前進あるのみ

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時期的に早かった賀名生梅林 その1

2011年02月27日 | Weblog
今回は時期的に早いとわかっていながらも下見がてらに賀名生(あのう)梅林の場所を
確定させるため、自転車で進むことにした私たち。
土曜は天気もいい予報が出ていたが、北風の影響もあり、少々寒かったけど、ずっと
走っていたら暑いぐらいになる、丁度いい気温だった。

桃坂手前の電光気温計も6度とまあまあの気温。
まずは鍋谷を片付けようとその手前の桃坂へと進む私たち。

今回の目的地、賀名生梅林は旦那も行ったことのない道を進む。ある意味ワクワク。
こうして、又一つ、新しい道への開拓に進むのであった。
HPで確認しても、奈良の中で3大梅林のうちの一つ、しかも一番規模が大きい梅林とあり、
期待を大きくもつ私たち。どこでもその時期その時期でしか味わえない場所をもつのって
走るのにも楽しみが増えていいんだよね。桜といえば吉野・・・というのが定番になって
いたけれど、今度は梅の季節も行くレパートリーが増えるというもの。喜




凄く天気もよく、私たちを大歓迎してくれているかのような陽射し。
そう、鍋谷を登るときもまばゆいばかりの木漏れ日が私たちを歓迎してくれる。
ゆっくりと、そして確実に前に進んで行く旦那。

とっても気持ちいい。



遊び半分走り半分の私たちは、ゆっくり走る旦那を追い抜き、ゆっくり来てな・・と言いながら
旦那の前を行く。そう、写真を撮るために・・・喜
旦那は気持ち良さそうにペダルを踏む。私もまだまだこのときは余裕だった・・・・
このときは・・ね。汗

周りに木々が立ち並び、木漏れ日が差し込むこんな道が私は大好き。
なんか好きなんだよね。
ただ、登りのときはいいんだけど、下りは気を付けなきゃいけない。道路がムラになるため、
段差や石、叉は砂利があったりすると落車の原因ともなりかねないから、下りのときは
気をつけるんだけどね。汗
冬のこの時期、よく晴れた鍋谷峠はこんな感じになるのだ。



桃坂のふもとは6度を指していたのに対し、山頂では何と1度を指している。
北風ということもあり、さすがに寒かった。

そして写真だけサッと撮り、ゆっくりとした休憩はコンビニで・・・ということで、すぐに
ウインドブレーカーを着て和歌山方面に下山したのだった。




笠田のファミマは只今改装中のことをすっかり忘れていた。汗
そこでもうちょっと先の高野山につながる道の横、セブンイレブンで補給を取る私たち。
やっぱ寒いときは肉まんだ~ということで、嬉しそうにほおばる旦那。
勿論私も食べたよ。
あったかくておいしかった~
腹が減っては戦が出来ぬ・・・・ってね。喜 腹が減っては走行が出来ぬ!なのだ。喜

まだまだこの先は長いのだ。とはいうものの、西吉野・・・が目的地の私たち。吉野よりは若干
近いという予定だったから、このときはまだ気が楽だった。
そう、この時までは・・・




補給を取り、紀ノ川の河川敷を奈良方面へと走り出した私たち。
この日は北風ということもあり、この河川敷はずーーっと向かい風。
普段なら30km/hちょっとで走れるこの道を、この日の向かい風の強さに余計な体力を
奪われる私たち。
ん~~~ きつい・・しんどい・・・
え?23km/h? 普段よりだいぶ遅い速度やん・・・
けど、ちょっとした坂でも旦那についていけず・・・撃沈・・・って感じ。

九度山を越え、ひたすら永遠と信号のない道をノンストップで走る。
この道、こんなにきつかったっけ?私はそんなことを思いながらひたすら前だけを見つめ、
走る・・・極力足に負担をかけよまいと、軽いギアで廻すことを心がける。
しかし、坂のたびに失速。終始後ろを確認しながら走ってくれる旦那。私がヨロヨロと走る
のを確認しながら旦那も合わせてゆっくり走って私が追いつくのを待っててくれる。
悪戦苦闘を繰り返しながら五條にたどり着く。




かなりきついわ・・・今日は・・・調子悪いんかな?と旦那に促す。
いや、向かい風やから僕もしんどいよ。だから私がヘロヘロになるのは当然やね・・と旦那。
良かった。しんどいのは私だけじゃなかったんだ・・・とホッと胸をなでおろす。

けど、この先のメインイベントの場所は、まだこの先なのだ。

ちょっとこっち見てくるわ・・・と少し散策しに行く旦那。下の看板はそのときに見つけた看板。

五條市って柿のまちとしても有名なんだね。そう言えば柿の葉寿司もおいしいよね。
あと、考えたら私たちって十津川村も野迫川村も大塔も五條も全て自転車で制覇
している。多分行ったことないのは西吉野だけのはず。
それを今回いけるとあって、ちょっと嬉しかったな。喜

そして、この日はブルベ開催の日。くぅちゃんもブルベで走るのは知っていた。
しかし、途中までこの私たちが走ってきたルートと全く一緒だったとは知らなかった。
コンビニで休憩していたとき、たくさんのサイクリストがコンビニで休憩しているでは
ないか。反射板を身体につけて走る姿が・・・これには驚いた。




