【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ボールはゴム ヘッドは平面

2019年04月01日 19時03分19秒 | ゴルフ



ゴルフクラブのヘッドは金属質 である
チタンからステン、炭素鋼
パターなんかも含めると 色々な素材がある。
アーメット鋼とかマレージング鋼なんて言うのは
ステンレス素材の亜種
昔は プラスチックのヘッドや圧縮した紙なんかも
あったんです。

そして ボールはゴム質

この二つの素材差を発揮させることは
実はシンプルだけれど 重要なことだと思う

素材差という意味では
双方の 歪み率(ヤング率)の差は
金属の種類やゴムのつくりによっても
多少前後するが 200倍
ゴムのボールが1mm歪むのと
金属質のヘッドが その1/200mm歪む
と考えていい。




それともう一つ
ボールの当たる フェース面は
バルジ とか ロール とか 有っても
基本的には 平面・・・平らな面で
ボールは 球体



双方の素材差と形状差 を考えていくと
平面で金属質のヘッド、フェースを
極端な円運動や支点運動させてしまうと
素材差も 形状差 も出てこないような気がする

丸いボールを丸く打ってしまえば
打つ部分が平らである意味合いはあまり感じられない

左右にも 上下にも 円に打ってしまえば
ボールには回転の運動が多く加えられてしまうので
ゴムと金属のゆがみ性能の特性はあまり発揮されない

打つ人が どう考えていようとも
ボールとヘッドの 素材 形状 は
それ以前の 大前提になる。
科学や演算技術が進んだ21世紀になっても
やっぱり それには大きな変化がない訳で
それを無視して 俺はこう打ちたいから!
って言われても まずは 現状把握が重要で
コンビニの前で タバコ吸っている中学生が
「お前には関係ないだろ!」レベルに等しいと思う。

ゴルフなんて遊びで そんなのどうでも良い!
とも思うけれど  少なくとも それを販売するメーカーや
ゴルフを教えて飯を食っている人は
そこら辺を踏まえたうえで ゴルフを語って貰いたい と思う。

上手くなりたい
出来る限り ゴルフを突き詰めてみたい
という オタクなゴルファーであれば
ウワベの カッコいい カタカナ言葉を気取るんじゃなくて
底辺にある 本当に単純な基本を見つめて欲しい と思う。

そんな宿題の解決の糸口は
必ず 逆の視点で考えてみること。

ゴルフクラブを使って ボールを打つ プレイヤー
と言う視線ではなく
ゴルフクラブを開発し これから ゴルフを普及させよう!
という 1800年代位の イギリス人にでも
なった気持ちで ゴルフクラブをどうすれば
より多くの方に 色々な種類の人たちに楽しんで貰えるか
そうするには どうしたらいいのか
そういう視点もたまには必要だと思う

スイングに関していうのならば
「ゴルフクラブ」を使ってボールを打つロボット
を作るとしたら どういうプログラムがいいのだろう。
ただ 単に打つのではなく
出来るだけシンプルに 出来るだけ部品点数を減らし
そして メンテナンスを少なく済むように
そんなプログラミングを考える と
思ってみるといいと思う。
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クラブ・重さの使い方✊ゴルフスイング

2019年04月01日 17時00分29秒 | ゴルフ



ゴルフクラブの重さにおいて
かなり勘違いされ、思いこまれているところが多く、
しかも それは自称上級者に見られます。


自分の頭で考えてみましょう。

5番アイアンがあります。
ボールは夏の深いラフです。
ボールの重さは静止時、45g
打ちたい距離は 130ヤード位です。


090804_01


市販のゴルフクラブ
 ヘッド重量   240g
 シャフト重量  110g
 グリップ重量   50g

悶絶ゴルフクラブ サンプルA
 ヘッド重量   300g
 シャフト重量   50g
 グリップ重量   50g

目方…で言うと 双方同重量です。
この状況では どちらが強いと思いますか?

クラブには長さがあります。
ですので、目方と言う意味では同じであっても
重さはより遠方にある方が 当然効果としては重くなります。



ラフに強い のは圧倒的にヘッド重量の重いものです。
ですので もし選択の余地があるのならば
短い長さの番手➟よりヘッド重量が重い
モノを選ぶ方が成功率は高くなります。



普通にスイングするのであっても
感じ方として 重く感じるのは よりヘッドの重い方
そして よりシャフトの柔らかいものです。
よって 安定的にスイングできるのも、
そして、そのヘッドの重さや、シャフトの柔らかさから
正しいスイングの使い方を学べるのも
よりヘッドの重いモノ、よりシャフトの柔らかいもののほうが
断然有利です。

ただ闇雲に 硬いシャフトを妄信しているゴルファーは
しならないシャフトをしならせて使う振り方を、
軽いヘッドを重く使う振り方をしているので
重いヘッド、柔らかいシャフトのクラブを上手に使えず
選択肢がないだけのことです。



クラブの重さ・・・という点において
クラブの長さ はとても重要で、
単に製品としての長さ ではなく
使い方による長さはクラブを上手に利用できるか
の鍵になるとも言えます。



分かり易いので 5番アイアンで説明しましょう。
悶絶ゴルフクラブ サンプルA
 ヘッド重量   300g
 シャフト重量   50g
 グリップ重量   50g
目方で言うと 400gです。

ゴルフクラブが一番軽く使えるのは
グリップとヘッドが重量に対し 長さをゼロにした状態
スイングに言うと 概ねトップオブスイング付近です。
ここであれば クラブの重さは 運動分を除けば
その目方通りの 400gで済みます。
逆に クラブが一番重くなる状態とは
シャフト・クラブが地面の平行な状態、
この状態であると(正確には少々異なりますが)
400g×クラブの長さ という数倍の重さになります。
スナップショット 3 (2016-07-27 18-56)
グリップを下に、ヘッドをその真上に位置させれば
バランスさえ取れれば 指でも支えられますが、
クラブが地面と平行になる状態だと
左腕一本で持っているのも辛くなります。

そして その位置関係を考えてみた時
ヘッドの方がグリップよりも高くなっていれば
クラブの重さは グリップを下へ下へと誘いますが、
逆に ヘッドの方がグリップよりも低くなると
(ボールを打たなければ同じですが)
定点にあるボールを打つのであれば、
グリップは上げなくてはならないのです。


手首とか、コッキングを使いなさい という話では
ないのですが、せっかくアドレスに比べ
トップの位置は ヘッドの方が高くなり
その位置関係を意図的に逆転させるのです。
グリップ、即ちクラブを動かしやすい重量配分に
するのですから、それを利用しない手はありません。
その瞬間しか クラブを動かすチャンスはないのです。

ボールを打つ為の
 トップ/テークアウェイを考えなくてはなりません。

スイングの形を作るためのスイングは意味がありません。
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