前進あるのみ

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思い出に残るグリーンピア三木エンデューロ参戦記 その1

2011年10月31日 | Weblog
さてさて、長らくのお待ちどう様
グリーンピア三木サイクルエンデューロレポをしたいと思いまっすです。ハイ。

波乱有り、ユーモア有り、感動有り・・・の盛りだくさんの思い出に残る参戦記となるであろう今回の
レポ。
心してご覧あれ。喜

雨の予報でいつ降ってもおかしくなかった今回のレース。
そう、今年はことごとくレースといえば雨の予報に泣かされる年である。

今回はナカヤ○さん・しんさん・私たち夫婦で、グリーンピア三木の周回コースを6時間ひた走りに走る
カテゴリー。3時間もあったけど、どうせ走るなら6時間・・とちょっと高いカテゴリーでの参戦となった。
ほぼ登りと下りのコースで平地という平地のない難易度の高いコースだけれど、走り応えのあるコースでもある。

周回を重ねる毎にかなり足にくることは100も承知。それでも6時間でエントリーしたかった。

朝5時に集合し、しんさんの車に自転車を積み込み、いざ出発。と、まもなくしっかりとした雨が降ってきた。
雨の予報があったから覚悟はしていたものの、やっぱり走るなら雨は降らないで・・と願うばかり。
予報では朝一は降ってるけど、午前中は何とかもつんじゃないか・・と思っていた。だから、特に慌てる
ことはなかった。

案の定、兵庫県に着くと雨は小降りに・・・
今のうちに自転車を下ろそう・・ということで準備をする。




朝一ということで、受付はまだ閑散としていた。
けど、受付が始まると早速受け付けを済ませ、走る準備をする。
この時点も雨は降ったりやんだり・・・ 中途半端だった。汗




そしてトップバッターで走ると先手を切ってスタート地点に並ぶ旦那。
何と言っても6時間という長丁場。
個人レースとは違い、思いっきりリラックスしている旦那。とはいうものの、旦那はいつもどんなレースでも
全然緊張しないというから驚きだ。いつもまったりのんびり、マイペース旦那である。笑

ま、今回は私も緊張はしていなかったけど、路面がスリッピーになってるため、慎重に走らねば・・・とは
思ってたけどね。苦笑




そして9時になり、6時間カテゴリーがスタートし、皆一斉に飛び出す。
スタート前、少し降っていた雨もこのときには一旦やんで幸先のいいスタートを切ることが出来た。

ちゃっかりしっかり旦那はカメラ目線。
分かりやす~~~~~~~~~~~~~~~い。笑

基本、2周交代ぐらいでいこうっか・・・と話し合い。
1周10分ぐらいで戻ってくるかなー・・・と想定し、様子を伺う。




今回のレース、6時間ソロやファミリー、女子カテゴリーなど色々あった。その中で男女混合ロード一般の部で
エントリーしていた私たち。
さすがに6時間もソロで走る男性人は速い。けど、ちゃっかりしっかり旦那は先頭集団について走っている。驚
オイオイ!そんなスピードで来られたら後がプレッシャーになるやん。ゆっくりでいいねん・・と思ったね。

旦那は、最初からなぜか今回、よく表彰台のことを口にしていた。よっぽど自信があったのか?どうなんだか?
確かに3年前の3時間ロードカテゴリーで走ったときは優勝した経験があるんだけど、それと今年とは又違うし、
6時間ともなれば、速い人ばかりエントリーしてるに決まってるし・・汗
なんか、今回の意気込みはいつもと違うものがあったね。
1周9分で戻ってきて、2周目にさしかかったのが下の写真。




そして2番目が私の出番。旦那が頑張るんだったら私だってなまけるわけにもいかず、颯爽と駆け抜ける。
そう、両端に見えてる人を私はいとも簡単に抜いて見せた。しかもカメラを向けられるとちゃっかりしっかり
ピースサインで余裕を忘れない。
この頃はまだ路面も濡れておらず、1周目はコースを思い出すのに慎重に走ったけど、2周目はある程度
カーブも攻めながら、しかし慎重さを忘れることなく走る。

というのも、結構この後、悪コンディションの影響でか?落車やパンクが目立ったレースとなったのだ。
私に順番が周ってきた1周目も、一人大落車で軽トラで収容されていたのを見ていたのだ。
だから、思いっきり攻めるところは攻める!その代わりUターンみたいに急カーブのところは慎重に・・を
忘れないように終始心がけた。




そして、2周走り終えた私はナカヤ○さんにバトンタッチしたんだけど、そのときに旦那はスローパンク
してた・・と言った。驚 スタートしてから1周目無茶苦茶速く走った旦那。2周目の登りに差し掛かったとき、
なんか重いなーと感じた旦那は、走っててスローパンクに気がついたらしい。

朝一降った路面は、小石が立っているのが多く、パンク続出の中、出だしでつまづいてしまった旦那。
即座にスペアタイヤにはきかえ、次の出走を待つのだった。
(ちなみに旦那はチューブラー派だからタイヤ自体を変える必要があるのだ。)




そしてナカヤ○さんが1周目を終え、2周目に差し掛かるところが下の写真。
頑張れ~~~と声援をとばす。気がついたかな?

