【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

からだ の回転で! ってどうするの?

2018年06月16日 15時47分36秒 | ゴルフ

スイング軌道を体の回転で造る
言葉で言うのは簡単ですが、
それをできている人を見つけるのは
トッププロも含めても
砂漠で針一本探すほどの確率…はオーバーにしても
多くはありません。



じゃあ どうしたら出来るのか?

は逆説的であるけれど

まずは スイングプレーン ヘッドの軌跡
 インサイドアウト とか、
 アウトサイドイン という概念を
忘れてしまうコトです。

体の回転で、
結果として体の回転と同期して
スイングの軌跡、スイングプレーンが出来るとすると
その軌跡・軌道を意識しても意味がありません。

体のまわり方 腕を振らない体のまわり方 は
もちろん 個性、個別では微妙な違いはありますが
大局的にはそんなに種類がある訳ではないので
似たような軌道が作れれば良いですし、
弾道を分析したり、修正するのに
結果論的に 用いられるに過ぎないのが「軌跡」です。

スライスするのは アウサイドイン だから
インサイドアウトに すれば解決する…
なんていう まじない に縛られないことです。

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体の回転で、
結果として体の回転と同期して
スイングの軌跡、スイングプレーンが出来るには
絶対条件が二つあります

①骨盤~体の右向きが十分あること

 これは正確に言うと
 骨盤の右向きの『量』ではなく、
 それによって移動したグリップとヘッドの対比で
 十分な右向きの量 というのは
 グリップの移動量 > ヘッドの移動量
 という意味です。

 ↑ですので これでは 右向きの質としての量は足りていません


②トップの位置で傾き通り 右ひじの高さが確保されているコト


この二つの条件を満たせば
誰でも体の回転通りに クラブを動かすことが可能です。
慣れや違和感を除けば、誰でも出来る
技術的に難しいことは何もありません。

そもそも 体の回転通りにクラブが動いていれば
円軌道は 体がするので
腕は円軌道を描く必要がなくなります。
動かす量も 土台である体がほとんどやってくれますから
腕でクラブを動かす量は 1mもありません、
おそらく 慣性や重力を除けば、50センチ程度でしょう。

また 球筋などにはいろいろありますから
修正は必要ですが、
一球一球のスイングで インパクト付近 という
高速な時間帯に何かをしよう というコト自体
馬鹿げている と気づくのは重要です。

まあ 参考になるか どうかはわかりませんが、
私個人は 体を回す という感覚はほとんどないです。
体の回転を止めはしない という程度です。
体で振る 体でクラブを動かす というよりも
肘さばき、腕さばきで クラブを動かしたら
体がくっついてきて、結果として同期している
という感じです。


その点において 気になるのは
多くのゴルファーは 腕 と 肩(含む肩甲骨)の区別が付かず
腕を使うというと 肩を揺さぶり ます。
肩は 腕!とも、体!とも言えない
その中間にあるつなぎ手でですから
ものすごく中途半端な結果が待っています。

日本のゴルファーが特にそういうトラウマがあるのか
腕を使うのを極端に嫌う傾向にあり、
ギャグのようですが、
その結果 より腕で振ることになっているのです
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パッティング下手からの脱出

2018年06月15日 12時48分27秒 | ゴルフ



「パターが一向に上手くならない。」
「パターを変えても、大きな変化がない。」
という声を良く聞きます。

まあ 嫌味も込めて言うのなら
軽いパターヘッド
しかも 軽いのに大きなパター を硬いシャフトで
振り子のストロークでしている限りは
仕方ないでしょう。
意味のないパターの買い替えを続け、ゴルフ用品界にご貢献くださいませ。




パッティング の肝は
打つロフトがいつも均一であるコト と
距離感~スピード感 です。

均一とは言っても
いつもピッタリ とは行きませんので
そこら辺は ファジー(曖昧)でも
良いと思います。



それはこう言う仕組みです。
駄目なストロークの代表
多くのゴルファーがこのような
パッティングストロークが正しい
と信じ込んでいると思いますが。。。



これはショットにも共通します。
(繰り返しで申し訳ないですが、とても重要なコトなのです)


