【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

柔らかいシャフト 重たいヘッド

2019年03月04日 18時14分18秒 | ゴルフ


弊社は 規格外の シャフトの柔らかさ と
ヘッドの重さを専門とするゴルフショップです。

多くの方は
ヘッドが重く、シャフトが柔らかいと
「シャフトをしならせて しなり戻して
 その反発力で、重いヘッドで弾いて打つ」
と信じているようですが、
その使い方、そのイメージでは
ヘッドの重さも利用できませんし、
シャフトの機能も利用できません。

市販の軽いヘッド、硬いシャフトであっても 同じですが、
そのイメージでは 重ければ重いほど
柔らかければ柔らかいほど上手く行きませんし、
ヘッドの大きい とか、重心が深い とか、
キャビティであるとか、モーメントが大きい とか、
シャフトのキックポイントもしなりの一部ですから
それらも一切利用することが出来ず、
逆に その機能が濃いほど、てこずることになります。


シャフトをしならせて しなりもどす
と言う行為は
一見すると ヘッドが速く、多く 動いている『ような』
錯覚に陥りますが、
それをするのには その基盤となるグリップの移動が
止まっているか、停滞、減速していないと出来ません。

ゴルフショットは クラブ全体が動いている方が
運動のモーメントが高く、重いモノを移動させるチカラ、
ボールの衝撃を受けた時に影響を受けにくいチカラを
発揮します。

クラブ全体の移動は停滞しているけれど
ヘッドだけが動いている と言う状況は
クラブ全体が動いているよりも
円弧が小さくなり、挙動変化が激しくなる ばかりでなく
ショットの運動モーメントも下がりますから
正直、良い点は何一つないのです。

ゴルフクラブは左右上下前後非対称です。



しなる はイコール 開く ですし
しなりもどす はイコール 閉じる です。

シャフトがしなる ということは
クラブがひねられている ということです。


クラブヘッドの重さはシャフトよりも後ろ、
アドレスの進行方向の後ろ、体の右にあります。
ですので しなる方向、即ち 開く方向には
非常に簡単に動きますが、
しなり戻す方向、即ち 閉じる方向には
行きと同じ具合にはイキマセン。

そして しならせる時間、クラブを開く時間帯と比べ
しなり戻す時間、クラブを閉じる時間は
運動、移動の速度が格段に速くなりますから
当然 負荷として重くなり、
簡単にはし難くなります。


シャフトは意図的にしならせるようにしなくとも
放っておけば なにがしかの形でしなります。
根本的に シャフトの装着されるヘッドの重量点が
そのシャフトの延長線上にない!からなのですが、
良く写真を見ると
シャフトがしなっている状態を見つけたりします。
それも 多くのゴルファーの欠落した
「時間進行」というのが間違いの始まりになったりするのです。

例えば ダウンスイングの初期
シャフトはしなっていますが、
これは 切り返しで テークバック時に掛かっている
ヘッドの運動慣性に対し、動作が逆方向になったからで
しかも 概ね その写真の写している方向では
そのしなりは トゥ~ヒール方向 であって
横しなりやひねり ではありません。
フォローも同じです。
重さには運動を続けようとするチカラ、
そこに留まろうとするチカラ というのがかかります。
(そこに留まろうとする力も運動を続けようとする力の一部の形態です)

シャフトのしなり の問題だけではありませんが、
インパクト直後の画像などは
その時間帯は 既に打ち手は左を向いています。
体の正面から説明し、左を向けば
当然、ヘッドの方が飛球線方向に出ている『ように』
見えるの過ぎません。
ヘッドがグリップを追い越したのではないのです。
単なる見え方の違い、見る方向の違い に過ぎないのです。



シャフトの本来の機能は
ヘッドの重さ、そしてそのヘッドの形状
つまりヘッド内での重量のある場所、
それらが及ぼす影響をグリップに伝える役割で、
スイングはそれを使って
グリップを移動させていくモノです。
当然ですが、グリップを移動させればクラブ…
ヘッドも移動します。

重さ と言う兎角、そこに残ろうとするチカラのせいで
体の回転から取り残されがちなクラブ、グリップ、ヘッドを
クラブの上下が逆転した状態、
クラブの重さがグリップのかかっている状態を利用して
その重さでグリップを動かす のを
促進するのがシャフトの役割です。

ですので 柔らかいシャフト程、その促進能力が高く、
重いヘッド程、その促進能力が高くなり、
体の回転に遅れず 早い段階で
インパクトポイントで グリップを、クラブを、
いざなうことが出来る と言う発想が
弊社のクラブデザインのグランドコンセプトです。