私と旦那は試走はしなかったんだけど、ナカヤ○さんは試走して帰ってきた一言。
はりちゅう(播磨中央公園)みたいなコースで、一番苦手なコースですね・・・とのこと。
確かにアップダウンのあるコースで、かなり登りは足にきそう・・・汗

ナカヤ○さんの予感は的中することになるのか?後に波乱の出来事が・・・



そして4番バッターのしんさんにバトンタッチ。
最初はなかなか足が動かなかったみたいだけれど、それでもしっかりと走るしんさん。

頑張れ~~~





そして1通り順番に周り終わった後、再び旦那の出番。
と、カメラを向けるとちゃっかりしっかりカメラ目線の旦那。

なんか余裕・・・って感じ。笑





ひとたびピットから本コースに入ると、しっかりと走る旦那。
頑張れ~~~と私は相変わらず声援を送る。

そう、コースには一人しか出走できないけれど、全員が一つにつながって、しっかりとバトンを渡す。
いわば自分の分身と同じものなのがエンデューロレースである。

一人でもレースは一つに繋がっている。そう、見えない糸でくくられているような感じ。




そして、私も頑張って走る・・・
と、前にしんさんがカメラを構えて待っていてくれた。
私はその声援に応えるべく、ピースサインで応える。え?真剣に走ろって?
エンデューロは楽しく走るものなのさ。笑
そう、余裕で走っているものの、しっかりと前を見て照準を合わせ、しっかり走るんだよ~~

私は、違うカテゴリーの人で2番のゼッケンナンバーの付けているリクイガスのジャージを着て走る男の人を
ずっとマークしていた。
私と同じぐらいのレベルの人で、後ろをマークしていたけれど下りで少し前に行かれ、逆に登りで私が
追い抜くといったいいペースメーカーとなっていた。
私は路面の状況で下りでは少し慎重に行き、とばせる所は43km/hをマークしたりしながら走っていた。

しんさんのカメラに反応している写真を別のアングルから旦那が撮影してくれたのが下の写真。驚
横にリクイガスのジャージを来た人がぴったりと張り付いている。




そしてホームストレート(実際には登り)で、私がその人を追い抜いて先に行こうとしていたときの写真が
下の写真。
そう、交代するピット周辺は登りになっている。そこで私はリクイガスの人より前に出た瞬間だった。

結構日頃の牛滝がここで大きな意味を果たしたようなそんなレースだった。
下りも本当ならもっととばせたんだろうけど、雨が降ったりやんだりのこの状況で、安心してとばすことも
出来ず、慎重さがものを言う日だった。


そう、この日はやたらと落車やパンクが多かった。そこここで、選手がパンクに泣かされ、そして落車に
泣かされているのを目の辺りにしていたからね。汗
だからよけいに下りは慎重になっていたかも・・・
しかも、すぐ前を誰かが走っていると目安に出来るのだけれど、狭い道や荒れた道もあり、スリッピーな
所は皆凄く慎重に走っているのが手に取るようにわかった。

しかも、登りとなったら皆ヒューンとスピードダウン。そう、皆わりと登りに弱いって感じたね。
だからそのときは私は迷わず軽いギアに入れて、思いっきりクルクル回し、前にいる選手を抜き去っていった。
気持ち良かった~~~




そして次はナカヤ○さんの番。
私が戻ってくるのを今か今かと待ちわびる様子を旦那が撮影。

楽しみ~~ まだかな~まだかな~と思いながら?ピットで静かに待つナカヤ○さん。
ピースして反応。
小柄で軽快に走るナカヤ○さん。
このときはまだまだ余裕の表情をしていた・・・・・・・
が・・・・





2順目の1周目、軽快にそして安定した走りをするナカヤ○さん。
動きに無駄がなく、しっかりとしたペダリング。
交代してすぐ登りが続くんだけど、ダンシングで凄く軽くクルクルとペダリングをしながら颯爽と
登って行く姿がかっこよかった。
オ~ さすがやな~ 速いな~としんさんも感動していた。

頑張れよ~~~と私は心の中で叫んでいた。

そして、この後、思いもよらぬ事態が彼に襲い掛かろうとは夢にも思っていなかった。
それは・・・




2周を走り終え、ピットで待つしんさんにバトンタッチ・・・

そんなに大幅に遅れたようには私には感じられなかった。
しかし、ちょっと様子がおかしい・・

しんさんが心配そうにナカヤ○さんの方を見ている・・・
どうしたんかな?
そばで一緒にいた旦那が、あ、ナカヤ○さん落車してる・・・と発する。

え?うそ?私は信じられなかった。
そして・・・





慌ててナカヤ○さんの元に急ぐ。
そして・・・

あら~~~~~~ 泣

足が怪我をし、流血。
そしてレーサーパンツもかなり破けていた。何とも痛々しい姿に・・・

聞く話によると、下りでそんなにスピードは出していなかったと言ってたけど、下りの右カーブで
タイヤが一瞬の間にズルッと滑ったようになり、気がつくと空が見えていた・・・と・・・
そしてしばらくうずくまり、放心状態になっていて動けなかったと・・・
足やお尻、そして肩を打ったらしい・・・




上のジャージも下の写真の感じになっていた。


他はどうもない?どこも打ってない?
と私は聞いた。
こけた拍子に手はつかなかったものの、ちょっと手首もおかしい・・・とのこと。

とりあえず応急処置として、救急のところに行ってきます・・・と言って、応急処置をしてもらうことに・・・

落車が目立った今回のレース。
うちのチームも例外ではなかったのだ。汗




この後も走り続けたのだけれど、ディレーラーの調子がおかしく、変速がうまくいかないと言って、
メカニックに直してもらったり、手首が痛いからダンシングが出来ない・・と言っていた。

私はずっと気になっていた。

頼みの綱のナカヤ○さん。大丈夫かな?

メンタル面で大丈夫かな?
苦手に感じるコース・・・という発言が、まさにトラウマになるような事態となるとは・・・

どうなる?この先・・・
まだレースは半分もいっていないときの出来事だった。

そしてまだレポは続く・・・

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