという案もあったが、8月は2月とともに「ニッパ
チ」と呼ばれるように客の数が減る月であるため、ボーナス期を控え客の数が増加の見込ま
れる11月を記念日とした。
●ウーマン・リブの日
1970年のこの日、東京・渋谷で女性解放運動を高めるための日本初のウーマンリブ大会
が開催された。
●いい石の日
山梨県石材加工業協同組合が1999年に制定。
「いい(11)石(14)の語呂合わせと、石工職人が尊ぶ聖徳太子の命日であるこの日を「太
子講」としていたことから。
●いい樹脂の日
中部日本プラスチック製品工業会が制定。
「いい(11)じゅし(14)」の語呂合わせ。
●盛人の日
日本ベテランズ倶楽部が2001年に制定。
「いい(11)とし(14)」の語呂合わせ。
●アンチエイジングの日
NPO法人アンチエイジングネットワークが制定。
「いい(11)とし(14)」の語呂合わせ。
●医師に感謝する日
医療施設支援事業を宴会する株式会社Dプラスが制定。お世話になっている主治医に感謝
の気持ちを込めてハンカチを贈ろうと提案している。日付は11が人と人(患者と医師)の結
び付きを表し、14が医師を意味する語呂合わせから。患者と医師によってより良い医療を
進めるのが目的。
●埼玉県民の日
埼玉県が1971年に制定。
1871年のこの日、廃藩置県によって埼玉県が誕生した。
1871年に埼玉県と入間県が誕生し、1973年に入間県は群馬県と合併し熊谷県となった
が、1876年に熊谷県の一部が埼玉県と合併して現在の県域となった。
県名は、県成立時の県庁所在地「岩槻」の旧郡名による。「埼玉」の名は、武蔵野国多摩郡
の奥にある土地の意味で「さきたま(前多摩・先多摩)」が転じたとする説。埼玉郷は現在の
行田市付近にあたり、「さき(前)」「たま(湿地の意味)」の意味で、転じたとする説。その他、
「さきたま(幸魂)」が転じたとする説などがあるが、はっきりしない。
奈良時代の『万葉集』には「前玉(さきたま)」「佐久多万(さきたま)」の例が見られる。
●大分県民の日
「大分県あすをつくる県民運動推進協議会総会」で決議。
1871年のこの日、廃藩置県によって初めて大分県という名称が使われた。
「大分」の名の由来は、狭くて入り組んだ地形に多くの田が造られている様子を形容した「多
き田」が転じて「大分」となったとするのが最近の定説。
●ギネス世界記録の日(11月第2木曜日)
ギネス・ワールド・レコード社が2005年に制定。
世界各地でギネス世界記録に挑戦するイベントが開催される。
●全国糖尿病週間(11月14日を含む週・月曜日~(11月11日~17日))
日本糖尿病協会が1965年から実施。
世界糖尿病でー(11月14日)を含む1週間。
ノジギク(野路菊)
【花言葉】「真実」
【概要】
ノジギク(野路菊、学名:Crysanthemum japonense)はキク科キク属の多年草。野菊の
1種。牧野富太郎が発見・命名。日本の在来種で、本州(兵庫県以西)・四国・九州の瀬戸内
海・太平洋岸近くの山野・傾斜地などに自生する。栽培種の小菊(コギク)の原種の一つ。
属名のCrysanthemumはギリシア語の「crysos(黄金色の)」+「anthemon(花)」から来
ている。種小名のjaponenseは「日本の」という意味である。
【特徴】
草丈は50cmほどでよく枝分かれをし群落を形成する。茎の基部は倒れて上部が斜上する
ことが多いが、傾斜地などでは懸崖状になる。
葉は互生し、長さ3~5cm、幅2~4cmほど。形状は広卵形で、5(または3)裂して、縁に
は鋸歯がある。裏面に毛が生えており白っぽく見える。
短日性で、開花期は10月下旬~11月。直径3~5cmの花(頭状花序)を付け、白色の舌
状花と黄色の筒状花を持つ。舌状花の形や数は個体によってかなりの差が見られる。咲き
終わりには舌状花は赤みを帯びる。
花の後にできる実は痩果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見える)で
ある。種子は春に発芽し、越冬した茎から新芽が出て大株になる。
