記念日
●原子力の日
日本政府が1964年に制定。
1963年に、茨城県東海村の日本原子力研究所で、日本初の原子力発電が行われた。
また、1956年のこの日には日本が国際原子力機関(IAEA)に加盟した。
●反原子力デー
「原子力の日」に因み、各地で原発反対の運動が行われる。
●柿の日
全国果樹研究連合会カキ部会が柿の販売促進を目的に2005年に制定。日付は俳人の正
岡子規が1895年10月26日からの奈良旅行で、有名な「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」
の句を詠んだとされることに因む。また、地域によって違うが柿の旬の中心的な時期に当た
ることもその理由の一つ。
●青汁の日
多くの人に青汁で健康になっていただきたいと青汁のトップメーカー、株式会社アサヒ緑健
が制定。日付は10を英語のアルファベットIO(アイオー)に見立てて「青」と読み、26を「汁
[しる]」と読む語呂合わせから。
●きしめんの日
愛知県のきしめんをもっと多くの人にもらおうと、愛知県製麺工業協同組合が制定。日付は
食欲の秋である10月と、「きしめん」の特徴であるツルツル感を2(ツ)と6(ル)で表した26
日の組み合わせから。「きしめん」は茹でた麺に熱い汁をかけ、油揚げや鶏肉などの具と共
にかつお節やネギを入れて食べることが多く、これからの季節はさらに美味しくなる。
●デニムの日
岡山県のデニム・ジーンズ企業で構成される岡山デニム協同組合が制定。世界中で親しま
れている岡山のデニム製品の素晴らしさをより多くの人に知ってもらうことが目的。生地、染
色、裁断、縫製、風合い、デザインなど、その高い技術力とこだわりのものづくりで知られる
岡山ジーンズをさらにPRし、国内外で展示会などを行い、「世界の岡山ジーンズ」と呼ばれ
ることを目指している。日付は10と26で「デ(10=ten)ニ(2)ム(6)」の語呂合わせから。
●どぶろくの日
「御園竹」「牧水」などの銘柄で知られる長野県佐久市(旧望月町茂田井)にある明治元年創
業の老舗の蔵元「武重本家酒造株式会社」が制定。濁酒[どぶろく]の魅力を広めるのが目
的。日付はどぶろくのシーズンが始まる10月下旬であり、10(ど)と26(ぶろく)で「どぶろく
」と読む語呂合わせから。武重本家酒造株式会社では「十二六甘酸泡楽[じゅうにろくかんさ
んほうらく]」を略して「どぶろく」という濁酒を販売している。
●青森のお米「つがるロマン」の日
青森県で作付けされている美味しいお米「つがるロマン」を全国にPRしようとJA全農あおも
りが制定。日付は実りの秋の10月と、26日を「つがる(2)ロマン(6)」と読む語呂合わせか
ら。
ツンベルギア(ヤハズカズラ[矢筈葛]) brack-eyed Susan vine
【花言葉】「美しい瞳」「黒い瞳」
【概要】
ツンベルギア(ヤハズカズラ、Thunbergia)属はキツネノマゴ科の属で、アジアの熱帯・亜
熱帯とマダガスカル及びアフリカの中南部に100種以上が自生。一年草、多年草または低
木で、直立性のものと蔓性のものがある。葉は対生し、楕円形・被針形・ハート型などをして
いる。花はラッパ型の合弁花で、葉腋または茎頂に単生するものが多いが、総状花序をなす
ものもある。花色は黄色・オレンジ色・白・空色などで花冠の芯の部分に黒い目があるもの
が多い。ヤハズカズラ(矢筈葛、Thunbergia alata)は家庭用の草花として栽培されてい
る。また、大きな花の咲くベンガルヤハズカズラ(T.grandiflora)は、観光植物園の温室で
見かけることがある。
和名のヤハズカズの由来は葉の形が矢筈に似て、蔓性植物であることから。
属名のThunbergiaは、スウェーデンの植物学者カール・ツンベルグ(C.P.Thunberg)に
因んだものである。
【種類別特徴】
ツンベルギア・アラータ(ヤハズカズラ、Thunbergia alata)
熱帯アフリカ原産の蔓性多年草で、世界各地で野生化。寒さに弱いため、日本では春まき
一年草として扱われる。茎は角張り、稜の部分に翼があり、全体に粗い毛が生えている。
葉はハート型で、縁には粗い鋸歯がある。
花は夏~初秋(6~9月)にかけて開花し、直径3cmくらいのロート状の合弁花で先が5裂し
,花の色はオレンジ色または白で、芯は黒に近い紫色(紺色)になる。
日本には明治時代に入ってきた。行燈仕立ての鉢物として流通している。
