【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

逆玉を打たないスイングを覚えよう

2018年06月08日 10時20分38秒 | ゴルフ

ショットをいくつかに分類すると

①右に行く球
 左に行く球

②右に曲がる(右回転)球
 左に曲がる(左回転)球

③使用のロフトに対し高い球
 使用のロフトに対し低い球

④使用のロフトに対しスピンが多い球
 使用のロフトに対しスピンの少ない球

トップやダフリなどを除くと
微妙に関連づいている部分もありますが
この4種類、合計16通りの球があります。




多くの人は 左右であれば フェース面の向き →真っ直ぐ
上下であれば ヘッドの軌道 最下点でのインパクトを願望、
理想としている向きが見受けられますが、
その理想は 恒久的に答えが出ません。

ヘッドターン、ヘッドの返しをする場合、
スライスを避けようと ヘッドを閉じれば
その度合いやタイミングによっては
今度は引っかけフックになります。
それを避けようとするば 元の木阿弥でスライスになります。

また ヘッドターンは
フェースの向きだけでなく
ヘッド軌道にも影響を及ぼすので
ボールの左右の回転を作る基準がいつも動いている
サッカーでの動いてしまうゴールと同じです。



本当はこちらが重要なのですが
その左右の回転を作るのと同じ原理が
ボールの出球の角度、回転にもあります。

ボールを下がり行程でとらえれば
スピンは多くなりますが、出球は低くなります。
ボールを上がり行程でとらえれば
スピンは少なくなりますが、出球は高くなります。

上がり・下がりではなく、長さによる入射角度差ではありますが、
同じ 25度のロフトの フェアウェイウッドとアイアンの弾道特性
に似ているかもしれません。


二つは全く違う球筋です。

どちらが飛ぶか も一概には言えませんし、
地面にあるボールを あおり打ち・しゃくり打ち するのには
痛いミスのリスクが大変大きくなりますから
そのクラブの長さなりの 入射。。。
つまり下がり行程 を基本にするべきです。


弾道を安定させる、ショットを安定させるのに
なにがしかの 修正はあるでしょう。
しかし その修正そのものが
今度は逆の球、方向や回転、球筋が逆になってしまう
となると その度合いやタイミングに非常にが神経を使わねばなりません。

ゴルフクラブはその特性上、
当然 下がり行程で、ドライバーの長さであっても
それによってゆるくなったとしても下がり行程で打つ のが
そのクラブの本来の球筋で
ボールには左回転が入るように出来ています。

ですので その左回転を活かしていくのには
ボールの出球は右め でなければなりません。

その量や度合などを修正、調整する範囲であれば
逆の球は出ませんから、ショットに計算が立ち易いのです。



 そもそも 度合は兎も角 すべて と言えるショットは
何らかのミスです。
そのミスショットが使えるミスなのか?
計算がミスなのか?
それとも夢を追いかけてて
 出るはずもないナイスショットを追い求めるのか…
現実的で夢がないかもしれませんが、
 ゴルフは数字を競うゲームです。

打ってみないと
右に出るのか/左に出るのか
右回転がかかるのか/左回転がかかるのか
スピンが少なくなって出球がたかくなるのか
スピンが多くなって出球が低くなるのか
分からない というのは
 目隠しでボールを打っているのとあまり変わらないのです。

目隠ししてもボールが打てることを極めるのが
ゴルフの上達…というのは
なんだか亜流な気がしてなりません。

そういうゴルファーに限って 理想の球は『真っ直ぐ』と言いますね(*^_^*)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴルフクラブ:芯で打つ!…何のコッチャ?

2018年06月08日 10時01分57秒 | ゴルフ



芯で打つ

何年も、どこの雑誌でも必ず出てくるフレーズです。
練習所でも よく耳にする言葉です。

でも ですよ
芯で打つ と言う言葉は
物理的には意味不明なので
想像で書きますが
「重心位置」で打つ  もしくは
その付近で当てる というコトを
指しているんだと思うのですが
もし そうであるのならば
例えば ウッド の重心位置は
箱の真ん中にあって 打面である
フェース面上にはないんです。

いまどきのウッドであれば
フェース面から 3センチも 4センチも
奥に重心位置(芯)があるので
通常、どんなことをしても
ボールとその芯は触れあう事が出来ません。

フェース面にあるその部分「らしき」場所は
測定上の場所であって
芯 ・・・意味合い的には中心、もしくは軸
では 無いのです。

それは アイアンであっても同じです。

ウッドに比べ 薄べったい構造にはなっていますが
芯 と呼ばれる部分は4ミリ程度 奥にあり
ボールの潰れ を割愛すれば
その芯とボールは触れあう事が
物理的に 「不可能」 なのです。



百歩、イエ 千歩 譲ってですよ
そのなんだか得体の知れない 「芯」で打つとしても
モノには 運動 移動の指向性、ベクトル が
存在する訳で
例えば 釘を打ちます。
釘の刺す、刺さっている方向を無視して
カナヅチの真ん中で叩いても
その釘の覚悟に対して 30度とか
45度 ズレた角度で叩いても
刺さらない、刺さり難い、釘が曲がってしまう
でしょ。

トンカチと同じ理論 で考えれば
一番重要なのは 何処に当たるか
ではなくて 釘の刺すべき「指向性」と
トンカチを動かす「指向性」の
エネルギーのベクトル が多くのコトを決めるのです。

ものすごく 時間の短い
一番速度の上がる インパクト付近で
ボールを 打面のどこかに当てよう
なんてのは 祈り や 願い 以外何物でもありません。
上手くなりたい と考えているのなら
祈りや願い で解決するのは
もう 終わりにしませんか・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする