前進あるのみ

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華麗なる岸和田だんじり祭り その3 その後

2011年09月21日 | Weblog
日曜日、比較的ゆっくり寝てから再度岸和田のだんじりを見に行った私たち。
いつもなら朝早く起きて自転車の用意をゴソゴソし、いざ!出陣!と元気良く自転車にまたがる私たち。
この日ばかりは自転車よりもだんじりの方が優先に・・・

気持ち、旦那は朝からちょこっと走りたかったみたいだったけどね。苦笑

そして基本あまり宮入は私たちは見ないで、昼からの曳行(えいこう・・だんじりを曳く)を
見に行くことが多い。
この日もそうした。

そして何台かのだんじりを見ていく。

下の写真は少し高台から見たときのアングル。

ほぼ、だんじりの屋根と同じ高さに位置する場所からのアングルもいいでしょ。喜





だんじりのいるところには人だかりが凄い!
だんじりの前には曳き手が多いけど、だんじりの後ろにも凄い人が列をなして並び、ついていく。
各町それぞれたくさんの人がついて周るから、すごい人になるのだ。


そして、基本太鼓や笛を鳴らしてだんじりは動いてるのだけど、休憩しているだんじりの横を通るときって、
一瞬鳴物は止めるんだよ。
それがルールとなっている。

通り過ぎれば普通に又鳴物を鳴らして走るのだ。
この下の写真がまさに休憩しているだんじりの横を別のだんじりが通る瞬間である。




下のだんじりは藤井町のだんじり。これもジワジワと道の端に寄せてきている。
そして、真ん中には中央分離帯があり、ここは一種の壁のようになっており、反対車線を通るだんじりと
すれ違うときは鳴り物は止めないんだ~

お互い普通に太鼓や笛を鳴らしながら通るのである。





そして下の写真は別所町のだんじり。
私の実家の町のだんじりである。喜

今、正に右にやりまわしをしようとする瞬間である。
(実際には左に・・だけど)
大屋根に乗っている人が手をパンとたたき、後ろの小屋根の人に合図する。
すると、曲がる方向の小屋根の人が内輪で屋根を何回もたたき、その間後ろ梃子の人がロープを引っ張り
遠心力をかけ、皆で力を合わせてだんじりを動かすのだ。

このとき、上の写真でわかるけど、だんじり本体と真ん中の綱の出てるところの両端に、棒みたいなものを
つかんでいる二人の人わかるかな?この人たち、前梃子の担当の人で、一種のブレーキの役割をするんだけど、
この人たちも重要な役割があって、やりまわしするときに、梃子を少し入れてブレーキをタイミングよくかけて
周りやすくしているんだよ。
タイミングが悪かったらだんじりは転んでしまう。
綱を曳く人と後ろ梃子の引っ張る力、そして前梃子の人の息がぴったり合って初めて上手にやりまわしが
出来る仕組みとなっている。

皆それを見たさに見物に来るわけ。

このときも綺麗に決まり、別所のだんじりはうまく曲がって走り去って行った。

周りにいる人はキャッチマンといって、遠心力で飛ばされる後ろ梃子の人たちを受け止める人たち。
曲がり角には必ず立っている。
又、若連(緑色のハッピの人)や、年番(柿色のハッピの人)は、役をしている人たちで、周りの見物人の安全
確保や、見回りといった人たち。
ちなみにうちのいとこも若連のハッピを着て立っていた。




大屋根の人も華麗に踊りながらだんじりの上に乗り、バランスをとりながら踊る。
これも相当練習するんだよ。

勿論、鳴り物を担当する人も祭りのかなり前の日から毎晩練習する。
月に一回寄り合いもあり、祭りが近づくと毎晩遅くまで打ち合わせや練習、走りのトレーニングも
組み入れたり、花寄せといって寄付を集めに周ったりし、花寄せのお金は全て飲み物や食べ物に変わるようだ。

全てが祭りで団結するといった仕組みとなっており、これは既に300年を超えた伝統の祭りとなっている。
その昔、岡部長安候(字あってるかな?)が、五穀豊饒を祈願することが目的として始められたのがだんじりの由来と
なっている。知ってた?