ボールの打たれるエネルギー というのは
ヘッドの重さ と ヘッドの速度 というのが
打撃力・破壊力の基礎になります。

それが 当たり方(ヘッドのどこにあたる…ということで無しに) によって
ボールの速度・ボールの上下角度・ボールの回転
に分散します。

基礎になる 打撃力・破壊力が一定であるのなら
その 速度と角度と回転は
何かが増えると、何かが減る、
総体的は一定になる関係です。

それは ①ヘッド軌道
②ヘッドの上下の軌道に対するロフト角度
③当たる場所 などによって決まってきます。

ヘッドを振り子のように動かすと
①②③それぞれが一定しません。
下がり軌道で当たる//最下点で当たる//上がり軌道で当たる
によって 速度・角度・回転 の割合は
かなり大きく変化してしまいます。

ですので ボールの距離感を把握しにくくなるのです。
微妙に・・・であっても その割合の変化は少なくないので
練習量を増やしても 距離感を刷り込みにくくなります。

特に 軽いヘッド
であれば その振り子で弾かないとボールは飛びませんし、
重心が深く、ヘッドが前に出やすい(うたい文句はフォローの出やすい)
マレット形状のものであれば その振り子の度合い
速度と角度と回転の変化は激しくなります。


パッティングもショットです。
テークアウェイを取り 少々高くなったヘッドを
斜め下方 に あくまでも直線で 下方向に
弧を描かないように ボールを押してあげられる
そういうストローク、
そういうストロークのできるパター、
を 使って覚えないと
腰痛が伴うほどの練習が必要・・・
腰痛が伴うほどの練習をしても身につかない 可能性があります。

パッティングに型なし と言われるのは
アプローチも含め、パッティング のような
距離調整の必要なショットにとって
一番重要になるのは 感覚的な距離感 です。
そこは 技術で補いきれない、
誰からも教われない部分が少なくありません。

距離感という いわば あいまいな感覚 を身に着けるのに
打つたびに どんな球が出るかわからないストロークをしていては
あいまいな部分が多すぎて 基準点が作れなくなります。

ショットで言うと 一般的には左右や曲がり の左右方向のばらつき
ばかりを気にする傾向が少なくありませんが、
パッティングストロークやアプローチ、そしてショットにおいても
最も重要なのは 上下のばらつき、一定の弾道に「なり易い」
打撃方法を目指す、身に着けることです。
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現代ゴルフクラブ考察 ウエッヂ編

2018年06月14日 14時50分52秒 | ゴルフ




ゴルフクラブには ちょっとした矛盾があります。

一つには
アイアンセットがあります。

アイアン は重心が深く モーメントが高く
重心が低い方が良いのですが
それは ひとえに ボールが上げやすい
と言うことを 指しているのです。

しかし 上げやすいクラブは
総じて ストロングロフトになっています。

最近では 22度位のロフトの 5番アイアン
も有る位で 2番アイアンのロフトと言っても
過言ではありません。
7番アイアンでも 30度を切るモノもあります...

ま これはさておき
上がり易いアイアンヘッド。。。
この上がり易さは 大きなロフト
45度以上では 使い難さを生んでしまいます。

クラブの構造とロフト 重心位置の関係から
45度以上のクラブは 重心が高め
重心浅めの方が 距離を打ち分ける と言う用途の
多いウエッヂには適切なのです。




ですから やさしい と呼ばれるアイアンセットの
ウエッヂは ウエッヂとしては使い難いモノが
組み込まれてしまいます。
(あんまりにも 違う形状ってわけにいきませんから)
かと言って ウエッヂが使いやすい構造・機能を
軸にして アイアンセットを作ってしまえば
ミドルやロングアイアンが難しいものになってしまいます。
(こっちのほうが 売れないでしょうね)

で ウエッヂだけを別に購入しよう とすると

何故か 日本の場合
ウエッヂの単品売り されるものは
スチール用のヘッド(超軽量ヘッド) な上に
バンス角度 バンス幅の小さなモノ ばかりです。

正直 バンス角度の小さな(少ない)モノを使って
いるのは クラブの機能は使えません 使いません
と言っているのと同じですから
セットと別に買い増す意味がありません。

ウエッヂ アプローチ用途の中でも
バンカーショットというのは アマチュアの悩みの
一つですから それを助ける
バンス角度 バンス幅 ヘッド重量 は
絶対の 3種の神器 と言えるのです。