種小名のalataは「翼のある」という意味で、茎の形態に由来する。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/2a/Thunbergia_alata.JPG
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/a9/Starr_010419_0035_
ツンベルギア・グランディフロラ(ベンガルヤハズカズラ、T.grandiflora)
インド~東南アジア原産の蔓性低木で、蔓は非常に長く10mほどに伸びる。葉はハート型
で細い毛が密生し、縁には粗い鋸歯があリ、対生する。
開花期は春と秋で、花房は藤のように房状に垂れ下がり10数輪の花を次々と花を咲かせ
る。花の大きさは径8cmくらい、色は淡い青紫色、花冠は筒状で先が5つに裂ける。
白色のアルバ、葉に白い縁取りが入るヴァエリガタなどの園芸品種がある。
http://biogeodb.stri.si.edu/bioinformatics/dfmfiles/files/c/15581/15581.jpg
ツンベルギア・エレクタ(コダチヤハズカズラ、T.erecta)
熱帯西アフリカ原産の蔓性低木で、樹高1~2mになる。花色は青紫色で筒状部分の内
側(芯)が黄色になる。日本には昭和初期に導入された。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/f3/Thunbergia_erecta0.jp
ツンベルギア・マイソレンシス(マイソルヤハズカズラ、T.mysorensis)
原産地はインド南部。蔓の長さは10mにもなる。葉は披針形で対生する。
開花期は3~8月で、長さ1mにもなる総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を垂れ下
げる。花径は4~5cmで花筒の内部は濃い黄色で、花冠を包む苞は鮮やかな赤褐色をし
ている。花冠の裂片が反り返るので、花は縦長に見える。
http://toptropicals.com/pics/garden/2004/4/4869.jpg
【詳しい育て方】
■手入れ
蔓が伸びる種類は早めに支柱を立てて、蔓を誘引する。蔓が混み合い過ぎると風通しが悪
くなって害虫が出やすい上に全体的に見苦しくなるので、蔓はバランスよく配する。
タネや小苗から育てる場合、本葉が5~6枚のときに摘心すると、下の方から芽が数本出て
きてボリューム感が増す。
花がら(萼の中身がスカスカなもの)摘み穂はこまめに行う。
■日当たり・置き場所
日当たりの良い場所で元気に育つ。やや寒さに弱く、冬は3℃程度の気温があったほうが無
難である。寒風や霜、凍結に気をつけベランダや軒下、室内の日当たりに置く。暖地では屋
外で越冬できる。
■水遣り・肥料
春~夏の生育期には、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与える。夏は乾きやすいので注
意する。冬は寒さで生長が鈍るので、水遣りの回数を減らして、乾かし気味にする。
春から秋は蔓を伸ばして花を咲かせる生長期なので、固形肥料を2ヶ月に1回くらい与え
る。冬は基本手には要らないが、蔓や茎が新たに伸びてくるようなら、薄めの液体肥料を月
1回与えてもよい。
■用土
水はけの良い用土が適する。鉢植えなら赤玉土小粒7:腐葉土3の割合の配合土を使う。
■植え替え・植え付け
1~2年に1回程度植え替える。植え替え・植え付けの適期は気温が十分上がる4月下旬
~5月。蔓性品種は生育旺盛で、鉢が小さいとすぐに根詰まりを起こすので、生育に応じて
鉢増しを行う。
■ふやし方
挿し木、タネまきでふやせる。
挿し木は気温が高い時期ならいつでも可能。適期は5~7月で枝を2節ほど切って清潔な土
に挿す。明るい日陰で乾かさないように管理する、
発芽温度が20℃以上なので、タネまきは4月下旬以降に行う。気温が低いと発芽しないの
で早まきは禁物。
■かかりやすい病害虫
春と秋にアブラムシ、夏にハダニが発生する。見つけ次第薬剤を散布して駆除する。
■まとめ
花がら摘みはこまめに
日当たりの良い場所で育てる
水・肥料は生育期に切らさないように
http://toptropicals.com/pics/garden/2004/4/4869.jpg