前進あるのみ

真面目で何事にも一生懸命に前向きにをモットーに頑張るのみ!

鈴鹿ロードレースレポ その1

2010年08月30日 | Weblog
さてさて、長らくお待ち同様でした。
昨日もたくさんのアクセス数、ご訪問ありがとうございました。喜
レポを怠っていながら、146ものアクセス記録がありました。感謝感謝です。
これから少しずつレポしていきますね。

まだ夜も明け切らない朝の4時半過ぎ、家を出発して集合ポイントに向かう。
年に一度、毎年この日を迎えるのだが、例年になく不調でモチベーションが上がっていない
私は、どことなしに今年鈴鹿にエントリーしたことを少しだけ後悔をもしていたぐらいだった。

それが後に、やっぱりね!という結末を迎える。
今日も一日、鈴鹿のことを振り返っていて、反省点ばかりが頭をよぎっていた。

本当に今年ばかりは、気が重かった。足が重いのは普段感じていることだけど、気も
重いとは・・・汗 しかし、嫌でもこの日はきたのだった。
鈴鹿に到着し、とうとう来てしまった・・・という何とも言えない諦めモードの中、
先に場所取りしてくれているメンバーと再会を果たす。
1階が一杯だったということで3階に場所を陣取ってくれていた。下の写真はその上から
撮影したもの。 まだ朝が早いというのにラックにおびただしいほどの自転車の数。
そしてコース横の筋にはこれから飛び出して行こうとスタンバッテいる選手がうようよ。驚




そして到着して受付を済ませ、早速ゼッケンを貼ったり着替えて準備するメンバー。
皆それぞれ準備をする。
今年から3階には自転車の持ち込みが禁止されるようになった。
なんでも、去年鈴鹿が終わってから壁などに傷があちこちについていて、修理費が凄く
かかったとのことで、今年からは持ち込みが禁止されるようになってしまった。汗

去年壁にはダンボールなどのカバーをかぶせていたのにもかかわらず、なぜたくさんの
傷が壁についていたのかはわからない。汗



コース上のレースをしばらく私は見学。
そしてのんきにも旦那がこちらを向いている。だからすかざすカメラで写真撮影。笑
旦那は普段でも緊張感全くなし。私も今年は全然レースというモチベーションではないせいか?
緊張感は全くもってない。むしろエントリーしたことに対する後悔の方が強かった。
横で座っているサポーターの上○さんは何やら携帯を見ていた。笑



しばらくして、私と旦那は一応ウオーミングアップをしに、固定ローラーを下に持って降り、
少し脚を廻しておいた。

ローラーにつけたのは私の自転車。旦那にもちょっと廻しとくほうが絶対いいよ・・・と薦め、
軽く旦那もローラーを廻す。



そしてメインは私。3~40分ほど廻す。

かつて、私はウオーミングアップなしにいきなりレースで走り、えらい目にあったことがあった。
というのも、いきなり心拍を上げたからか?咳込んで死ぬかと思うぐらいになったことが・・・汗
レース中に気分が悪くなったこともあったり、散々だった。その教訓を生かし、私はいきなり
レースで本番!というのは絶対に避けた方がいいと悟り、以来、私は少しでも必ず脚を廻すことに
している。

思いっきり廻す必要はない。たとえ20分でも血の巡りを良くしておくことが大切なのだ。
軽いギアでクルクル廻す方がいいんだよね。
実際にはレース開始前、30分ぐらい前にウオーミングアップするのがいいんだけど、旦那の
出走時間の兼ね合いがあり、かなり前にウオーミングアップせざるを得なかった。
けど、一汗かいたからまあいいっか・・・と言った感じ。まあ、今年は全然期待できないし・・・汗




そうこうしている間に旦那が出走するインターミディエイトの召集時間になる。
旦那がエントリーしているクラスはとてもエントリー数が多く、1組250~270人ぐらいが一斉に
走り出す。だから全部で3組目まであり、旦那はその一番最後、3組目からスタートとなった。

下の写真はこれから走るぞーといわんばかりの選手たち。まだ選手全員が揃っているわけでは
ないけどね。



そしていよいよスタート地点へと移動していった。
残念ながら走っている旦那の姿を写真に捉えるのに失敗した。汗
一瞬で団子状態になって通り過ぎるため、見つけるのも一苦労なのだ。

あ!”っと思ったときには時既に遅し・・・汗 取り損ねた!と思った。泣

後で聞く話によると、最後のデグナーの所で旦那のすぐ右横にいた人が他の選手と接触し、
見事落車につながり、旦那の後ろの選手が皆止まったとかで、後ろが全部いなくなったとか・・・
だから、旦那は間一髪落車には巻き込まれなかったみたい。良かった。

結果は280人中の25位と、いつもの成績より悪かった。ただ、足取は軽かったらしく、あの
落車がなかったらゴールスプリントに加われたかも・・・ということだった。

レースってほんと何が起こるかわからない。自分が気を付けていても相手の落車に
巻き込まれることだってありえるから怖いんだよね。
25位と言っても平均時速は40km/hを越えているから凄い!