セトノジギクやアシズリノジギクなどの変種がある。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/ed/Chrysanthemum_jap
・アシズリノジギク(var.ashizuriense)
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/2c/Chrysanthemum_jap
【詳しい育て方】
■季節・日常の作業
切り戻し
枝を多くして花芽を増やすため5~6月に1/3~半分を残して上部を切り取る。伸びてきた
枝が、さらに伸びすぎるようなら、もう1回、伸びてきた枝の先端を摘み取っても構わない。
花がら摘み
終わった花は種が散らないうちに切り取る。放置すると雑種化したものが育ち、生育旺盛で
元からあったものを駆逐してしまうことがある。
■栽培環境
年間を通して風通しの良い日向で育てる。真夏も日除けなど必要ない。庭植えの場合は10
~30cmほど盛土をした上に植えると根腐れの心配がない。
■水遣り
表土が乾いたら十分に与える。比較的乾燥には強いが、度々水切れを起こすと下葉が枯れ
上がってみすぼらしくなる。庭植えの場合はほとんど水遣りは必要ない。
■肥料
植え替えの際にリン酸とカリウムの多い緩効性化成肥料を3号鉢で1~2摘み施す。4~9
月に、1週間に1回、1000倍に薄めた液体肥料を施す(春の間だけ親指大の油かすの玉
肥を3号鉢で1~2個追肥してもよい)。庭植えの場合はほとんど必要ない。
■用土
水はけの良い土ならほとんど土質は選ばない。赤玉土小粒7:腐葉土3の配合土のほか市
販の草花培養土でもよく育つ。盆栽仕立てにする場合は、鹿沼土小粒1:赤玉土小粒1:軽
石小粒1の配合土を用いる。
■植え替え・植え付け
2~3月、芽出し直前に植え替える。よくふえてすぐに根詰まりを起こすので鉢植えは毎年植
え替える。盆栽仕立ての場合は数年で1回でも構わない。庭植えの場合は特に植え替えの
必要はないが、3年に1回は掘り上げ株分けをする。予定外の場所に生えてきたものは抜く
か、早めに移植する。
■ふやし方
株分け、挿し芽でふやすことができる。
株分けは2~3月の芽出し直前が適期。3~5芽で1株になるように分ける。
挿し芽は5~6月に、新芽の先端を挿す。茎の途中の部分を切って挿しても根付くが生長が
劣る。
■かかりやすい病害虫
病気:うどんこ病、黒班病、褐班病
黒班病、褐班病になると焦げ茶色~黒色の班点が葉にでき、それが広がっていく。下葉から
枯れ上がり、ひどい場合は落葉する。黒班病は健全な部分と病気の部分がはっきりしてい
て、褐班病はややぼやけている点が違うが、とてもよく似ていて区別が難しい上に、同時発
生する場合がある。梅雨と秋の長雨の時期に発生する。
害虫:アワダチソウグンバエ、アザミウマ、キクスイカミキリ、アブラムシ、ハダニ、ヨトウムシ
アワダチソウグンバエはグンバエの1種で、6~10月に発生する。セイタカアワダチソウで
越冬する。葉の裏に寄生して汁を吸う。葉の表面が白くかすれたようのなり、ひどい場合は
葉が黄色く変色して落葉する。ふんにカビは生えて黒く汚れる(すす病)こともある。
キクスイカミキリの成虫は黒っぽい体長1cm程の小さなカミキリムシで、4~6月に周辺の
ヨモギや前年発生した株から飛来する。成虫は茎を齧りそこに卵を産み付ける。するとそこ
から先端は枯れてしまい、更に幼虫が茎の内部を食い荒らして根本まで降り、全体を枯らし
てしまう。成虫は見つけ次第捕殺し、被害部分を見つけたらすぐに切り捨てて幼虫を駆除す
る。周辺にキク科の雑草を生やさないことも有効な予防策である。
・アワダチソウグンバエ
http://www.azami.sakura.ne.jp/animal/komatugaike-
ikimono/2012/awadatisougunbae-20120817.jpg
・キクスイカミキリ
http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/03/0000387403/16/img6cd57851zik
■まとめ
5~6月に切り戻しを行う
日当たりと風通しの良い場所で育てる
人工照明が当たる場所は避ける