アプローチにおいても バンス角度 バンス幅等
バンスのしっかりしたモノほど 安定した距離を
打ち続けるコトが可能になります。

バンスのあるクラブの方が ラフからでも
勿論 フェアウェイ からでも
圧倒的な安定度がありますし
クラブの正しい使い方を覚えてくれば
ベアグランドからもでも効果を発揮します。



そして やっぱり ヘッド重量 です。

グリーン周りからのアプローチで
無理やり ウエッヂを使うことをお薦めはしませんが
ゴルフクラブのあらゆる能書きや効能も
ヘッド重量に勝つことは出来ません。

最後はヘッド重量 重量が勝つのです。

パターを除けば 全てのクラブの中で
最重量のウエッヂ。。。 その意味は重いです。

軽量ヘッドの装着されたウエッヂなど
クラブとして 何の意味もない と言えるほどです。
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パッティングはオーバースピンをかけるなんて真っ赤な嘘

2018年06月14日 13時43分28秒 | ゴルフ
よく『パッティングはオーバースピンをかけろ』
なんて言いますが、それは嘘っぱちです。


確かに 球体であるボールが転がれば
車のタイヤが転がるように順回転で転がります。
放っておいてもオーバースピンはかかります。

しかし パッティングの重要なポイントは
オーバースピンなどのスピンをかけることではなく
『管理しやすい距離感を構築し
打ちたい距離をちゃんと打つこと』です

良い転がりを打つという事は
同じ距離を打つのに
たくさん回転させることではなく
逆に
少ない回転でその距離を届かせること です。

転がり というのは基本抵抗によって生まれます。
たくさん回転するという事は
そのまま 抵抗を増やすことになる 訳です。



パッティングにとっては
管理しやすい距離感
…いつも同じ距離を打てる感じ
感覚として掴みやすい距離感
ということになれば
◎小さなストローク
◎遅いストローク の方が
✖大きなストローク
✖速いストローク よりも
はるかに管理しやすくなるはずです。

今、目にするパッティングの多くは
振り子を使って 上に弾く打撃方法です。
これでは ボールは無駄に飛ばない方法で
距離の管理もしにくくなります。
まあ 軽いヘッドのパターを使ってる結末ではありますが…。

コースで、グリーン上では
ボールは自分の自重分 芝に沈んでいます。
故に まず 始めはそのくぼみになるボールを
打ち出してあげなくてはなりません。

それを「オーバースピンをかける」というお題目の元
上に弾いてしまうと、いきなりそのくぼみの壁にぶつかって
跳ねて飛び出すことになります。
これでまず失速します。

初段で跳ねますから、ラインにも乗らないので
方向も安定しません。

距離感は 「距離」感です。
距離とは横への移動です。
ボールを押してあげればいいだけで
その『押し具合』が打ち手としての距離感です。



距離感が掴みやすいポイントとしては
ボールの移動速度とヘッドの移動速度が
出来るだけ近い方が良く、
弾いて打つような方法では距離感は掴み辛くなります。
軽いヘッドのパターでは弾かないと飛ばないですけどね…。

出来るだけ ロフトを変えず
地面に平行とは言わないまでも
地面との関係で 出来るだけ円を描かず
打ちだし方向に押してあげる だけ。

そういうパッティングの出来るパターを持てば
『毎度入る』とは言えないまでも
距離感は掴みやすく、パッティングで悩むことはなくなる
と断言できます。
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ゴルフスイング改良の最大の妨げ

2018年06月13日 19時18分49秒 | ゴルフ


ゴルフが上手くいかない、スイングが良くない、
スイングを治したい、スイングをよくしたい、

。。。でも上手くいかない。。。


その元になっているのは
決して 運動神経や運動不足などの身体能力でもなく、
スイングの「技術」的な部分でもなく、
当然 スイング技術が未熟、
必要な技術を未習得な…訳でもありません。

言葉悪く言えば
その頭の構造 ゴルフ馬鹿 から脱することです。

 ゴルフが大好き! という意味のゴルフ馬鹿ではありません。


科学的、物理的 なんて難しい言葉を使う以前に
ごくごく当たり前の 自然の法則を無視し
ゴルフの世界の中で勝手に囁かれている
 単なるうわさ~デマ~都市伝説 を信じ
自分の頭でちゃんと考えてみれば わかることを
それに流されている ゴルフ脳 である限り
スイングが良くなることも、ゴルフが良くなることもありません。