そして、夜には夜できらびやかにちょうちんをかかげ、ゆっくりと町を歩いて廻るだんじりへと変化する。

下の写真は春木地区のだんじり。
日曜の晩には旦那の実家でよばれ、帰りに春木のだんじりを少し見て帰ることにしたのだ。




夜は岸和田のだんじりは走らない。
ゆっくりと進んでは止まり、又ゆっくりと進んでは止まり・・・の繰り返し。
和泉市のだんじりは夜でも走るのにはびっくりした。初めて見たときは、ほんと、衝撃的だったよ。
ちょうちんつけて走るって・・驚と思ったもん。
鳳のだんじりも走るんだよね。けど、あそこは直線だそうだけど・・それに昼間は子供、晩は大人が曳くらしい。

岸和田も、晩は子供が多いね。
鳴り物も子供がしているところも多いよね。




下の写真は真横から見たときの夜のだんじりの様子。
これもなかなか綺麗でしょ。




だんじりの後ろは下の写真のようになっている。
ゆっくりと歩くため、晩は屋根の人も踊らない。
それに昼間と違ってたくさんの人が乗っているのがわかる。




真ん中の鳴り物のところには小さい子供が座ってるのがわかるでしょ。
夜はのんびりとこうして過ごすのがならわしとなっている。





そして、無事だんじり祭りも終わった翌日、私たちは岸和田カンカンのところがどうなっているか
見に行った。

たいてい、どこかだんじりが当たって信号機が曲がってたり、壁に穴があいてたりするからね。
そして、今回は思ったよりはひどくなかったような気がした。笑

けど、カンカンから狭い道に入る小門(こかど)の所はやっぱりブルーシートを貼ってたよ。
ガレージのシャッターのカバーが取れているのがわかる。




小門の看板も剥がれているようだった。
ここは、仕方ないよね。
何台ものだんじりが商店街に行くことなく、この角を曲がって行くときに、少しでもタイミングがずれたら
当たってしまうところ。
本当に道幅が狭い。

だんじりの曳き手はうまくここを曲がろうと何回も挑戦するのだ。




そして、S字として知られる堺町の名所も見てみた。
えびすやの字が剥がれ、屋根のビニールが下がって少し穴が空いているのがわかる。

ここも当たったんだ~とわかるところだったね。




たいてい、祭りのときには保険がかけられていて、修理は保険でまかなうんだけどね。

S字カーブは、観客は見れない年もあったけど、今はいけるのかな?
あんまりよく知らないんだけど・・・

ま、何はともあれ、祭りは安全に・・・が第一だよね。

そして、今年も祭りは終わってしまった・・
とはいえ、10月には又、上の祭り(山手の祭り)があるんだけどね。汗

そして、このあと、私たちは軽く走ることにしたのだった・・・・そして、このあと、ちょっとしたハプニングも・・・

と、気になる言い方をしておきながら・・・
今日のレポはここまで・・・

又ね~~~






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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (くぅ)
2011-09-21 23:00:31
この日ばかりは自転車よりだんじりだよね^^
(とか言ってスキマにレース出てましたけどw)

漕ぐより走る方が疲れたぁw
S字は走っている時に
ちょこっと屋根がすってドキドキしました。
完全に通行止めでは無いよー
毎年コロッケとかき氷を買いに行きますw
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くぅちゃんへ (lesser)
2011-09-22 20:58:14
おっと、神戸のレース後も岸和田に・・・驚
凄いバイタリティーだね~
ほんとお疲れさんだね~

今はS字カーブも通行規制ないんだね。
やっぱりそうでなくっちゃね。喜
って、私は見るときはいつもカンカンのとこが
多いんだけど・・・

今度会えるのは福井のときかな~
楽しみ~
遭えたら絶対声かけるね。喜
最近全然長距離も登りも走ってないからかなり
不安な私だけど、福井を満喫しながら走りたいね。
去年は途中で雨降ってきたし・・・汗
今年は天気いいといいんだけどな~ ☆
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