【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ゴルフ◆インパクトに関するお話し

2019年03月09日 21時28分54秒 | ゴルフ


ある時、大手メーカーが
打ち手には判別の付かない目印を使い
コンプレッション・硬さの大幅に違う
数種類のボールでのパッティングテストをしました。


始めに普通に打って貰い
その硬さの感覚をテストした後で
ヘッドホンを付け、大きな音量で音楽や波の音を流しながら
パッティングをして貰い、再度、硬さの感想を尋ねます。

かなりの人数のプロ、各年齢層、各経験値
ともに 多くのゴルファーをテストした結果
インパクト音が判別できない限り
ボールの硬さは判別できない
 という明解な結果を出しました。

そして それはアイアンでも行われ、
全く同じ結果が出ています。

このテストの結果は一切公表されていません。

アイアンヘッドには チタンアイアン、軟鉄アイアンなど
素材としては硬度、歪み率の異なるものが数種ありますが、
加工の方法を除き、硬さや強度・剛性に応じた厚みになっており
硬い素材は薄く、柔らかい素材は厚くなっていますから
素材ではなく、加工品としてのフェース面の強度は
どれも似たようなもので、
硬い柔らかいに大きな違いはありません。
まして ボールというゴム質のモノを打つ限り、
歪み率(ヤング率)が150倍以上異なるため
フェースの造りや素材による大きな違いはありません。


それはさておき
多くの人は ショットのインパクトそのもの によって
球筋が決まると信じています。
ウソではありません。

が それはほんの一部に過ぎません!


ドライバーであれば、オジサンゴルファーであって
そのインパクト時、ボールとヘッドの接触時間は
1/3000秒以下  0.0003秒
という限りなく ゼロに近い刹那な時間です。

よく打感が柔らかいとか、硬いとか言われる
アイアンショットであっても
1/700秒程度  0.001秒程度 です。



✋インパクト時、ヘッドにかかる負荷・ボールの重さは
打つクラブの番手によっても異なりますが、
ドライバーであれば 800㌔~1トン前後 です。
ヘビー級のボクサーのパンチよりもすごい重さです。

ですので、インパクト時
打ち手の運動で より大きなものが動いている方が
その重さに負け辛く、ヘッドも含めた運動を継続するチカラ
その運動時の姿勢を概ね維持しやすくなります。

その刹那なインパクトの時間、
インパクトのクラブの形にこだわるあまり
グリップを止めたり、左サイドを止めたり、
体の回転を止めることは
 ミスになる、飛ばない の原因になり得ます。
無理やりの加速はお薦めしませんが、
ヘッドスピードもおおむね最高値になるインパクト付近で
当然、体の回転も、グリップの移動も最高値になる筈です。
そこの意識は大切です。



と同時に、例え インパクトのクラブ姿勢が同じでも
入ってくる軌道の上下角度、左右の角度が異なれば
同じ弾道になりませんから、
変な表現ですが 1/3000秒や1/700秒のインパクトに
こだわるのではなく
 2999/3000秒 699/700秒
を大事にして、飛距離も含め、弾道を見つけた方が
持続可能なショットが作り出せると思います。

✊どういう入射角度を作れるのか
✊その入射角度に対し、どんなクラブ姿勢なのか
✊その入射角度は何が元になっているのか
というのがゴルフスイングだと思います
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ゴルフスイング◇日本人選手の一番の苦手

2019年03月09日 21時25分24秒 | ゴルフ


この5年位の選手はわからないけれど
大きくは変わってないと思います。

スイングを見る限り
おそらく違いはないでしょう…。


飛距離…においては 確かに体格の違いや
過去のスポーツ経験などから
差があるのは確かですが、ゴルフはそれだけではないので
どうにでもなる筈なのです.

日本人選手が欧米の試合に出て
一番苦しむのは『アプローチ』です。



芝質の違いもあります。
日本に比べ 欧米のフェアウェイやラフなどは
ずっとずっと深く カットが長めです。
何種類もの複合の芝を使うところも多くはないので
『ボールが沈みがち』です。
1センチとは言えませんが、数ミリは日本の試合より
沈んだようなライ、状況が多くなります。
特にヨーロッパに行くとそれが顕著になります。
芝付きの良いところが フェアウェイが日本のラフのようですし
芝付きの悪いところは 公園の芝程度の生え具合、
そのくせ グリーンは地が堅い(日本と反対)
ものすごく整備された日本のコース育ちの選手には
かなり手ごわいところになるでしょう。

飛距離との絡みのありますが、
欧米の選手並みに飛ばそうとするので
より「煽り打ち」の動きが染み込まれます。

沈んだボールを煽り打ちでアプローチすると
プロですから どミスにはならないですが
自分の思った通りの距離感が出ません。

芝を噛んだ状態になるのでスピンが入らず
飛んでしまったり、
毎度毎度ダフリ気味になるので飛ばなかったり
プロであれば ベタピンになるような距離の花道からの
アプローチからでも 楽なパットの距離になりません。
日本では ゴルフクラブの流れもあり
軽いウエッヂヘッド、少ないバンス角度
小さなバンス幅を多用してきたのが、
欧米では ウエッヂは重め、バンス角度も多め
大きなバンス幅と今までの反対のモノが主流です。
そこでクラブに対する迷いも生まれます。
色々試すけれど、煽り打ちのアプローチには
どれも相性が悪いですから、行ったり来たりを繰り返します。


そんなこんなのストレスが蓄積し
次第にゴルフが崩れていくのです。


ホントは その飛ばしとアプローチは密接な関係であるのに
別なものと判断し、ボールの位置をいじったり
毎度スイングに修正を入れてしまいます。
プロですから何とかしのいでいっても
そんなゴルフで通用するのはいいところ2年が限界です。

自分の知っている限り
昨今の選手の中では「宮里藍選手」だけが
そこを理解し、アプローチを重視したスイングを心がけ
ツアーを戦っていたように思います。



欧米のグリーンは高速型が多いですから
転がすのも決してやさしくはありませんが
飛距離を重視した『煽り打ちのスイング』で
プロとして戦うのには 生半可な練習量では通用しません.
その練習量がどんどん体を蝕みます。
 ☆オンプレーン型の煽り振りは前傾を深くとり
  回転を縦型にしてしまうので 背筋や首への負担が
  必ず多くかかります。

アプローチで こすり打ちの延長線上に
『抜き球』というのがあります。
ロフトを寝かして、緩い入射で入れて
だるま落としのようにして、低く緩いボールで
グリーンに止めるアプローチを指しますが、
プロであればさして難しい球質ではありません。
が これを多用するようになると
正直、その選手のスイング生命は終末期にかかっていると
行って差支えは無いと思います。

そして 体を痛め 欧米ツアーを断念する
というパターンに陥るのです。
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頑張ってるクン コース編/ドライバー スローバージョン

2019年03月09日 13時50分35秒 | ゴルフ
頑張ってるクン コース編/ドライバー スローバージョン
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頑張ってるクン コース編/フェアウェイウッド

2019年03月09日 13時39分23秒 | ゴルフ
頑張ってるクン コース編/フェアウェイウッド
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