単に回数行けば 点数が少なくなるに過ぎません。






ゴルフクラブ で例に挙げると
 想像してみてください。

ここにドライバーがあります。

 🚀ロフト ①0度 ②10度 ③20度 の3種類

 🚀フェース角度 ①-10度 ②0度 ③+10度 の3種類

同じフェース角度 +10度、俗にいうフックフェースであっても
ロフトが0度のものに比べ 10度・・・20度 と
ロフトが増えれば 立体的にフェースが左を向いている度合い は
増えるのが分かりますか?
逆にいえば 同じ右を向いた -10度 スライスフェースのモノであっても
ロフトが少なくなれば その右向き度合いは減り、
ロフトが増えれば その右向き度合いは増えるのです。

✊ヘッドの向き・フェースの向きが一切変わっていない
 右左を向けていないにも関わらず! ですよ

パターストロークで
ボールを真っ直ぐ行かせたい から という理由で
首あたりを基点に ショルダーストロークをする人が少なくありませんが、
自分の目 に見える ヘッドが真っ直ぐ動いていることを満足させているだけで
実際には ゆるくフェースを右左に向けているのと同じことをしています。


ショットにとって遠心力は
手助けになるか と 言えば 微妙な存在で
遠心力そのものは 外に膨らむ力で
スイング中に掛かるそれは
ボールの方向、ボールを打ちたい方向 とは全く異なるモノで
その方向に力がかかっている限りは スイングの阻害要素でしかありません。

遠心力が増えて 一番負担がかかるのは
それを手放さないための握力であって
決して ボールを遠くへ飛ばすための力にならないばかりか
ヘッドスピードを上げることも妨げになっている場合も少なくありません。

これって 特殊な考え でしょうか?

ものすごく高度な力学、物理学でしょうか?

小学生には少々難しくても
中学生ならば納得する内容じゃあありませんか?


ゴルフショットはゴルフクラブを使います。
そのゴルフクラブは パターも含め10本を超えるものを
常時携帯して 遊ぶ のがゴルフです。

その10本の一番の違いは 角度 です。

多くの人は長さ と答えるかもしれませんが、
視覚的には確かにそうですが、
ゴルフクラブは 良心的に設計、製造していれば
長さに応じて ヘッドの重さが異なり、
長いものはヘッドが軽く、短いものはヘッドが重く
どれを振っても 似たような感じになるように作られています。

長さは ヘッドスピードの為! と考えられている節がありますが、
それは半分正解で、残り半分は やはり 角度の為に
番手ごとの角度の違いを出すためのモノです。

隣の番手との 角度の差は 4度程度。
時計の針の 1分1秒よりも狭い角度 です。

そして その角度は 上下方向のロフト角度と
左右方向のライ角度が絡み、
思っているよりも複雑な立体角度面を形成します。

実質のロフト角度が変わってしまえば
ボールの左右方向を司るライ角度は大きく影響を受けますし、
実質のライ角度が変わったり、ヘッドそのものの向きが変われば
同じく ボールの上下方向を司るロフト角度は大きく影響を受けます。

にもかかわらず 遠心力を作るため
ヘッドをブリブリ振って、ヘッドターンをさせるゴルフ理論など
正直 あまりに幼稚で、それを理論と呼ぶ神経が分かりません。

冷静になって 自分の頭で考え始めれば
思っているよりも ゴルフスイングのメカニズムはシンプルですよ。
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シャフトの取り扱い説明書

2018年06月13日 18時41分38秒 | ゴルフ
ヘッドの重量は破壊力の一部というか
大部分であるのは理解できると思います。

そこで、シャフトの柔らかさというのが
飛びにどんな影響と言うか、作用をもたらすか と言う部分は
かなり誤解されていると思います。

まず、当たり前のことですけれど
ヘッドの重さが重力方向に動いているときに
ボールと衝突した方が、その重さのエネルギーを使えますし
ものが重力によって落ちていくスピード・・・
たいした加速にはなりませんが
それは利用した方がスピードも増えます。

