記念日
▲国際吃音啓発の日(International Stuttering Awareness Day)
国際吃音者連盟・国際流暢性学会などが1998年に制定。
吃音(どもり)についての理解啓発を求める日。
●平安遷都の日、時代祭
794年のこの日、桓武天皇が長岡京から山背国葛野郡宇太村[やましろのくにかどのぐん
うだむら]の新京に移った。平安京と命名されたのはその年の11月8日だった。
平安遷都1100年を記念して1895年に創建された平安神宮の例祭・時代祭はこの日に
開催される。
●パラシュートの日
1797年のこの日、フランスのパリ公園でアンドレ=ジャック・ガルヌランが高度8000フィー
ト(約2400m)の気球から直径7mの布製の傘のようなものと一緒に飛び降りた。これが世
界初のパラシュートによる人間の降下となった。着陸時に衝撃があったものの、無傷であっ
た。
●図鑑の日
福岡県福岡市などでこどもの歯科医院を運営する「医療法人 元気が湧く」が開設した絵本
と図鑑の民間図書館「絵本と図鑑の親子ライブラリー」(ビブリオキッズ&ビブリオベイビー)
が制定。言葉や絵、図形などから形あるものを立体的に捉え、想像力を育む図鑑の力を多く
の人に知ってもらうことと、子どもから大人まで図鑑を楽しむ環境を整えることが目的。日付
葉日本で最初の「図鑑」の書籍名称を用いた『植物図鑑』の初版が発行された1908年10
月22日に因んで。『植物図鑑』は「東京博物学研究会(代表村越三千男)」編集・牧野富太
郎の校訂で、北陸館/参文舎から発行された。
*(旧)絹婚記念日
日本ネクタイ組合連合会と日本スカーフ協会が1995年から1997年まで実施。
ネクタイやスカーフなどの絹製品のPRのため、結婚12年目の「絹婚式」を迎える夫婦に絹
製品をプレゼントをと呼びかけている。
●エジプトのアブシンベル宮殿の奥に陽が届く日(年2回、もう1日は2月22日)
※中原中也忌
詩人・中原中也の1937年の忌日。
詩集:『山羊の歌』『在りし日の歌』 訳詩:『ランボウ詩集』
オモダカ(面高) arrowhead
【花言葉】「信頼」「高潔」
【概要】
オモダカ(沢潟、澤潟、面高、学名:Sagittaria trifolia)はオモダカ科オモダカ属の水生植
物・多年草。アジアと東ヨーロッパの温帯域から熱帯域に広く分布し、日本各地の低地の水
田や水路に見られる。ハナグワイ(花慈姑)、サンカクグサ(三角草)、イモグサ(芋草)、オト
ゲナシ(頤無)などの別名がある。
オモダカの語源ははっきりしておらず、人の顔に似た葉を高く伸ばしている様子を指して「面
高」とも、中国で湿地を意味するオムダク(涵澤)から取られたとも言われる。
属名のSagittariaはラテン語の「sagitta(矢)」から来ている。葉の形に由来する。種小名の
triforiaは「三葉の」という意味。
クワイ(慈姑、sagittaria triforia var.edulis)はクワイの栽培変種で、塊茎が肥大化し
食用となる。おせち料理などに利用される。
【特徴】
走出茎(ランナー)を伸ばし、その先端に丸い球根(塊茎)を作る。
春に種子と塊茎から発芽する。発生初期は線形の葉を根本にまとまってつけるが、生長が
進むと葉の下半分が2つに分れ、矢尻形をした葉をつける。葉柄は長い。葉の長さは最大で
60cmくらいになるが、葉の形は種内変異に富む。
開花期は6~7月。雌雄同株で花径cmくらいの白い3弁の単生花(1株に1本の花茎が立
ち上がって、その先端に1輪だけ咲くもの)をつける。茎の上部につくのが雄花で、下部につ
くのが雌花である。それぞれ花の真ん中に黄色い雄蕊、黄緑色の雌蕊がつく。
花の後にできる実は扁平な痩果で、広い翼がある。染色体は2n=22。
・雄花と雌花
http://livedoor.blogimg.jp/rurbanchibanetwork/imgs/2/3/2312bbb8.jpg
・葉
http://bell3.blog.eonet.jp/photos/uncategorized/2013/08/18/082004_omo
・果実
http://livedoor.blogimg.jp/rurbanchibanetwork/imgs/7/1/714411e0.jpg
・ヤエオモダカ(園芸品種)
http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/s/?
@0_mall/ishidaseikaen/cabinet/sanyaso001/mm-016.jpg
【仲間】
アギナシ(顎無、S.aginashi)
オモダカに似るが普通葉が細く、虫眼鏡で見ると先端が丸くなっている。また、葉柄がやや
短く花茎が長く伸びているように見える。最大の違いは走出枝を出さないことで、根本に大
量のムカゴをつけることである。
http://www.geocities.jp/sanpoaki/plants/aginasi.html
ウリカワ(瓜皮、S.pygmaea)
高さ10cmほどの小型種で、葉は細く矢尻形をしていない。
http://www.biology.tohoku.ac.jp/lab-www/aquaplant/urikawahana.htm
【詳しい育て方】
■栽培環境
日向で育てる。日陰には耐えられない。池で育てることができるが、水深をあまり深くしない
(10cmまで)。
■水遣り
池や水の入った容器に鉢ごと沈め、常に根を水に浸しておく。水深は表土の上1~5cm
あれば十分である。
■肥料
5~10月の間、油かすと骨粉を等量配合の親指大のものを月に1回、5号鉢で4~5個施
す。用土に埋め込んで浮かないようにする。
■用土
重い、泥質の土を使う。荒木田土、または水生植物用の培養土が入手しやすい。除草剤な
どが使われていない田圃の土が入手できれば最良である。
■植え替え・植え付け
毎年、2~4月に植え替える。球根は鉢底近くに潜っていることが多いので、これを植え直す
ためである。芽が出っ張っている方を上にして植える。発芽は揃わずばらばらに出てくる。
■ふやし方
分球:2~4月の植え替えの際に用土を取り除けば、丸い球根が簡単に取り出せる。
■かかりやすい病害虫
害虫:バッタ、ヨトウムシ
バッタやヨトウムシが葉を食害する。バッタは早朝に、ヨトウムシは夜間に見回って、見つけ
次第捕殺する。
■まとめ
日当たりを好む
毎年2~4月に植え直す
常に根を水に浸し、水深は表土の上1~5cm