【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

『つかまえる』ことを誤ってのスイング創りは最も拙い

2019年04月21日 23時28分43秒 | ゴルフ



☆『つかまえる』シリーズはしばらく続きます
 一般的なレッスンではあまり語られていない部分で とても大切な内容・・・


つかまえるコト は
別な言葉では 上から打つ、上から抑える、
アイアンであれば つぶす も同意語と言えます。


少々、極端ではありますが、
アイアンであれば フェース面とボールの関係が縦の関係
フェース面がボールを上ら見た状態で進入し、
あたかも ボールを地面(マット)に押さえつけ
ロフトにしか逃げ場を作らないことが つかまえるコト です。


IMG_0727



体験してみると 分かりますが、
フェース面がボールを上から見た状態で進入して
(ヘッドが上から~ではなく、フェースが上から!です)
ボールを抑えて当てると ボールは非常に強い勢いで飛び出ます。
7番アイアンでやってみれば、ウエッヂのアプローチクラスの距離であれば、
テークバックと呼べるほどの助走距離(テークバック)も必要ありませんし、
単につかまえる「だけ」であればであれば」スピードもほとんど要りません。

そして ヘッドの変な回転(ターン)や移動もないので
飛ばす方向もかなり限定出来ますし、
出球の上下角度もロフトなりに一定にし易いでしょう。



✋つかまえるコトを ヘッドのターン、フェースの開き閉じと信じていると
本来のモノとは ボールとフェースの関係が90度違います。
縦の関係の筈なのが、横の関係の上に それに回転が必須になります。

短い距離であれば
程度はありますが、単にフェースがボールを上から見たまま
少しだけグリップを移動させた分、フェースをボールとコンタクトすれば終了・・・
な筈なのを ヘッドを横から 回転させて入れれば
概ね 上から打つより大きなロフトになりますから
スピードもテークバックの大きさも必要です。



回転させることによって当然、ヘッドの向きも変わりますが、
それに伴って ヘッドの高さ変化、縦の円弧も激増してしまいます。

正式な「つかまえ」は
グリップの移動に伴うヘッドの移動の軌跡 によって
ボールの飛び出る方向を作り出せますが、
つかまえを横、ヘッドの回転 と信じている人にとっては
ヘッドが閉じた状態、つまりフェースが左を向いた状態になりますから
よほど 訓練を積まない限り 右に捕まった球が出せません。

そして お忘れのようですが
フェースが返った状態、ヘッドが左を向いた状態は
その分、必ず ヘッドが高くなり始めた状態です。
ヘッドの回転でボールを掴まようとする限り
絶対に 下から上がり始めたタイミングが必要ですので
横から打っているつもりでも しゃくって打つコトになる
せざるを得ないのです。

正しく ボールをつかまえる限り
ヘッド自体は 円弧ではなく、直線で下がっている
量は兎も角、ヘッドが上がってボールをとらえる と言う工程は存在しません。
 最下点でボールをとらえる というのは
 からだが回転する と言う行為によって! です。
 〇手で最下点で打つ
 〇フェースでボールを打つ
 この二つを 手作業で行う場合
 ロフトを増やして こそげ取るようにボールを打つほか有りません。

左右だけでなく 上下のボールの方向(上下左右) を決める
●フェースの向きとヘッドの軌跡が 常時変化している回転のつかまえと
●フェースの向きは同じまま、上下左右の軌跡もある一定の移動 とでは
全く異なります。


一般的なイメージは つかまえ イコール 飛ばし ですが
正式なつかまえは 飛ばし と 方向 の両立なのです。
そこが理解てきているのといないのでは 雲泥以上の差、
ヘッドの回転で 飛距離と方向、弾道の安定は
何十万球打っても そこに答えがありませんから ゴールがありません。



そして つかまえるソノモノ と 一般的には
フェースターンが、ヘッドの返しが「上手くないから」
つかまらないのだ を妄信していますが、
それは全くの見当違いで
その「偽り」の、「代替え」のつかまりを得たとしても、その問題が

〇『方向性の不安定さ』や「引っかけ」にすり替わり
〇飛距離と方向は相反するもの などと言う仮説が根付いたり、
〇引っかけを常用球、真っ直ぐな球と勘違いしているため 右向きのアドレス、
〇ヘッドを返すためにガブッと握る左グリップ
〇ヘッドを返すために 左右の離れたグリップによる醜怪なアドレス