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ところが多くのゴルファーを見ていると
わざと横や上に向かって、振っている訳ではありませんが、
結果として その下方向に動いている時間に
インパクトを持ってこれていないのです^^

柔らかいシャフトはしなる…確かに、そうですねぇ
それをしなり戻して ボールを弾く。。。
そういうイメージで 柔らかいシャフトのクラブを使う限り
結果として、ヘッドの重さを
ちゃんと利用できないカモシレマセン。

しならせて、しなり戻して
という動作をするのには、
立体的に 支点となるグリップなり、グリップエンドの
移動を制限、抑えなくてはなりません。
ゴルフのスイングで言うと
だいたいの場合、それをする本人は気づいていないのですが
ヘッドというか、シャフトを「下に振ろう」とすると
その重さや動作の作用・反作用によって
左サイドはあがる~上に向かって振ることになります。
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下に振れば振るほど、縦に振れば振るほど
皮肉なもので
体はより上を向いてしまう ということになります。

縦に振ろうとすると
だいたいの場合、グリップやクラブは体から離れますから
円弧の最下点は右にずれることになりますし、
それに加え、体が上を向く(左サイドが下がる)
のですから、もともとの目的のボールの部分より
大分手前が最下点になってしまうのですね。

。。。それではダフルか、うまく打てませんから
その位置を左右方向でずらすため
体を大きく開いて、その最下点に近いところを
ボールに合わせようとするわけです。。。

ところが ここでもう一つの問題が発生します。

この写真を見て頂いて
気付かれるかと思うのですが、
縦にクラブを振ろうとする動きは
ボールをソールで打つ動き。。。
この写真でもそうですが、
ボールを打つ直前まで
本来の打撃部分であるフェースではなく
クラブの底の部分、ソールがボールに向いています。。。

スイング用語で言うところのフェースターン というのは
一見するとカタカナ用語でカッコよく使われていますが、
実は ソールで打つのではなく、フェースで打つための
動作を指すのではないかと私は思っているのです。

柔らかいシャフト。。。というか「動く」シャフト
シャフトの本来の役割は、ヘッドのその形状と重さが
作り出す重さのベクトルをグリップに伝えることで
ゴルフクラブ、クラブヘッドの形状は
ゴルフスイングしやすいようにグリップを
導くように出来ています。

シャフトがしなることによって
グリップが押されると、スピードと言う意味でなく
タイミングと言う意味で より早い時期に
インパクトが訪れるようになります。
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柔らかいシャフトのゴルフクラブ取り扱い説明書^^

2018年06月13日 18時40分06秒 | ゴルフ
柔らかいシャフトを追い求めて
もう30年になろうとしています

市販の一般的なRやSRのシャフトの硬度が
45インチで だいたい250cpm ですので

20年前 ケンズチャンプ A~L  230cpm
16年前 ブラックスピーダー F2 210cpm
15年前 ブラックスピーダー F3 200cpm
13年前 ブラックスピーダー F4 190cpm
11年前 ブラックスピーダー F5 180cpm
こんな変遷をたどって

     MD-11  140cpm
     MD-12  130cpm
     MD-14  120cpm

にたどり着いたわけです



2014年のハミングバードのスタンダード
 MD-11を基準にすると
市販のクラブは 180%の硬いことになります。
約2倍弱の硬いシャフトを 30%の軽くなった
ヘッドで使う訳ですから、クラブの持っている個性は
大変薄味 ということになりますね・・・。
・・・料理なら薄味は健康に良さそうですがね

今回はイメージの話ですけれど
柔らかいシャフト、ヘッドの重いクラブ…
クラブの機能が濃くなったクラブを
しならせて しなりもどして とか
ねじ伏せよう、従わせようとする限り、
その個性というか、機能とバトルすることになります。

ま、これは実はシャフトの硬さとか
ヘッドの重さの軽い重いとは関係なく
ゴルフクラブの使い方のスタンダードなのですが…

ヘッドの重さやクラブの形状を利用し
ヘッドではなく、
 グリップを移動させる(動かす)ことです。




多くのゴルファーは
 グリップを動かさずに
 グリップの位置を支点に
 ヘッドを動かそう としますが、
結局、ヘッドの重さに振り回されて
クラブに振らされることになるのです。

