【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

硬いシャフト◆軽いヘッド

2019年03月18日 19時50分35秒 | ゴルフ



インサイドから
というのも、現在の主流のゴルフクラブ
硬いシャフト・軽いヘッドというのに起因しているような
気がしてならない。

ゴルファーの誰もが、レッスンを丹念に受けて
なんて、ゴルフを始めるわけではない。
多くのゴルファーは、雑誌、ネットや映像などの
視覚情報を真似るところから始めるのだと思う。



弊社に初めて訪れるお客様
市販の硬いシャフト・軽いヘッドのクラブと
弊社の柔らかいシャフト・重いヘッド。
この打ち比べをして、直ぐに変化するのは
テークバックの取り方に出る。
ご自分の持ち込まれたクラブでは
左手一本でもテークバックを取る事が出来ても、
弊社のクラブでは重すぎて、それが出来ない。
体で! とまでは行かなくても、半分半分で
行うようになるし、テークバックの深さ
トップの位置の深さにも、目に見えて変化が出る。

スウィングは円運動
みたいな観念を、視覚情報を元に
真似ていく。。。
そんな練習を重ねていくにあたって、
ヘッドの重い、シャフトの柔らかい
クラブであれば、それにもある程度の
制限が掛かるとだと思う。
ヘッドが重ければ、出来るだけ大きな筋肉で
動かさなければ、体が辛い。
先端を腕さばきによって振る、
シャフトを腕のひねりによって振る
ような テークバックは
シャフトの柔らかいクラブでは
なかなか安定した弾道が打てないので
避けるようになるのだと思う。

ヘッドが重く、シャフトの柔らかいモノ
これをグリップのねじりによって
開いたり、閉じたりしても
反応が非常に鈍く、遅い。
弊社のスペックが絶対とは決して言えないが
それでも、弊社のシャフトの硬さの倍の硬さで
それに30%も軽いヘッドの付いた
小手先で扱えるスペックのクラブ よりも
体全体を使って 打つことを憶えると思う。

ゴルフスウィングは
クラブヘッドがアドレスの状態から
30センチ動いた時点で
だいたいのことは決まってしまう。
特に、うまく行きにくい方へは
ほぼ確実にこの時点で決まってしまう。
その後 何かしようとしても
基本は動かさなくて良いモノを
(クラブを動かすのではなく
クラブを持った自分が動くのが基本)
動かし→戻す
という余計な動作をすることになるので
難しさも不確実性も一気に増す。
開いて→閉じる
なんてのも 二つも動作を増やし
閉じきってないからうまく行かないんだ
なんて、空を飛ぶような発想になってしまう。
開いて、閉じる だけでも十分余計なのに
さらに 急いで、たくさん閉じる
なんてのは、不可能の上塗りに
挑戦しているようなモノ。
まぁ、難しいから面白い というのは否定しきれないが
その間違った発想や観念、動作も
すべて 軽いヘッド、硬いシャフトの
ゴルフクラブから始まっているような
そんな気がしてならない。


ゴルフスイングは遠心力を使う
というのは否定はしないが
その遠心力を何に利用するかを
よく考えるようになるとも思う。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Jack Nicklaus: Swing Study ... | トップ | ハミングバードと『柔らかい... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ゴルフ」カテゴリの最新記事