記念日
●ホームビデオ記念日
1969年のこの日、ソニー、松下電器、日本ビクターが世界初の家庭用VTRの規格「U規
格」を発表した。
しかし、値段の高さやカセットテープの大きさなどから家庭用には普及せず、各社が小さい
サイズのテープを使用した規格を構築し出した。最終的にはソニーのベータ方式とビクター
のVHS方式に収斂され、以降両陣営の熾烈な争いが繰り広げられることとなった。
●おしぼりの日
全国おしぼり協同組合連合会が2004年に制定。
10月は「て(=ten)」の語呂合わせと10本の指から、29日は「ふ(2)く(9)」(拭く)の語呂
合わせで、「手を拭く」の意味。
●トニックの日
生活用品、化粧品などを幅広く扱う日本を代表するメーカーの花王株式会社が制定。自社
の抜け毛を抑え、コシのある髪を育てる「サクセス薬用育毛トニック」など、男性化粧品のヘ
アトニック、育毛トニックをアピールするのが目的。日付は10と29で「ト」(10)「ニック」(29
)と読む語呂合わせから。
●てぶくろの日
福岡県久留米市に本社を置く株式会社東和コーポレーションが制定。手を使うことで進化し
てきた人類。そんな大切な手を守る作業用手袋にもっと関心をもってもらうのが目的。日付
は10と29で「て(10)ぶ(2)く(9)ろ」(手袋)の語呂合わせと、素手で行う作業がつらくなり
、手袋をし始める時期に入ることから。
●東佃の日(トウツクノヒ)
東京都佃煮惣菜工業協同組合が、佃煮などをPRするために制定。日付は組合の前身であ
る3つの組合が合併に合意した日と、10と29で「トウツク)と読む語呂合わせから。
ツノナス(角茄子) nipplefruit / apple of Sodom
【花言葉】「偽りの言葉」「私の想い」
【概要】
ツノナス(角茄子、学名:Solanum mammosum)はナス科ナス属の多年草。園芸上は一
年草扱い。観賞用に栽培される。和名は、ナス科の植物で卵形の黄色の果実に角状の突
起があることに由来する。果実の形に由来してさまざまな別名・愛称がある。
果実がキツネの顔に似ていることからフォックスフェイスやキツネナス(狐茄子)と呼ばれる。
また、カナリアがとまって見えることからカナリアナス(金糸雀茄子)とも呼ばれる。英語では
果実の形からnipplefruit(乳首状の果実)やapple of Sodom(ソドムのリンゴ)などと呼
ばれる。
属名のSolanumはラテン語の「solamen(安静)」から来ているという説がある。種小名の
mammosumは「乳房状の」という意味で、果実の形に由来する。
【特徴】
草丈は1~2m。葉は心臓形~卵円形で縁に大きな鋸歯があり、互生する。
8~11月に葉腋に径3cm程の青紫色のナスの花に似た星形の花を数個付ける。花冠は
深く5つに裂け、裂片はナスのそれよりも細長く外側に反り返る。
花後に付ける実は真果(果実の大部分が成熟した果皮からなるもの)である。長さ7cm程
の黄色い卵形で角状の突起がある。毒性があり、食用にならない。
・花
http://hanazukan.hanashirabe.com/image/v1762100.jpg
・果実
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/f2/Buahapaini.jpg
【詳しい育て方】
■季節・日常の管理
生長が速くしかも草丈が高くなるので倒れないように支柱を立てる。支柱の長さは大きくなる
ことを見越して最初から長めのものを用意する。特に風の強い場所では倒れやすいので枝
ごとにしっかり支柱を立てた方が良い。
自然に枝分かれするが、全ての枝を育てると栄養が分散してしまい実付きなどに影響する
ので下の方から出た脇芽は早めに摘み取る。
ある程度生長した時点で蕾の付いていない芽は取ってしまっても構わない。
花が咲いてその後に小さな実を確認できるようになったら頂点の茎を摘まんで、それ以上生
長できないように芯止めをする。これも果実に十分に栄養が行くようにするためである。
果実が十分に大きくなった頃に果実の周りの葉を全部摘み取ってしまう。これは葉を取るこ
とによって果実に直接日が当たるようになり色付きがよくなるからである。
■日当たり・置き場所
日当たりのよい場所を好む。また草丈が高くなり倒れやすいのであまり風が強い場所は適さ
ない。十分に日が当たらないと実付きが悪くなる。
複数育てる場合は株と株の間を十分に開けて日光が当たるようにする。畑で育てる場合は
1m以上開けて育てた方がよい。
■水遣り・肥料
乾いたら水をたっぷりと与えるようにする。ある程度耐湿性がある植物であるので、多少水
を遣り過ぎても枯れる可能性は低い。鉢植えにしていると乾きやすいので(特に夏に)気をつ
ける。
肥料はやや多めに与える。実を付け熟すまでが栽培期間になるので、花ものに比べると栽
培期間が長いと言える。植え付ける際に予め土に緩効性の肥料を混ぜておき、植え付け1
ヶ月後に追肥を与える。この時気をつけたいのが窒素分の多い肥料を与えると葉ばかり茂
って花付きが悪くなり結果実付きも悪くなるので注意が必要。液体肥料を使用する場合は1
週間に1回、500倍に薄めたものを追肥として与える。
■用土
やや水はけの悪い場所でも育てることができる。理想としては保水性のよい土が適してい
る。砂質の土壌では育ちにくいのでできれば避ける。鉢で育てる場合は、野菜用の培養土
などを利用する。畑で育てる場合は予め苦土石灰や堆肥を十分混ぜておく。
■植え替え
冬には枯れてしまうので、いったん植えつけると植え替えの必要はない。鉢植えで育てる場
合はある程度育った苗を6号鉢(直径18cm)に植えて育ってきたら更に大きな鉢(10鉢:
直径30cm)に植え替えるというように、生長の段階に合わせて植え替えた方が根のまわり
もよい(鉢上げ)。植物の大きさや生長から考えても10号鉢よりも小さい鉢では十分に育た
ない。
■ふやし方
タネをまいて育てる。タネの発芽温度が25℃と高めなので、あまり早くタネをまきすぎると発
芽しないこともあるし、あまり遅いと実が付く前に寒さで枯れてしまう。タネまきの適期は3月
下旬~5月はじめ。また、発芽後の苗の初期成育はゆっくりで低温で枯れることもあるので
ある程度大きくなるまでは遅霜の被害にあわないようにする。
■かかりやすい病害虫
病気:特になし。 害虫:特になし。
ヨトウムシヤエカキムシ、ナメクジなどによる葉の食害が見られることがある。
風通しが悪く高温多湿の時期にウドンコ病の発生が見られることがある。
■まとめ
タネをまいて育てる
倒れないように支柱を立てる
肥料はやや多めに与える