そして私たちも途中までいつも吉野山に行くときと同じルートで走っていて、途中で
右折し、旦那も初めて走る道を私も当然のことながらついていく。

おっと、西吉野町の看板見っけ!すかさず写真撮影。
よっしゃ、西吉野に入った・・・と心の中で喜ぶ私。




そして、地図で前日確認していると、私たちの目的地の近くに一の木ダムというダムが
あるのを確認していた。そこに行ってから梅林を目指そうという話になっていた。
そして、このダムを見た・・・・までは良かったんだけど、この近くに柿博物館・・・という
施設がある。そこから先に待ち受けていたもの・・・それは激坂だった・・・汗

ま、ダムのレポを先に・・・・
ね、このダム綺麗でしょ。つい先日、滝畑ダムに行ったとき、かなり水量が減っていたのを
確認したところだった。このダムは並々と水がたまっているではないか。喜



それを見た旦那は嬉しそう。喜
うんうん、綺麗だね。喜




そしてセルフで二人での記念撮影。
ん~~ 二人とも気持ち良さそうって?喜
周りは静かで空気も綺麗でむっちゃ気持ち良かった。




すがすがしい気分で、私も撮って~と頼んで撮ってもらったのが下の写真。

写真の奥にある建物は一の木ダムの管理事務所である。
むっちゃ気持ち良かった。
空も殆ど雲がなく、真っ青だった。



そして、こちらに行けば柿博物館・・・・という方向に吸い寄せられるかのように進む私たち。
こちらに行けば多分私たちが目的地としているところに繋がっている・・ということを信じ
ながらひたすら進む・・・進む・・・進む・・・・

そして柿博物館に到着した私たち。

本館はこの向かいにあるのだけれど、変わった建物が大きく私たちの前に姿を現した。
ワ~ 巨大な柿の形をした建物だ~~
思わず写真をパチリ。すごくユニークな形の建物だった。
これは絵になるな~~ 笑




そして、さらに先へと進む私たち。
そこで、私たちを待ち受けていたもの・・・
一面柿畑と化した道。そして、写真でわかるかな?ここって激坂なんだ~~~
そこをえっちらおっちらと登って行く旦那の後姿を私が撮影。この先もず~~~~~っと
登り坂が続く。勾配は牛滝から葛城に登るときのモルタルの激坂ぐらい・・・といったら
わかってもらえるかな?きつかった・・・かなり・・・きつかった・・・・

私はヨロヨロと登りながら、思った。今日はこんな激坂登りに来たんじゃないのに・・・泣
梅林に来たはずなのに・・・と・・・けど、この坂を登ったら梅林に行けるんだ・・と信じて
ひたすら登る・・・登る・・・ヨロヨロと・・・汗



しかし、山というか坂のてっぺんに到達した私たち・・・確かに景色は綺麗。
けど、どこを見ても梅林らしきものはない。見渡す限り柿の木だらけ・・・
行けども行けども柿の枝しか見当たらない。ん?梅林はどこ?
旦那も手探りで走る。走りながら、行き止まりやったら怒る?泣く?と私に聞いてくる。

怒る・・・とすかさず私。行き止まりのはずはないやろう・・と思いながら・・・・
と、ある所まで来たら今度はずーーーーっと下っていくではないか。
そして普通の車が通る大きな道へと出てきた・・・あれ?梅林は?



ちょっと待ってて・・・こっち見てくるわ・・・と旦那。
疲れきっていた私は散策する旦那についていく余力は残されていなかった。
多分こっちちゃうか・・と再び進む旦那。
そしてようやく168号線へと出た私たち。見る看板に見たことのある道の駅、大塔の文字、
そして天辻、星の国の文字。あー、ここに出てきたんか・・と私も思った。
ということは、あの柿博物館の後の激坂は登った意味がなかった?汗

帰ってきて旦那が地図を見返し、確認すると柿博物館からの激坂の途中で三叉路があり、
そこを右へ曲がってさらに登っていった私たちだったのだけれど、逆に左に曲がって下って
行けば、目的地の道の筋に出ていたという。いわば、登り損ということになる。汗 苦笑


この下の看板、フルーツロード(広域農道)の延長に本来の私たちの目的地、賀名生梅林が
あったのだった。




そしてこのあと、やっと目的地周辺にたどりついた私たち。
この時点で既に私はヘロヘロ状態・・・向かい風に力を奪われ、おまけの激坂に
足の体力に限界を感じていたのだった。

そしてまだレポは続く。


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2 コメント

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Unknown (くぅ)
2011-03-02 00:41:35
柿の建物にちょっと笑っちゃた。
破壊力あるねw

川沿いって風が強めだけど
あの日は特別だったのかな?
向い風辛かったぁ(汗

私はタスキを使ったけど、
反射ベストって夜走る時
目立って良いなと思いました。
ブルベ、lesserちゃんもどう?
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くぅちゃんへ (lesser)
2011-03-02 22:38:47
思いっきり柿博物館ってわかるでしょ。
もろ、柿の形だったもん。驚
遠くからでもわかったのが凄いと思ったね。

向かい風、確かにきつかったよ~
あそこ、普通なら30km/h前後で走れる道
なんだけどね。汗 あんなにしんどい紀ノ川沿い
は私も初めてだったかも・・・

今度会ったとき、ブルベの話ゆっくり聞かせて
ほしいな。エイド等の補給ポイントはないの
かな?参加費のこととか、どこが主催してるとか
色々教えてね。
PCもいよいよ換えななー・・・と最近よく
思ってるし・・・汗 前よりハング率が高く
なってる・・・汗

叉宜しくね。
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