【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ボールをつかまえるのにフェースターンは1mmも要らない

2019年04月28日 21時27分51秒 | ゴルフ





『フェースターンでボールをとらえるモノ』として覚える、
『開いたヘッドを閉じることによってボールをとらえる』として覚える、
一番の弊害・・・正直、ゴルフスイングを
ゴルフスイングでは無いモノ、
ゴルフショットをするのに最悪なからだ使い をさせるimagesCAXUT058
その動きは ヘッドをターンさせる動きは
具体的には 『両肩の上下を入れ替える』 その動きです。
インパクト直前に 左肩を上げ、右肩を下げ
今までの『肩の上下の関係を逆転させる』 その動きです。

いったい 何千人の人が毎年、腰を痛めたり、肘を痛めたり しているのか
すさまじいほどの呪いです。

それそのものも 呪いと呼べるほどの動きですが、
それによって 殆どの人が
からだの回転 の からだ は肩だと妄信していることで
それは トッププロやレッスンプロも例外ないほどです。


実際には スイング軌道上で
ヘッドの進行のほとんどは からだ の動きで行われる筈 なのですが
呪いに掛かっている人にとっての
からだ は 肩の動きなので
自分では からだ で クラブを動かしていると思い込んでます。
 ( ;∀;)なんとも複雑な・・・
オレオレ詐欺であれば 完璧 とも言えますね。

ですので テークバックでも
肩は腕の一部分であるのにもかかわらず
肩を回せば からだを回していると信じていますから
「もっと体をまわせ」 は
「もって腕を使え」 になってしまいます。


正しいスイングにおいて
正しい「つかまえ」を前提にしたスイングにおいて
グリップ、クラブ、ヘッドの移動、進行は
からだ 👉股関節から上の胴体の向き に司られている筈 なのですが
そこは動かさず そこはボールに向けっぱなし位のつもりで
スイング動作の真似事をしているのですから
世の中には 佃煮のように カット打ち、アウトサイドイン の人が溢れています。
困ったモノです。



その腕周りの、クラブに対する腕の使い方を 変えず
股関節から上の胴体 本当の体をまわせば
単に深いトップになるだけで
からだの向きに対する グリップの位置は 右にずれたまま なので
量ではなく、質としての右向きは一向に改善されません。



 ↑ この画像を参考にして頂くと分かるかと思いますが
二つの画像で からだの向きはほとんど変わっていませんが
腕、グリップの位置は右にずらされてしまっています。
その上で 右ひじは固定されたまま
 左腕だけが クラブを上げてしまっていますので
クラブは倒れ、このまま打ちに言ったのでソールで打つコトになります。
ですので その諸悪の根源のフェースターンが不可欠になるのです。

…だって フェースターンって 開いていないと出来ないから
 クラブを倒さないといけないのです。

スイングの軌道に沿って 『左腕で』クラブを送りこむ
と言うのが 実際にやっていることなのですが
自分はそれをからだでしているモノと信じています。

これでは対象の固有名詞  「腕で!」 と 「からだで!」 
に齟齬がありますから アドバイスも効きません。

カット打ち、アウトサイドイン とは
からだに対し ヘッドが遅れているコト ではなく
グリップが遅れているコト が問題なのに
よりグリップが遅れやすいテークバック、トップがあり
それに加え 本当のからだ まで回して
トップを深くしたら より一層グリップは遅れ易くなります。

正直、スイングなんてどんな格好で打っても良いですけれど
どんな動きをしても グリップを動かさなければ
サイドは 腕使いの ヘッドターン しか 打つ術がなくなってしまいます。


どんな動きをしてもグリップさえ付いてこさせれば
グリップさえ動かしていれば 例えフェースターンが残ったとしても
その量も、難易度も、格段に減らせられるのです。

そこを踏まえたうえでの テークバック構築を再考してみて下さい。
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スピンが効かない…

2019年04月28日 18時19分26秒 | ゴルフ
『アプローチでスピンが効かない』
と言うセリフをよく耳にします。

http://hbs.livedoor.blog/


これ 典型的な「つかまえる」を誤った例で
その間違っているコトが より一層
「スピンを効かなくさせています」


言葉…で表現するので分かり難い かも知れませんが、
ご了承下さい。




✋ゴルフのショットにおいて
ボールのスピンが効くか 効かないか は
●単純に ほどほどのスピンが
 ボールの着弾時に残っているか、どうか
●ボールの着弾時のスピードや着弾する接地角度に対し
 適切なスピンの量が残っているか です。

どちらにしても 着地、着弾する時にスピンがあるか どうか で
スピンの数、最大回転数とはあまり関係がありません。
着弾時に スピンが残っているか どうか です。


ウエッヂショットなどで ボールを高くしたり
スピンの総数を増やすには
 〇ヘッドをより緩い入射角度で入れるか
 〇ロフトを開いて 大きいロフトで打つか
 〇より速いスピードで打つか
のいずれかになります。

ショットと言うのは 打つチカラ 👉ヘッドスピードとヘッド重量の掛け算
を固定値とすると、必ず ボールの速度、回転、打ち出し角度 に
分散し、どの状態で打っても ある意味 その総和は固定値通りです。
よって 何かが増えれば 必ず何かが減るので
ボールの回転数が増えれば スピードが落ちるか、打ち出し角度が減ります。

高く上がった球は 実際の移動距離は短いですが
ボールの立体的な道のりは長いのです。
ボールの回転は永遠ではなく、いずれ どこかで尽きてしまいます。
道のりの長いものは 高いか、スピンが多いか になり易いので
よほどのボールスピードが無いと 着弾時までスピンは維持できません。


スピンを増やそうとして ロフトを開けば
ボールは高く、ボールの回転は増えますが ボールの速度は遅くなり、
にもかかわらず ある段階までは高く、高く、上がりますので
ボールは浮遊中に回転を失い、着弾時 スピンは殆ど残っていません。

その行く末には よりフェースを開くと どこかの時点で
ボールが上がらなくなり、低い打ち出しになります。
これは ボールスピードを失い過ぎて、浮遊力を失ったからです。
こうなると ボールの浮遊距離、道のりは減りますから
着弾時に スピンが残っている可能性は高くはなるのですが、
ご多分に漏れず ロフトを寝かし、開いたロフトでボールを打つのには
大きなスイング、速いスイングが不可欠ですので
アプローチとしての危険度は最大になってしまいます。


練習場では結果が分かり難いので
試している人は少ないかも知れませんが、
フルショットではなく 中途のショット 30.40~60などの距離は
自分のショットの破壊力 👉スピードとヘッド重量の掛け算
そして 自分のショットの癖、ロフトの作り方とヘッドの入射角度
によって サンドウエッヂではなく ピッチングウエッヂであったり
時には9番アイアン であったりした方が
着弾時にスピンが残っている可能性があり
スピンが効く可能性があったりするのです。
ロフトを立てる傾向の強い人には 大きなロフトのクラブでも
スピンを効かせられる素養がありますが、
ロフトを寝かせ気味にする人によっては、やや小さめのクラブの方が
スピンを効かせられる可能性があるのです。


とは言っても 9番アイアンではそこでびったり止まる訳ではないので
コースのアプローチ練習場や現場で ある程度試せない日本の
ゴルファーは杓子定規に ウエッヂの一本やりになってしまったりするのです。
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