で、あるのなら 始めから
 クラブに振らされてしまった方が楽です。
それを体感? 覚えてしまえば
基本、ゴルフのクラブの形状は不変な訳ですから
迷った時に、もしくはコースで誰に聞く必要もなく
{クラブから}アドバイスを受けることが出来るのです。
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平成末期のスイング論

2018年06月12日 19時31分53秒 | ゴルフ







先日、クラブを見たい という初めてのお客様がお店を訪れました。

そのお客様との会話の中で
「いま65歳だから あと何年出来ることか…」と仰いましたが
実際には日本の本当にプレイしているゴルファーの
『平均年齢ど真ん中ストライク』なのではないかと思います。

あと何年出来るか、ではなく
まだ半分に到達したばかりなのです。


何を言いたいか というと私も既に半世紀は生きましたが、
私の年齢で ゴルフスイングを覚えるのに
高校の部活のような訳には行きません。

出来ること、出来そうなこと、
出来そうもないことは ぼんやりですがわかります。

今 スイングを教えている層(年齢層)は
教える対象~生徒さん の現状を理解出来ていません。
お金を出してスイングを教わる年齢層は
その平均年齢付近が多いわけですし、
若い方でも 運動不足気味の華奢な女性 だったりします。

10代からゴルフに慣れ親しみ、
連日 数百球の球を打ち込んで覚えたことは
その対象の人たちには通用しませんし、
逆に それを学ぶ、教わる人たちも
自分に出来そうなこと、続けられそうなこと
特に 自分の身体能力に関して 現状を把握するべきでしょう。

スピードで解決するなんて もう出来ません。
スピードを上げなくても、動作速度に頼らなくても
距離が落ちない、ボールが飛ぶ方法が欲しいんです。

速く振らなくても距離の落ちないクラブが欲しいんです。



速く振れれば飛ぶのは誰でも分かりますが、
それが出来ないから悩んでいるのです。
同時に 速く振ろうとすれば、繰り返しやすい動きや安定した動きからは
遠ざかることになるのは明白なのですから、
身体能力で解決するスイングを教えよう、学ぼう とすること自体
始めから無理難題なのです。

確かに 今販売されているクラブは
例外がないほど、お助けクラブではなく
基本 速く振らないと、速く動作しないと
飛びに関しては 無情なモノばかり です。

正直、ゴルフプレイヤーの平均年齢が60台半ば、
ゴルフにお金の使える層も少なくとも 50台以上
ということを無視した、若者が使うようなクラブばかり ですから
そうせざるを得ないのは致し方ない…のは致し方ないのですが、
スイングにしても、クラブにしても 遊びとはいえ
ちょっと夢見がち過ぎ な気がしてなりません。
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ゴルフクラブを選ぶ際の最大の注意点

2018年06月12日 19時06分34秒 | ゴルフ
平成の頭頃、そしてそれ以前と比べ
パターも含め 全部を一括して買う とか
セットを同じ機種で揃える というが
だいぶ 減ってきているように思えます。

アイアンも セットになっているのが
昔は #3~SW の 8~9本であったのが
販売総価格を下げるためだと思うのですが
いまや #6~PW 5本がスタートキット
であったりして
それが故に ウエッヂは全く違う機種
なんてことも少なくありません。



フェアウェイウッドの他に ユーティリティ
という微妙な存在も割って入って来て
今や定着していますから
バッグの中に 何種類ものブランドや銘柄
が雑多に入っている"時代"なんでしょう。

機種やブランドが違うことには何の問題もないのですが、
セットの流れ
ドライバーから始まり 出来ればパターまで
少なくともウエッヂまで
セットの流れ…として
似たような「シャフトの硬さ」が
使われていることが
セット と呼べる最低条件だと思います。

各機種、各番手のシャフトの硬さが異なっても
コースでは
 それをやり直しや慣れるまで打つコトは出来ない
     一発勝負です。
シャフトの硬さが異なると
 硬い➟柔らかい 柔らかい➟硬い
では ある一定のミスショットが
かなりの確率で出るようになります。

厳密に見ると 同じブランド・銘柄のアイアン「セット」
であっても、かなりシャフトの硬さはバラついています。

ドライバー ・ フェアウェイウッド ・ ユーティリティ
アイアン ・ ウエッヂ、 そしてパター
これらが別々な シャフトの硬さ であると
その硬さに応じて 適切なタイミングやボールの位置
出る球の特性など それぞれ バラバラ ということですから
当然 ゴルフが上手く行き難くなる訳です。

総じて どこのメーカーも 飛ばさせるため
ドライバーのシャフトは フェアウェイウッドに比べ
やや柔らかめです。
ですので フェアウェイウッドがあまり好きでない方にとって
フェアウェイウッドはあまり扱い易いモノではないと言えます。
単価を下げるため…と言う理由だと思いますが、
いまや ユーティリティはウッド用のシャフトを
装着しているモノが少なくなり、
そのフェアウェイウッドよりも さらに 硬め です。
アイアンについては 言うに及ばず
軽量であろうが無かろうが、スチールシャフトである限り
ドライバーやウッド系とは かなりシャフトの硬さが異なり
単純には言い切れませんが、
シャフトのフレックス表示が Rとか、Sとか
何と表示されていようが
ウッド系に比べ、 5フレックス位 アイアンが硬い
と考えて良いと思います。
総体的な ボールの置き位置を見ても それは顕著です。

フルショットする頻度の少ない ウエッヂは
アイアンよりも ほのかに柔らかいモノの方が
使いやすいのですが、ウエッヂだけを別売りに買う場合
ブランドにこだわるケースが少なくないですから
逆に ウエッヂの方が硬め。。。 が故に
アプローチ苦手から脱出できない なんて
悲劇のような、喜劇のような・・・。



◯◯のブランドが好き とか
🔴🔴のブランドが嫌い など
それはそれで構わないと思うのですが、
少なくとも セット…である限りは
似たような「シャフトの硬さ」に
もう少し意識を払うべきだと思いますよー
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ボールは上から潰したい(*^_^*)

2018年06月12日 18時59分23秒 | ゴルフ
頑張ってる君のスイングも
かなり熟成度が上がってきています。

しかし、まだなかなかコースでは
高確率・・・という訳には行かず
悶絶の日々を送っているようです。

頑張ってる君だけでなく 多くのゴルファーがそうで
いまや トッププロまでもそうなのですが、
頻度よく、ボールを上から打つことが出来ません。

ボールを上から打てないと
必ずと言ってよいほど 「振り遅れ」になり
振り遅れは 体の開き あおり しゃくり と同意語ですから
ダフりやトップのミスの可能性も当然増えます。

中高年にとって 振り遅れは
インパクトという 自分の動作以外の大きな負荷が掛かる付近で
体の回転を止めなくてはならず、
にもかかわらず 腕はより早く振らなければいけない
という 体を痛める可能性の高い打撃方法 です。




上から打てない 打撃方法では
左グリップを回転軸に
その周りを右のグリップが周回するような形をとります。
(キャスティング なんていう言葉も使われたりします)
これでも ボールは打てますし、
無駄にスピードがあれば 飛ばなくはありません。
ゴルフ経験が豊富な人ほど
この 過重な労働は「打ち応え」「振り応え」として
記憶していますから そこがスイングをよくする難敵だったりします。

左グリップの周りを 右グリップが周回しますから
当然 左グリップは強く握り、小さな塊にする必要があります。
右手を使って シャフトを回転させますから
左右の密着感は希薄で 双方が離れているので
アドレスの姿勢もゆがみ気味になります。

先日の記事でも書きましたが、
右向きが、骨盤~体の右向きが足らないのは論外ですが、
右向きが足りている にしても
左グリップを軸に右グリップを周回させれば
ヘッドの通り道は大きく長くなりますから
適切なインパクト時間 には間に合いません。

スイングでは 本来
トップの位置で クラブの重さを使って
グリップエンドを下げる・・・落とすものですが、
この 打撃方法では
左グリップを動かすと それが軸・回転軸になるので
周回させつらくなりますから
左グリップ・グリップエンドを動かす癖がつき辛く
また 当然 その行為をするためのテークバック
をとる癖が強く出ます。


インパクトは単なる通過点ですが、
あえて言うのなら
左グリップ(手)のほうが右グリップよりも低く
左グリップのほうが微妙にボールに近い
そして グリップ自体が 下がっている過程
ボールに近づいている過程 
そんなインパクト通過点がほしいです。
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