【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

意味不明なシャットフェース論…。

2018年06月26日 12時29分50秒 | ゴルフ



多くのゴルファーはスイングをシンプルに簡素にして
飛ばせるようになる ことは勿論
繰り返せることを望んでいるはず…なのですが、

最近 主流になっているスイング論を見ていると
収入の多くない人が無理やり タワーマンションを買って
払いきれないはずなのに 何枚ものクレジットカードを回して
なんとか返済をクリアしている ような、
生活を充実させるはずのマンションが
返済のために生活しているような、そんな
本末転倒観がものすごく匂います。

典型的な例が シャットフェース論 です。

シャットフェースの基本は
✋フェースが右を向く オープン
✋フェースが左を向く クローズ でも
✋ロフトが開くこと
✋ロフトが閉じること でもなく
単に前傾姿勢と体の向きによって発生する事象です。

スイングの姿勢には前傾姿勢があります。
その前傾姿勢とは
骨盤と大たい骨の前傾角度差を指します。


ですので 骨盤が右を向いた時、
体の左サイドが右サイドに比べ
位置関係として低い姿勢になるので 発生します。
(体が前傾姿勢なりに傾いているので)

まず 第一に
良い悪いは別にして
トッププロも含め 現代のスイングの多くは
骨盤を右に向けず
 胴体・上半身をねじって 肩だけ右に向けます。
なんと言ってよいのか、何と呼んでよいのか
該当する言葉が思い当たりませんが、
左上上半身は伸ばし、右上上半身を縮めて
肩ラインの右向き姿勢を作るので
ボールの方に頭・上半身は傾いていますが、
左上上半身の方が高く、右上上半身の方が低い
逆の姿勢を作っています。



✊この時点で シャットフェースは作れません。
もともと意味合いを失っているので
見た目のシャットフェースを作っても意味がありません。
・・・これをシャットフェースという意味もわかりません・・・
にもかかわらず シャットフェースという言葉が使われます。


見た目という意味でも
シャットフェースとは
フェースが地面を向いていること で
空を向いている のとは魔反対なはず・・・ですが
なぜか その見た目をシャットフェース
人によっては シャッターフェース と呼んでいます。
もうこの時点で意味不明です。


あああ 深い意味はありませんが、
さびれた商店街のシャッターが閉まっている という意味
なのか と感じてしまいます。

シャットフェースの最大の利点は
ダウンスイング時 シャットフェースを作ることによって
クラブヘッドやクラブ、腕の重さが
 位置関係として低い左グリップに多くかかり
左グリップが 打撃方向、進行方向に押されやすい
体の回転に遅れにくい 状況を作ることです。
そして その重さによって押された左グリップのお陰で
左サイドが低い時間を長く保ちやすく、
また それによって高低を使って
低い左サイドへの スムースな荷重移動・体重移動が
しやすいという 型ではなく 実利のあるモノです。



私の目がおかしいのか、頭がおかしいのか、
そこは当の本人にはわかりませんが、
現代言われているシャットフェースは
『単にクラブ、シャフトが右に倒れただけ』で
シャットでもなければ、オープンでもない、
元来のスイングとして存在していない形です。

ほんの少し前の ゴルフスイング論では
『クラブを寝かす』『シャフトを寝かす』
タブー 禁忌な行い です。

ゴルフスイングを考えるのに
新しい方法・より良い方法はもちろん歓迎ですし
それをすることによって 体を傷めず、楽して飛ばせるなら
どんどん取り入れる心つもりはありますが、
この方法には ナンの利点も見出せません。

何の実利もないコト
それをすることによって より複雑に、煩雑になるコト
どう考えても体にやさしくないコト
人間の動作として美しくないコト
・・・なんでやろうとするんですかね~

根本的なところを履き違えているのに
それを いろいろなことでつぎはぎして胡麻化すなら
根本のところを治せばよいと思うのですが、
なんで こうなるんでしょうか…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フェースローテーションがスライスを生む!

2018年06月26日 11時43分48秒 | ゴルフ


当たり前すぎてしまいますが、
ボールは無機質です。

これから自分がどの方向に打とうとしているか、
アドレスの向きも知りませんし、
手にしているクラブのロフトも知りません。

単に物理的な圧力を受けて
インパクト時の状況によって
ボールの飛ぶ方向や速度、回転など
距離や球質が決まるのです。


スライスのメカニズム というのは
アドレスの向きなど関係なく
動いているヘッドの軌道に対し
フェースが(ライ/ロフト角度が絡む立体的なモノですが、シンプルに割愛して
フェースの向き、フェース面の向き、リーディングエッジの向き と考えてください)
垂直よりも右を向いていれば
その度合いにもよりますが、
ボールには右回転が入ります。

右回転が入るかどうかは
動いている軌跡・道のりが基準になります。

その軌跡を比較してみてください。




左は グリップを軸にヘッドを回転させたときの軌道
右は グリップを動かことで クラブをスライドさせてくるときの軌道
です。
右に比べると 左は大回りしてヘッドが入ってきますので
右回転になるか どうかの軌道が 外から になりますので
その分 ヘッドの閉じ が必要になります。

体で! とか 腕で! とかは別にしたとしても
ヘッドを グリップを動かすコトで インサイドから入れてきた方が
当然ですが、道のりも短く、時間もかかりません。
グリップエンドを支点に ヘッドを回す方が
道のりも長く、時間もかかります。


少々オーバーですが、
図左:の軌道であれば フェースの向きは
アドレスに対し、飛球線に対し右を向いています。
ボールは右に飛び出ますが、
ボールには右回転が入りません。

図右:は左に比べ 右回転を入れないための作業が多く
比較すると分かりますが、
グリップエンドの移動量が極端に少なくなり、
体を使うことが出来ません。
手で振るしか方向がないのです。



フェースの右向き度合いは兎も角
ヘッドの移動する道のりも少なく、短時間で済み、
体でクラブを動かすチャンスの高い ローテーションをしない方法と
本末転倒ですが、スライスをさせたくないから行う
フェースローテーションが 道のりが長く、時間がかかり、
作業が多い・・・がゆえに 右回転が入る可能性・確率が格段に高いのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする