【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ゴルフを始めよう! と考えている方へ

2019年03月19日 16時24分42秒 | ゴルフ



ゴルフクラブを始める人にとって他のスポーツと違い 本番であるコースに出るまでに ある程度 練習場なりで 打てるようにならなければいけない ここのところが ゴルフの敷居が高く感じてさせてしまうのかもしれません。

ゴルフは 道具を使うボールゲームです
他の道具と形状がちょっと異質なところが ゴルフを面白くも 難しくもしていると言っても良く、裏を返せば 道具のメカニズムを知ってしまえば 意外と簡単です。

ゴルフは ゴルフクラブを使って 火薬や機械などを使わず ボールを一番遠くまで飛ばす、打つ事の出来る「遊び」です
ですから ゴルフクラブのメカニズムは 遠くに飛ばす という事を第一優先事項に作られています。

長い棒の先に ヘッドという鉄の塊が付いていて
それでボールをひっぱたく事によって 直にボールを殴ったり 蹴ったりするよりも
数倍 遠くにボールを飛ばせますし 痛い思いもしないで済みます。

長い棒 その先にヘッドという重り が付いているのは
前述のように ボールを遠くに飛ばす事に特化している 構造なので
人間サイドにとっては 扱い難いかも知れませんが
振り易い こと よりも 打ち易い というか 遠くに飛ばす事を主眼に構成されています。

振り易くするために ヘッドの付いていない棒そのもので ボールを打つのでは
遠くに飛ぶ可能性が低くなってしまいますし 棒も壊れてしまいます
振り易くするために 極端に短くしてしまうと やはり地面にあるボールを打つのには
遠くに飛ばす要素を失い易く、体を壊す可能性が高くなると思います。

ゴルフクラブには長~い歴史があり
興味があれば 紐解いてみると 良いかもしれませんが
科学やルール コンピューターなどが無い頃に 基本的な構造などは構築されており 原型は100年以上前からあまり変わっていません。

また 人間の運動能力は 遠くに飛ばす為のひとつの要素ではありますが
それが メインエンジンではなく 知恵や知識を使えば
簡単に マッチョな人にも スコアや弾道だけでなく 飛距離も勝つ事の出来る
非常に 知的なゲームと言えるでしょう

ゴルフを始めると まず 思い通りに球が当たらず
思い通りの方向や距離にボールが行かない 壁に突き当たると思います
学生時代などに 色々なボールゲームやスポーツを経験されてきているとは思いますが
ゴルフのちょっと変わったところは ボールの打つ方向に体を向けないところだと思います
スポーツと呼べるモノの中で ボール等の飛ぶ方向と平行に立つ
飛球線に対峙しないモノは 射的やアーチェリーなどの ターゲットスポーツに多いと思いますが それを良く覚えておいて下さい。
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Jack's Basic theory golf-swing

2019年03月19日 16時09分45秒 | ゴルフ
Jack's Basic theory golf-swing
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ハミングバードと『柔らかいシャフト』

2019年03月18日 21時24分04秒 | ゴルフ




20数年前の話になりますね
その頃は ゴルフクラブで言うと
キャロウェイのビックバーサやセイコーのSヤード
なんて お化け商品の有った時代です。

ハミングバードはオーダーメイド、カスタムメイドの
ゴルフクラブのお店ですが、
開店当初はオーダーメイドのお店のお約束
グリップ交換が主たる仕事で、
ゴルフ場やゴルフ練習場を回って
グリップ交換のクラブを集めては
 グリップを入れていました。

時間とともに リシャフト… シャフト交換
の仕事も入ってくるようになるわけですが、
そこで 始めに大きな疑問を抱くようになります。




その当時のハミングバード基準では

👹 硬いシャフトは 45インチで振動数 250cpm以上
 ちなみに今の基準だと 硬いシャフトはドライバーでは190cpm位でしょうか
位だったと思います。

リシャフトをお願いされて →交換する。
練習場にも頻繁に顔を出していましたから、
調子を伺うと 「いいねー よくなったよー。」と
ま お世辞交じりでも言ってくれる。
しかし、その手のリシャフトをしたお客様の多くは
数か月、半年もしないうちに 新しいクラブに替わっている…。

なんか それが腑に落ちない のです。

壊れてもいない ドライバーのシャフトを
数万円かけて 選び、装着しなおしたもの
その寿命がほんの数か月。。。。

これはいったいどんな意味があるんだろうか…。

そのリシャフトした シャフトの特性 と
次のクラブや、次のシャフト機種 への
つながりや発展がまるで見えてきません。

なんとなく、なんとなく ですが
着せ替え人形のように 単にファッション的な感覚で
シャフトを入れ変えたり、クラブを買い替えたり
しているような気がしました。


そんな時、あるシャフトに出会いました。

そのシャフト その機種は
シャフトの振動数を 硬さ毎にかなりきっちり分けていて
5cpm毎に11種類もの硬さ、フレックスが用意されていました。

今でこそ シャフトの目の見える部分に
硬さ表示がされていますが、(2005年位からだと思います)
当時はシャフトの見える部分には
硬さ表示はなく、硬さはグリップの中の隠れた部分に
あったのです。

そこで その11種類の硬さを
全く同じヘッド(重量も含め)、全く同じ長さ
同じグリップで仕上げ、2か月位に渡り
延べで100人近い人に打って貰ったのです。

 45インチ 200gの11度のロフトのヘッド 
    スイングウエイトは D-3位だったと思います。

練習場での大々的な試打会もしました。




若い人もいれば、年配の方もいます。
シングルハンディ、ゴルフ歴30年を超える人や
始めたばかりの人もいました。
同時にヘッドスピードも計測していましたので、
ヘッドスピードは50を超える人から 30台の人まで
色々いらっしゃいました。
平均的には 40前後という所でしょうか…。


✊驚くことに そのテストをして頂いたお客様の
9割に近い方が その11種類の中で
一番柔らかいものが 一番打ち易く、距離も出る
という結果が出たのです。
 特に距離においては ダントツと言えるかも知れません。


一番硬いもので   振動数275cpm
一番柔らかいもので 振動数230cpm

特に 255cpmを超える硬さのモノは
誰一人として これはいい! これなら買う!
とは言いませんでした。



そして 同時に、 その目隠しの硬さ を
どんな順番か、どれが硬く感じ、どれが柔らかく感じたか
ほぼ全員のテスターに評価してもらった結果、
なんと 実際の硬さを全く逆な、反対の
硬いものほど柔らかく感じ、柔らかいものほど硬く感じた
という評価が半数を超えたのです。


とても興味深い二つ結果で
柔らかいものほど 方向性も安定性も距離も優れ、
人間の感じる シャフトの硬さは
 実際のシャフトの硬さ通りではない
 ということでした。
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硬いシャフト◆軽いヘッド

2019年03月18日 19時50分35秒 | ゴルフ



インサイドから
というのも、現在の主流のゴルフクラブ
硬いシャフト・軽いヘッドというのに起因しているような
気がしてならない。

ゴルファーの誰もが、レッスンを丹念に受けて
なんて、ゴルフを始めるわけではない。
多くのゴルファーは、雑誌、ネットや映像などの
視覚情報を真似るところから始めるのだと思う。



弊社に初めて訪れるお客様
市販の硬いシャフト・軽いヘッドのクラブと
弊社の柔らかいシャフト・重いヘッド。
この打ち比べをして、直ぐに変化するのは
テークバックの取り方に出る。
ご自分の持ち込まれたクラブでは
左手一本でもテークバックを取る事が出来ても、
弊社のクラブでは重すぎて、それが出来ない。
体で! とまでは行かなくても、半分半分で
行うようになるし、テークバックの深さ
トップの位置の深さにも、目に見えて変化が出る。

スウィングは円運動
みたいな観念を、視覚情報を元に
真似ていく。。。
そんな練習を重ねていくにあたって、
ヘッドの重い、シャフトの柔らかい
クラブであれば、それにもある程度の
制限が掛かるとだと思う。
ヘッドが重ければ、出来るだけ大きな筋肉で
動かさなければ、体が辛い。
先端を腕さばきによって振る、
シャフトを腕のひねりによって振る
ような テークバックは
シャフトの柔らかいクラブでは
なかなか安定した弾道が打てないので
避けるようになるのだと思う。

ヘッドが重く、シャフトの柔らかいモノ
これをグリップのねじりによって
開いたり、閉じたりしても
反応が非常に鈍く、遅い。
弊社のスペックが絶対とは決して言えないが
それでも、弊社のシャフトの硬さの倍の硬さで
それに30%も軽いヘッドの付いた
小手先で扱えるスペックのクラブ よりも
体全体を使って 打つことを憶えると思う。

ゴルフスウィングは
クラブヘッドがアドレスの状態から
30センチ動いた時点で
だいたいのことは決まってしまう。
特に、うまく行きにくい方へは
ほぼ確実にこの時点で決まってしまう。
その後 何かしようとしても
基本は動かさなくて良いモノを
(クラブを動かすのではなく
クラブを持った自分が動くのが基本)
動かし→戻す
という余計な動作をすることになるので
難しさも不確実性も一気に増す。
開いて→閉じる
なんてのも 二つも動作を増やし
閉じきってないからうまく行かないんだ
なんて、空を飛ぶような発想になってしまう。
開いて、閉じる だけでも十分余計なのに
さらに 急いで、たくさん閉じる
なんてのは、不可能の上塗りに
挑戦しているようなモノ。
まぁ、難しいから面白い というのは否定しきれないが
その間違った発想や観念、動作も
すべて 軽いヘッド、硬いシャフトの
ゴルフクラブから始まっているような
そんな気がしてならない。


ゴルフスイングは遠心力を使う
というのは否定はしないが
その遠心力を何に利用するかを
よく考えるようになるとも思う。
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Jack Nicklaus: Swing Study (Twenties)

2019年03月18日 16時52分33秒 | ゴルフ
Jack Nicklaus: Swing Study (Twenties)
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脱スライス宣言

2019年03月18日 16時48分39秒 | ゴルフ

脱スライス宣言

2013年03月18日



ゴルフクラブは構造上、普通に扱えば
ボールには左回転が生まれる
逆を言えば、ボールに右回転を与えるのには
何か「余計なこと」をしなくてはならない。
よくある”開いてあげて、閉じて降ろす”なんかは
行きは各駅停車に乗ってけれど、帰りは新幹線
と言う位の違いになるのに
多くの人はそれを信じてしまっている。

こすり球の場合、始めから不必要な動作が
多いのに、一番忙しい時に、さらに動作を増やし、
さらに遅れまいと急ぐんだから
そう簡単にうまく行くはずがない。

コメントに頂いた通り、今まで習得してきた技巧?
を損切りして、捨ててしまうことは
容易くないとは思うけれど、
どこまで動作をダイエット出来るかが
捕まったボールを打つ基本になると思う。

その多くの原因が「言葉」にあるような気もする。
こうやって、つらつらと文を書いているハミングバードが
それを言うのも非常に変ではあるが
そこら辺の観念の部分は重要だと思う。

例えば、ロフトを立てる
という言葉には、立っていないものを立てる
行く~帰る という往復の動作が有るように感じてしまうが
実際には 始めからのある製造ロフトで打とう ということで
単に今まで打っていた、打撃していたロフトと
比較したに過ぎない。



もしも、アマチュアの憧れるものがドローボール
であるとするのなら、スライスの延長線上、
たくさん練習し、何かを習得していけば
そこに辿り着くのではない と理解しないといけない。
道具を使うスポーツが、道具を持ったが故に
作業が増えるのであれば、道具の意味は消失してしまう。

距離に悩まれる方が多くいるので
「伏せたまま、ずっと伏せたまま」と口にするが
これも同じで、伏せて無いものを伏せるのではなく
始めから伏せられるように、クラブとスイングのメカニズム
は出来ているので、オーバーな言い方ではあるが
何もしない 側に寄っていかなければならない。

長く、多くのスライスに悩むゴルファーを
見てきた総論として 脱スライスしていくための
ポイントを考えていきたい。
一番の大きなポイントは 体のまわし方
なのだが、同時にそれが判ってくると
肘の使い方と言うのも掴めてくるのではないかと
思っている
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シャフトの取り扱い説明書

2019年03月17日 21時13分11秒 | ゴルフ



ヘッドの重量は破壊力の一部というか
大部分であるのは理解できると思います。

そこで、シャフトの柔らかさというのが
飛びにどんな影響と言うか、作用をもたらすか と言う部分は
かなり誤解されていると思います。

まず、当たり前のことですけれど
ヘッドの重さが重力方向に動いているときに
ボールと衝突した方が、その重さのエネルギーを使えますし
ものが重力によって落ちていくスピード・・・
たいした加速にはなりませんが
それは利用した方がスピードも増えます。




ところが多くのゴルファーを見ていると
わざと横や上に向かって、振っている訳ではありませんが、
結果として その下方向に動いている時間に
インパクトを持ってこれていないのです^^

柔らかいシャフトはしなる…確かに、そうですねぇ
それをしなり戻して ボールを弾く。。。
そういうイメージで 柔らかいシャフトのクラブを使う限り
結果として、ヘッドの重さを
ちゃんと利用できないカモシレマセン。

しならせて、しなり戻して
という動作をするのには、
立体的に 支点となるグリップなり、グリップエンドの
移動を制限、抑えなくてはなりません。
ゴルフのスイングで言うと
だいたいの場合、それをする本人は気づいていないのですが
ヘッドというか、シャフトを「下に振ろう」とすると
その重さや動作の作用・反作用によって
左サイドはあがる~上に向かって振ることになります。
下に振れば振るほど、縦に振れば振るほど
皮肉なもので
体はより上を向いてしまう ということになります。

縦に振ろうとすると
だいたいの場合、グリップやクラブは体から離れますから
円弧の最下点は右にずれることになりますし、
それに加え、体が上を向く(左サイドが下がる)
のですから、もともとの目的のボールの部分より
大分手前が最下点になってしまうのですね。

。。。それではダフルか、うまく打てませんから
その位置を左右方向でずらすため
体を大きく開いて、その最下点に近いところを
ボールに合わせようとするわけです。。。



ところが ここでもう一つの問題が発生します。
この写真を見て頂いて
気付かれるかと思うのですが、
縦にクラブを振ろうとする動きは
ボールをソールで打つ動き。。。
この写真でもそうですが、
ボールを打つ直前まで
本来の打撃部分であるフェースではなく
クラブの底の部分、ソールがボールに向いています。。。

スイング用語で言うところのフェースターン というのは
一見するとカタカナ用語でカッコよく使われていますが、
実は ソールで打つのではなく、フェースで打つための
動作を指すのではないかと私は思っているのです。

柔らかいシャフト。。。というか「動く」シャフト
シャフトの本来の役割は、ヘッドのその形状と重さが
作り出す重さのベクトルをグリップに伝えることで
ゴルフクラブ、クラブヘッドの形状は
ゴルフスイングしやすいようにグリップを
導くように出来ています。

シャフトがしなることによって
グリップが押されると、スピードと言う意味でなく
タイミングと言う意味で より早い時期に
インパクトが訪れるようになります。

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1999 U.S. Open Highlights

2019年03月17日 19時17分07秒 | ゴルフ
1999 U.S. Open Highlights
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柔らかいシャフトのゴルフクラブ取り扱い説明書

2019年03月17日 18時11分41秒 | ゴルフ
柔らかいシャフトを追い求めて
もう30年になろうとしています

市販の一般的なRやSRのシャフトの硬度が
45インチで だいたい250cpm ですので

20年前 ケンズチャンプ A~L  230cpm
16年前 ブラックスピーダー F2 210cpm
15年前 ブラックスピーダー F3 200cpm
13年前 ブラックスピーダー F4 190cpm
11年前 ブラックスピーダー F5 180cpm
こんな変遷をたどって

     MD-11  140cpm
     MD-12  130cpm
     MD-14  120cpm

にたどり着いたわけです



2014年のハミングバードのスタンダード
 MD-11を基準にすると
市販のクラブは 180%の硬いことになります。
約2倍弱の硬いシャフトを 30%の軽くなった
ヘッドで使う訳ですから、クラブの持っている個性は
大変薄味 ということになりますね・・・。
・・・料理なら薄味は健康に良さそうですがね