そしていよいよ私の出走の時間が刻一刻と迫ってくる。
今年は私が走り始めてから過去最高のエントリー数。それを知っているだけによけいに弱気に
さえなる。ただでさえ今年は練習不足。しかし、少しでも先頭の人についていきたい。スタミナが
ない今年、ちょっとでもいい所を見せたい・・・そんな気持ちが私を駆り立たせる。

さとちゃん、北○さんも同じカテゴリーでのエントリーのため、しゃべりながら出走の時を待つ。
いつもならこの時も少し緊張しているのだが、今年は全くもって緊張しない。ちょっとぐらい緊張感が
あってもいいんだけどね。汗




そしていよいよスタート地点へと並ぶ。
このときになると皆スタートの準備をし、真剣な眼差しで前を見る。

このとき、実況のところにはあの今西監督がいた。そして何と私を見つけ、手を振ってくれる。
私もそれに応える。嬉しかったなー。。。大喜 サングラスをかけているにもかかわらず、私と判って
くれたことにとっても喜びを感じた。ほんと、嬉しかった。頑張って!と微笑んでくれているかの
ようだった。
そしていよいよスタート。





スタートしてすぐにシケインの登りが始まる。1周目はまだ元気なため、頑張って登る。
そして下りのスピードが出る区間。ここで少し一休み。
バックストレッチで登りにさしかかり、ここで脚力勝負となり、脚力のない人が少しずつ
脱落していく。私はまだ先頭集団に食い込んでいる。
少しスピードが緩んだところで思いきって前の方に積極的に出る。
SPADE ACEの選手が先頭を引き、私が2番目を行く。けど、まだまだ後ろはズラリと並んでいる。

少し息を整えるため、水分補給。デグナーを廻り、ちょっとした登りになるが以前2番目を走る。
スプーンカーブを曲がり、徐々に皆前に出てくる。
2周目にさしさかるホームストレートで後ろにいた選手が段々前に上がってくる。位置取り争いだ。
私もすかさず選手の後ろに入り、自分の位置をキープ。ホームストレートにさしかかったときは
前から6番目ぐらいだったかな?横にも選手が並んで走る。



2周目にさしかかり、以前前の方をキープしながら走っているが、練習不足か?登りがきつくなってくる。
去年は先頭集団でのゴールスプリントに加わるまで残り、最後のラストスパートで8位に入ったが、
今年はとてもそんな力は残っていないだろうと半ば諦めモード。
しかし出来ることなら少しでも去年ぐらいの走りをしたい・・・そんな気持ちが私の頭をよぎる。

しかし、2周目の後半を過ぎた辺りだったかな?私のすぐ目の前を走っていた選手がいきなり
右側によってきて、私は大きい声で危ない!と叫ぶ。その人はすぐに私の存在に気がつき、
又左側に寄ったのだが、そのとき私はブレーキをかけてしまった。そして先頭集団から一瞬遠ざかって
しまった。本当に一瞬の隙だったがそれが原因で離れてしまう。
そこですぐに踏み込めば又先頭集団に追いつけたのだろうけど、無理に踏み込んでかろうじて
食い込めたとしてもどうせゴールスプリントで息が持たないだろうと悟り、私はペダルを思いっきり
踏むのをやめてしまう。
ここで私の個人ロードは終わったも同然だった。はい、さようならー・・・とみるみる先頭集団から
遠のいてしまう。そこから約2kmは単独一人旅。
初めてだった。先頭集団から離れて単独一人旅って・・・いつもは最後のゴールスプリントまで
着いていく。
今年はそのスタミナさえ残っていなかった。というか、あのときブレーキをかけなかったら、まだ
諦めていなかったはずだ。そこで棄権回避のためにとった行動があだとなってしまった。

今思っても後悔する気持ちと、どうせ今年はゴールスプリントに加われたとしても惨めな結果だった
だろうと諦めの気持ちとが葛藤している。

次のエンデューロで挽回してやろう・・・と思った。
今年は、過去最悪の22位という不本意な結果となった。
しかし、私は来年、リベンジできるように又頑張ろうと心に決める。
そう!旦那のいうように楽しく走ってたら速くなる・・・という意見がはっきりと如実にこういう
結果を招いたのだ。そりゃ楽しく走ることは大事なことだよ。しかし、鈴鹿ではそういう行動だけでは
実を結ばないことはこの結果でも手にとるようにわかるよね。
来年、私は私なりの方法でトレーニングし、磨きをかけた状態で又戻ってくることにしよう!

そして明らかにもし準備不足となるならば、個人ロードは出よまいか。
エンデューロだけ出て表彰台を狙うか・・・・
まあ、1年先でないとわかんないけど・・・・

次はエンデューロレポへと続くのであった。


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