【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ウエッヂのバンス/バンス角度

2019年04月20日 18時50分18秒 | ゴルフ




サンドウエッヂのバンス、バンス角度ってのがありますね。
あまり数値など気にする必要はありませんが、
使えるのなら 出来るだけ大きなバンス幅、バンス角度が
ある方がいいです。



サンドウエッヂのバンス角度は一般的に
 12~16度位の範囲です。

気にする必要はありませんが、適正な角度とは
その人、その人のヘッドを入れてくる入射角度
ヘッドを地面なり、ボールにどの角度で入れてくるか
によるもので、インパクト時 0度のバンス角度になる
⇒バンス角度15度 入射角度15度
そんなイメージです。

昨今では バンスが地面に干渉してしまい跳ねてしまう
と言う理由で、少ないバンス角度のウエッヂを選択するゴルファーが
いますが、あまり誉められたものではありません。

ご存知の通り、ウエッヂはゴルフクラブの中では
一番短いクラブですから、ヘッドの作り出す弧は一番小さくなります。
故にボールに対しては一番きつい角度で入射してくるはず。。。
なのですが、 バンスが引っ掛かるからと言う理由で
少ないバンス角度…例えば6度とか・・・
これでは5番アイアンと同じです。
2インチ以上も短いクラブを5番アイアンの入射角度で
入れてくるのは 上から打てていない証拠。
煽りながら打っているという事になります。



長さも含め、クラブの特性上
インパクト付近で地面と接触しやすいサンドウエッヂのバンス
クラブそのものの目的として
いつも似たような距離を打つ、打ちたい ということなので
このバンスが地面と接触するというのは
安定して同じロフト角度で打撃するという事に繋がりますから
バンスが遊んでいるよりも、多めのバンスで
地面と積極的に接触させ、ロフト角度のガイドとして
利用した方が アプローチは安定すると思います。

飛ばしてどうする…ってのはありますけど、
飛ぶウエッヂっていうのは バンス角度、バンス幅のある
ウエッヂのことを指します。
とは言っても 市販のヘッド重量であれば
なんであっても変わりはない…かもですね。
あの重量ではラフ、バンカーも含め
ミスショットでぐんと距離が落ちますから。
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ゴルフクラブの長さは「ロフトの一部」です

2019年04月20日 15時47分56秒 | ゴルフ


これももう根付いてしまってるんでしょうね…。


ゴルフクラブの長さは
一般的には
その長さによってヘッドスピードが高くなる
それが直接的に距離に影響するもので、
それによって距離が変わる
と信じられています。



全部がウソ という訳ではないですが、
まず 距離は 長さによるヘッドスピードで決まる のではなく
破壊力(重さ×速度)が決まっている限り
   ロフトによって決まるのです。
そのロフトを効率よく距離に転換する方策の一つ として
長さがあって、距離を作る破壊力という意味では
長さが変わって、例えヘッドスピードが変わっても
長さ分ヘッド重量が軽減されているので、破壊力そのものは
ドライバーもウエッヂも大きな差はありません。


ロフトが立っているモノほど
ボールの距離につながり易い
 ➡ エネルギーがボールの速度に転化されやすい
 のは確かです…が…
あまりにロフトが立ちすぎていると
逆に 浮力が得られず、飛距離にならなくなったりするので
長さと兼ね合いさせ、そのロフトであっても
チャンと飛ぶように
 打ち出し角度と回転の折り合いをつけているのです。

よって長尺とは、その長さによって
 立ったロフトが使えるようになる ということに
メリットがあるので、その長さの使い方の意味を
失ってしまうと 単に使い辛いモノになるだけ です。


そのクラブの長さは
前傾姿勢による傾きを決め
ヘッドの入ってくる角度を決めるとともに
長さによる半径の違いによって
左右方向の円弧の具合を司っているのです。


短いクラブのモノは 前傾姿勢が深いので円弧が立っており
長いクラブは 円弧がそれに比べ前傾姿勢が起きるので
理屈上は、長いクラブ程 インサイドから入って来易く…
上下のヘッドと高さ変化は緩やかな角度になりますが、
それに比べ円弧が寝るほど 左右の変化は激しくなる
という規則性が働くはずなのですが
多くの人は円弧をそのものを手で作っているので
その規則性は働かないのでしょう^^

当たり前ですが
短いクラブ程 急激な角度(上下)で入って来て
長いものほど 緩い角度で入ってきます。

同じクラブ(ロフト)で考えると分かり易いですが
急激に入ってくると 打ち出しは低くなり、スピンは多めで
ボールの出球は速くなります。
緩く入ってくるほど 打ち出しはそれに比べ高くなり易く
スピンは少な目、ボールの速度は遅めになります。


よって 入ってくる軌道がある程度安定していないと
似た球筋、似た距離、似た弾道にはならない という事です。

打つ度、振る度、それが毎度毎度違うものになるような
振り方では 持っているクラブ(ロフト)の弾道が決まりません。

弾道や距離を決めうるロフト効果とは、スピードもありますが
 インパクトのヘッド姿勢と軌道(入射角度)
の二つであって、
そのヘッド軌道を決めるクラブの長さ(前傾姿勢度合いを決める)は
 重要なロフトの一部と考えることが出来るのです。


それは 左右の軌道も同じです。


スイングの軌道は本来
その人その人のモノではあっても
その長さによる前傾姿勢と
その長さそのもので決まるもので
上から入ってくることは
インサイドから入ってくることと
同じ行為によってもたらされます。

上から打つことは
前傾姿勢があって、右を向いている状態で
進行方向が低いことによって作り出すことで、
その行為は同時に 右向きから正面向きという
インサイドから入れるのと同じ事なのです。



これを別々にして
入れる上下(入射)角度も毎回自分で造り
入れてくる左右の角度も毎回自分で作るとは
スイングを覚えているとか
その一致する確率を高めているのではなく
毎度毎度 新たなスイングを造りなおしている ことに
匹敵するのです。
部活レベルで練習するならいざ知らず
 絶対 と言ってよいほど 答えは出ません。


✋そのクラブの長さは前傾姿勢を作ります。 ←ここがポイント

✋その前傾姿勢が 上下左右…結果、斜めの円弧の土台です。

✋その円弧が基礎になって球筋が作られます。

✋ミスは仕方ないとしても 前傾姿勢(特に左股関節)を
 始めから失ってしまうようなクラブ扱いでは
 似たような距離、似たような高さ、似たような弾道を
 安定して打つことはとても難しくなるのです。


ここからは蛇足ですが、
総じて ヘッドスピードアップ=飛距離アップ と考え
ヘッドばかり振ってしまうゴルファーは
その行為によって ボールを上に打ち出すだけ になります。
体の回転でスイングの軌道を造らない限り、
振る速度を速くすればするほど、遠心力は強くなり、
その補正効果、打ち手がする補正効果として
体を開き、上を向きます。
ヘッドの通る道のりが長く、たくさん動かしているから
「振っている」実感が湧くだけで、実際の距離になりませんし、
体を痛める原因になります。
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