今回はイメージの話ですけれど
柔らかいシャフト、ヘッドの重いクラブ…
クラブの機能が濃くなったクラブを
しならせて しなりもどして とか
ねじ伏せよう、従わせようとする限り、
その個性というか、機能とバトルすることになります。

ま、これは実はシャフトの硬さとか
ヘッドの重さの軽い重いとは関係なく
ゴルフクラブの使い方のスタンダードなのですが…

ヘッドの重さやクラブの形状を利用し
ヘッドではなく、
 グリップを移動させる(動かす)ことです。


多くのゴルファーは
 グリップを動かさずに
 グリップの位置を支点に
 ヘッドを動かそう としますが、
結局、ヘッドの重さに振り回されて
クラブに振らされることになるのです。

で、あるのなら 始めから
 クラブに振らされてしまった方が楽です。
それを体感? 覚えてしまえば
基本、ゴルフのクラブの形状は不変な訳ですから
迷った時に、もしくはコースで誰に聞く必要もなく
{クラブから}アドバイスを受けることが出来るのです。
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ゴルフクラブ 番手セッティング

2019年03月17日 15時06分21秒 | ゴルフ
ゴルフクラブにとって ロフトは重要な機能です。
しかし、そのロフト というのは実際には製品としての角度
ばかりでなく、運動中のロフトと言う意味合いです。
その総合的なロフトによって、打撃のエネルギー
(ヘッド重量×運動スピード)を
飛び出る角度や回転、ボールのスピードに振り分けるのです。

ですから、シャフトの長さによって、ヘッドが入ってくる入射角度
(クラブの長さによってスイングの円弧は異なりますので)
もロフトの一部と言えます。
また、そういう意味合いでは、シャフトの硬さも
ロフトを構成するひとつです。

これもその人、その人のタイプによって異なりますが
同じ長さ、同じロフトのクラブであっても
シャフトの硬さ、ヘッド重量によって
そのエネルギーの振り分けは異なり
柔らかくなると低くなってしまう人や、
逆に高くなってしまう人、それぞれいます。



スチールシャフトだから と舐めている居るゴルファーが
いらっしゃいますが、市販されているスチールシャフト
セットとして購入したものでも
番手によって、かなりシャフトの硬さはばらついています。
セット品ですので、ロフトやヘッドの長さは
ある一定の流れになっていますが、製品のばらつき
ヘッドのホーゼル長の変化、機械的な組み付け によって
かなり大きくばらついているものも有り
本来であれば、振動数は長さなりに一定な変化で
数値は大きく  290.295.300.305. なる筈なのですが
番手によって数値が逆転しているものも見かけます。

ある番手だけが苦手。。。 なんてのはたいていクラブのせいです。

また 理由はよく分からないのですが
アイアンとは違ったシャフトをウエッヂに使っている
ゴルファーも少なくありません。
総じて シャフトを重いものにしているようですが
シャフトが重い方が弾道が安定しやすい とか
ラフやバンカーに強い 
なんて言うのは「おまじない」でしかありません。

クラブとして使用できる強度 さえあれば
シャフトの重量よりも、自分なりの硬さの方が圧倒的に重要ですし
ラフやバンカー、ボール以外のモノを打つ というコトに関して
モノ というのは質量ですから、
そこに直接接する部分の重さ=ヘッドの重量が重要で
シャフトの重さは殆ど関係ない と言えます。

あ、勿論、これも 好きな道具を、好きな理論で
楽しむゴルフの幅の広さ がありますから
どれが正しくて、どれが間違っている なんてのは重要では
ありません。 単に科学的な話をしているだけです。

言いたいのは、ミスの多くはゴルフクラブの
そのセッティングと呼ばれる その差異、ばらつきのせいが
大変多く、そこを考えず、ロフトの羅列 だけを
セッティングだと思っている限り、
クラブを買い足す、買い替えるたびに
悩みの種が別のクラブに移行するだけで
根本の解決にはなりません。

ヘッド重量が一定しており、硬さ、長さが一定していて
始めて そのロフトの羅列が意味を成してくる
というコトを考えて セッティング見つめて頂けると
よりシンプルにして行けると思います。
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