【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

シャフトの取り扱い説明書

2019年03月17日 21時13分11秒 | ゴルフ



ヘッドの重量は破壊力の一部というか
大部分であるのは理解できると思います。

そこで、シャフトの柔らかさというのが
飛びにどんな影響と言うか、作用をもたらすか と言う部分は
かなり誤解されていると思います。

まず、当たり前のことですけれど
ヘッドの重さが重力方向に動いているときに
ボールと衝突した方が、その重さのエネルギーを使えますし
ものが重力によって落ちていくスピード・・・
たいした加速にはなりませんが
それは利用した方がスピードも増えます。




ところが多くのゴルファーを見ていると
わざと横や上に向かって、振っている訳ではありませんが、
結果として その下方向に動いている時間に
インパクトを持ってこれていないのです^^

柔らかいシャフトはしなる…確かに、そうですねぇ
それをしなり戻して ボールを弾く。。。
そういうイメージで 柔らかいシャフトのクラブを使う限り
結果として、ヘッドの重さを
ちゃんと利用できないカモシレマセン。

しならせて、しなり戻して
という動作をするのには、
立体的に 支点となるグリップなり、グリップエンドの
移動を制限、抑えなくてはなりません。
ゴルフのスイングで言うと
だいたいの場合、それをする本人は気づいていないのですが
ヘッドというか、シャフトを「下に振ろう」とすると
その重さや動作の作用・反作用によって
左サイドはあがる~上に向かって振ることになります。
下に振れば振るほど、縦に振れば振るほど
皮肉なもので
体はより上を向いてしまう ということになります。

縦に振ろうとすると
だいたいの場合、グリップやクラブは体から離れますから
円弧の最下点は右にずれることになりますし、
それに加え、体が上を向く(左サイドが下がる)
のですから、もともとの目的のボールの部分より
大分手前が最下点になってしまうのですね。

。。。それではダフルか、うまく打てませんから
その位置を左右方向でずらすため
体を大きく開いて、その最下点に近いところを
ボールに合わせようとするわけです。。。



ところが ここでもう一つの問題が発生します。
この写真を見て頂いて
気付かれるかと思うのですが、
縦にクラブを振ろうとする動きは
ボールをソールで打つ動き。。。
この写真でもそうですが、
ボールを打つ直前まで
本来の打撃部分であるフェースではなく
クラブの底の部分、ソールがボールに向いています。。。

スイング用語で言うところのフェースターン というのは
一見するとカタカナ用語でカッコよく使われていますが、
実は ソールで打つのではなく、フェースで打つための
動作を指すのではないかと私は思っているのです。

柔らかいシャフト。。。というか「動く」シャフト
シャフトの本来の役割は、ヘッドのその形状と重さが
作り出す重さのベクトルをグリップに伝えることで
ゴルフクラブ、クラブヘッドの形状は
ゴルフスイングしやすいようにグリップを
導くように出来ています。

シャフトがしなることによって
グリップが押されると、スピードと言う意味でなく
タイミングと言う意味で より早い時期に
インパクトが訪れるようになります。

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