永遠の箱根細工・パズルの始まりになります。


✋フェースターンは本来スイング まったくもって
 1mmも必要のないモノなので
 それが上手に出来るようになったことが
 スイングが良くなった、クラブ扱いが良くなったとは
 言えない・・・と思います。
 100歩譲って そうであったとしても
 より難しく、複雑にしていくものなので
 自分自身が好き好んでやるのは良いですけれど
 ほかの人に スイング理論と言う名で
 病原菌をまき散らすのは辞めて欲しい……が本音です。 


例えは難しいですが、車のアクセルがスピード・距離を管理するもの
進路を管理するのはハンドル だとするならば、
ハンドルを速く・たくさん動かすコトが スピード・距離を管理するものと
信じて運転をしているに似ている気がします。
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ボールをつかまえるのにヘッドスピードは『5msあれば十分』

2019年04月21日 20時24分00秒 | ゴルフ




単に ボールをつかまえるだけ・・・ ならば
ヘッドスピードは要らない、ゼロでは打てませんから
5msもあれば十分です。

ヘッドを動かすのに、その動かす速度、動かす量分
グリップを動かすのが 基本中の基本ですが、
分かり易く言うため ヘッドを動かす と書きますが、
動かすヘッドの量も 10センチもあれば十分、
5センチであってもつかまえられます。

量も速度も全く要らないのです。




そして これも多くのゴルファーの勘違い ですが、
一番つかまえやすいクラブはドライバーです。
だって ロフト一番キツイですモン。

ドライバーが捕まり難く感じるのは
クラブが長く、それによって作り出される円弧が緩くなり
アドレスも起きたモノになるため
上から と言う行為がはっきり行えない感じがする から であって
ロフトの立ったモノは 放っておけば 一番つかまります。

ですので ロフトの立ったドライバーは
元々立ったそのロフトのお陰で
他のクラブに比べ、ハンドファーストが「殆ど」要らないのです。


逆に言えば 一番つかまえ辛い、つかまえきれないクラブが
ウエッヂ・・・サンドウエッヂです。
サンドウエッヂを そのロフトなりのつかまえ にするには
きっちりした ハンドファーストが無いと
フェースがボールを上から見て、打面が上から入ってきません。
まあ それがロフトの距離に対する役割ですから
仕方ないんですけどね・・・。


さて この記事の内容によって
もしかしたら 劇的に意識が変えられる人がいるかも。。。なので
書きますが、 この「つかまえの間違い」がクラブにも及ぼします。
逆に クラブからその「つかまえの間違い」が生まれる場合も少なくないでしょう。



よくつかまえるのが苦手が人が
 「ヘッドが遅れる」
そのヘッドの遅れが「つかまらない」・・・ボールが逃げる
 と解釈している節があります。

   ✊顔を洗って出直してきなさい、と言いたいです。



ヘッドは重量物で、
クラブは打ち手の動作でグリップが動かされた分だけ動きます。
ヘッドはその重さの分だけ
動きは緩慢に、留まろうとします。
そして シャフトには柔らかさがありますから、
つかまえるコトを フェースとボールの縦の関係・・・
「フェースがボールを上から見て進入してくるモノ」を理解している人にとって
しゃふとのしなりとヘッドの重さによって作られる
俗に言う ヘッドの遅れはロフトの立ち になります。
ですから その遅れは放っておいた方が つかまえやすい 訳 です。

ところが ヘッドの返し、開いたヘッドが閉じることによる横の関係、
ヘッドの回転でつかまえようとしている人にとって
ヘッドの遅れは 「より一層のヘッドの開き」
そして シャフトがしなり ヘッドがより重くなることによる「ヘッドの返し辛さ」 
になりますから
それをするためには しならない「シャフトの硬さ」、
ヘッドの返し易い「ヘッドの重さ」「重心距離の短さ」
そして 総じて大きなロフトになり易く 高さやスピン過多を防ぐための
「かっちょいい立ったロフト(ドライバー)」が欲しくなります。
アイアンのストロングロフト化もそこに発端があります。


たった一つの
「つかまえるコトをどう捉えているか」と言うボタンの掛け違いが
ほぼ ゴルフショット、ゴルフスイングの全てにかかわっているのです。
これは 球数で技術を習得するとか、反復練習に補う を
遥かに超えている代物 なのだと分かるでしょうか?
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