体が、胴体が、骨盤が右(左)を向いている時間は
限られていますから、早い段階でインパクトポイントに
グリップを到達、もしくは通過させられれば
上から打つ、インサイドから打つ というのを
動作や行為でなく、無意識で達成し易いですし、
そうなれば クラブやヘッドの重さだけでなく
自分の体や腕の重さも打撃に利用できます。

やることを減らして、無くして、
破壊力をより簡単に創出するチャンスが
『時間進行』をくずさなければ生み出しやすい
というのが大変大きなメリットです。
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シャフトの硬さの違いはミスの主原因に…。

2019年03月04日 16時29分21秒 | ゴルフ




シャフトの硬さ を表す一つの指標として
 振動数・・・ というモノがあります。

これはシャフトを運動させたとき、
一分間にどのように「振れる」か、何回「振れる」か
と測って、数値にします。   ・・・cpm  →cycle per minutes

数値に大きなものほど ゴルフクラブのシャフトでは硬い とされ
数値に小さいものほど ゴルフクラブのシャフトでは柔らかい とされます。




45インチ、平均的なヘッド重量 195g  
 スイングウエイト D-00前後を基準に
メーカーや機種によって 幅はかなりありますが
30年前より 「ドライバー」に関しては平均値は下がり

 Rシャフト は 235cpm  辺り と考えてよいでしょう。


これを基準にすると
 〇245cpm は S
 〇255cpm は X
 〇265cpm は XX
にあたります。

ですので リシャフトをした場合
多くの後発・スポーツタイプのシャフトの数値は高いですから
その機種非常で Rシャフトであっても 265cpmを超えるモノも有り
オリジナルのモノから比べると  XXシャフトの替えたのと同じ です。
                    ✋そこ ご注意を。



さて ここ それぞれで想像。。。考えてほしいのですが
同じヘッド(重さ)、同じ機種、同じロフト、同じ長さ で
R -235cpm と XX -265cpm  の2本を用意して
一球交互交互に打った時、
前に打ったクラブ(硬さ)の影響で良くも悪くも出ます。
ですので 似たような球は続けて打つのは大変難しいのは
理解できるかと思います。

R -235cpm をほどほど上手く打てれば 次の
XX-265cpm は硬いですから、トップしたり、引っかけたり
 届きそうもないと判断され 突っ込んでてんぷらしたり・・・・ 逆に
XX-265cpm をほどほど上手く打てれば 次の
R -235cpm は柔らかいですから、ダふったり、てんぷらしたり
 となりそうなことは想像出来るかと思います。


ドライバー 45インチ を 235cpm で使っている時
それに相当する 38インチの5番アイアンは
ウッドのシャフト径 先端8.4ミリ   アイアンのシャフト径 先端9.3ミリ
を考慮に入れたとしても  250cpm 前後 です。

シャフトの性格や機種にもよりますが、この位の硬さでは
だいたい 半インチは 4~8cpm程度の差 です。

45インチ 235cpm のドライバーに関しては
38インチ 250cpm が大体の基準で
アイアンが260cpm では S  270cpmでは X
というコトになります。



ドライバーの 硬さの違う二機種を交互に打つと発生することが
やはり ドライバーとアイアンの関係にも発生します。


現状で ドライバーはユーザーに飛ばさせるために 柔らかくなりましたが
アイアンは逆に、単価を抑えるコトが主と思えますが 硬くなっています。
軽量スチールでは柔らかくしても 強度の問題から 下げられる数値は限られています。
R表記のモノを選んでも 5番アイアンで 280cpm位は普通に来ます。
ドライバー R-235cpm を基準にすると XXXに相当する硬さ です。
まあ ここまで硬くなってしまえば もうみんな同じとも言えますけれど
 この違い、この硬さの違いを コースでは交互交互
一球ごとに打っているのですから 上手く行かない可能性は…想像通りです。


ドライバーは上手く行っていないのは
 アイアンやウエッヂのせい というのはとても少なくない可能性 なのです。
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「体重移動」は「からだの回転」と同意語です

2019年03月04日 12時17分02秒 | ゴルフ
ゴルフのスイングにおいて 体の構造上
回転軸となる背骨に対し
主な体の重みは前側にあります。

✋体が右を向けば体重は右に
✋からだが左を向けば体重は左に
自然な形でかかるようになります。

その際、重さのかかる方の足が
スイングにとっての軸足になります。


体重移動 とは
それそのものが 単独のテクニック ではなく
からだの回転と一体になったモノ です。


ですので
体重移動が上手く行ってない というのは
からだの向き・・・
その体が 股関節から上の胴体 でなく
肩だけを捻₍ひね₎っているケースと思われます。


右を向いているのに体重は㊧
左を向いているのに体重は㊨
というのは大変不自然で からだにも無理がかかります。
スタンスの両足 に対して左右(飛球線に平行な)だけでなく
前後(ボール~背後)にも重さが動くようになるので
実は 肩だけを回すスイングは コースでの傾斜地に弱くなります。



足による 体重移動のサポート は
多くするほど 長いインパクトエリアを確保できますが、
脚力や股関節の可動域など……耐える力が必要になりますから
 自分の能力にもよります。  ✊無理しない範囲で。


体重移動が上手く行ってないスイングは
向きを変える~回す モノ が間違っている可能性が高いでしょう。

胴体を一体に動かし 向きを変えるスイングでは
腕の長さに自由がありますが、
胴体を回さず 肩だけをねじるスイングはIMG_0872
腕の長さ、左右の腕の長さに制約がかかり
からだを回すコトに対する手抜きは
 ダウン~インパクト時のローテーションと言う曲芸で
補わなくてはならなくなります。
腰などへの負担も大きく、ローテーションにより
肘や手首への負担も多いのに 練習が不可欠 というコトなのです。
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ロフトに沿って振ってはいけない

2019年03月04日 00時00分49秒 | ゴルフ
言葉や文章では非常に言い表し難い ですけれど
ボールをつかまえる とは、単純に球体であるボールの
逃げ場所を失くしてしまうコトです。

その上で、ひとつ大きな勘違いをしているのでは
と思うことがあるのですが。。。



ロフトとは クラブの持つ破壊力を
特別なテクニックを要さずに
距離の打ち分けをする クラブの機能 です。

*注意
ココにも勘違いがあると思うのですが
クラブの長さによって ヘッドスピードが
距離の打ち分けを作っている と考えている
ゴルファーは少なくないと思うのですが
例えば考えてみて下さい。

クラブを使って 氷の塊を壊そう とする
とします。

39インチ 230gのヘッドの3番アイアン
35インチ 300gのヘッドのウエッヂ

どちらが 壊しやすいと思いますか?

水平方向に対し 垂直方向
そしてスピンは 同じ1m増やすのにも
数倍破壊力は必要とします。

ですから 低い球で170ヤード飛ぶ
3番アイアンよりも 高い球で 数倍の
スピンの必要なウエッヂの方が
ボールを打撃するエネルギーは必要なのです。

それに長さによる スピードの差異を
加算したとしても 殆ど破壊力は変らない
もしくは やはりウエッヂの方が上 です。



話を元に戻します。

ロフトとは クラブの持つ破壊力を
特別なテクニックを要さずに
距離の打ち分けをする クラブの機能 です。

です。

ロフトの角度は クラブの機能 です。
ですから 使う側の仕事 ではありません。

立ち方の際、(アドレス・ポスチャー)
ロフトに応じて ライ角を考える
というのが 最初で最後の そして最大の
使う側の ロフトに対する仕事 で
一旦 動作が始まったら
願わくば 全てのクラブを
ロフト ゼロ度… シャフトと平行
ロフトゼロ度と考え 扱って欲しいのです。

アドレスでの対応を除けば
すべてのクラブを ロフトを無視し
扱って貰いたいのです。

ちょっと 伝わり難いとは思うのですが
多くのゴルファーは ロフトに沿って
振ろうとしています。

特に ロフトの大きな ウエッヂなどは
その例が顕著です。

よくある光景なのですが、
クラブを持たず ゴルフショットやスウィングの
会話をしている際、ウエッヂなど
何気なく ヘッドの軌道に沿って
ロフト・フェース面でなぞる
そんな 素振りを見かけるのです。
ゴルフショットが ソールで打撃するのなら
いざ知らず フェース で
ボールを打つとなると その素振りは
ロフト90度 ロフトの無いクラブで
打つのと同じになってしまいます。
動かしている軌道にたいする ロフトが
稼働、動作ロフトですから
普段、クラブの無い時でも
心掛けて頂けると 良いかと思うのです。

繰り返しになってしまいますが
入射角度。。。 ボールに対し
ヘッドが下がってくる角度~坂
その坂を ロフトでなぞる
ということは ロフト90度 のクラブで
打つのと変わりがありません。
ほんの少し ロフトが有ったとしても
85度とか それでは ボールに推進力が
つかず だるま落としのような
抜けた球になってしまい、
打撃のエネルギーが 望まれる距離を
満たすことはないのです。
上手く当たることは勿論ですが
ショットの目的、ロフトの意義は
望んでいる距離を満たすことですから
ロフトはクラブに任せ
自分はいつも通り 動かしてくる軌道に
対し 同じ姿勢(ロフト0度)を
維持して頂きたいのです。


ヘッドの下がってくる坂は
出来るだけ 直線のイメージが望ましく
その直線に対するロフトが動作時の
クラブのロフトです。
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