【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ボールをつかまえるのにヘッドスピードは『5msあれば十分』

2019年04月18日 20時20分51秒 | ゴルフ


単に ボールをつかまえるだけ・・・ ならば
ヘッドスピードは要らない、ゼロでは打てませんから
5msもあれば十分です。

ヘッドを動かすのに、その動かす速度、動かす量分
グリップを動かすのが 基本中の基本ですが、
分かり易く言うため ヘッドを動かす と書きますが、
動かすヘッドの量も 10センチもあれば十分、
5センチであってもつかまえられます。

量も速度も全く要らないのです。


そして これも多くのゴルファーの勘違い ですが、
一番つかまえやすいクラブはドライバーです。
だって ロフト一番キツイですモン。

ドライバーが捕まり難く感じるのは
クラブが長く、それによって作り出される円弧が緩くなり
アドレスも起きたモノになるため
上から と言う行為がはっきり行えない感じがする から であって
ロフトの立ったモノは 放っておけば 一番つかまります。

ですので ロフトの立ったドライバーは
元々立ったそのロフトのお陰で
他のクラブに比べ、ハンドファーストが「殆ど」要らないのです。


逆に言えば 一番つかまえ辛い、つかまえきれないクラブが
ウエッヂ・・・サンドウエッヂです。
サンドウエッヂを そのロフトなりのつかまえ にするには
きっちりした ハンドファーストが無いと
フェースがボールを上から見て、打面が上から入ってきません。
まあ それがロフトの距離に対する役割ですから
仕方ないんですけどね・・・。


さて この記事の内容によって
もしかしたら 劇的に意識が変えられる人がいるかも。。。なので
書きますが、 この「つかまえの間違い」がクラブにも及ぼします。
逆に クラブからその「つかまえの間違い」が生まれる場合も少なくないでしょう。



よくつかまえるのが苦手が人が
 「ヘッドが遅れる」
そのヘッドの遅れが「つかまらない」・・・ボールが逃げる
 と解釈している節があります。




ヘッドは重量物で、
クラブは打ち手の動作でグリップが動かされた分だけ動きます。
ヘッドはその重さの分だけ
動きは緩慢に、留まろうとします。
そして シャフトには柔らかさがありますから、
つかまえるコトを フェースとボールの縦の関係・・・
「フェースがボールを上から見て進入してくるモノ」を理解している人にとって
しゃふとのしなりとヘッドの重さによって作られる
俗に言う ヘッドの遅れはロフトの立ち になります。
ですから その遅れは放っておいた方が つかまえやすい 訳 です。

ところが ヘッドの返し、開いたヘッドが閉じることによる横の関係、
ヘッドの回転でつかまえようとしている人にとって
ヘッドの遅れは 「より一層のヘッドの開き」
そして シャフトがしなり ヘッドがより重くなることによる「ヘッドの返し辛さ」 
になりますから
それをするためには しならない「シャフトの硬さ」、
ヘッドの返し易い「ヘッドの重さ」「重心距離の短さ」
そして 総じて大きなロフトになり易く 高さやスピン過多を防ぐための
「かっちょいい立ったロフト(ドライバー)」が欲しくなります。
アイアンのストロングロフト化もそこに発端があります。


たった一つの
「つかまえるコトをどう捉えているか」と言うボタンの掛け違いが
ほぼ ゴルフショット、ゴルフスイングの全てにかかわっているのです。
これは 球数で技術を習得するとか、反復練習に補う を
遥かに超えている代物 なのだと分かるでしょうか?
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ヘッドスピードのお話し

2019年04月18日 17時30分45秒 | ゴルフ

正しくクラブが振れる
という前提であれば
そりゃ ヘッドスピードが速い方が良いでしょう。
とは言うものの、オジサンゴルファーが
今から頑張って鍛えても
増えるヘッドスピードは 2msが限界…。
2msでは 10ヤード伸びることはありません。


が こんな実験をしたことがあります。
軟鉄の素材実験をしている時、
通常はS25Cと呼ばれ 炭素含有率0.25% の鉄
純鉄に近い素材ですが
それをさらに S20Cとなれば 含有率0.20%
S15Cとなれば 0.15%です。
アイアンとなると S15Cはかなり弱いです…

S15Cのウエッヂを作って
ロフト・ライをくねくねいじって遊んでいました。

ロフトを 55➟60度 にするのもほんのひと手間です。

その60度のウエッヂ
お薦めしませんが、そこそこちゃんと使える人で
飛ぶ距離は 40~50ヤード位です。

それで ロブショットを打ってみた訳ですが
ロブショットは遅いスイングでは打てません。
ほぼ全力です。
おそらくヘッドスピードとすると 25ms弱位でしょう。



より寝かし、より緩い角度で入れると
本当に真上に上がり、自分のポケットに入れられるほど で

それ本当にやってみました。

飛距離ゼロです。



つまり ヘッドスピードが 25ms であっても
飛距離は 0~50ヤードも幅があるのです。

ロフト次第によって ヘッドスピードを上げても上げても

距離には結びつかないのです。

入れてくる角度、ヘッドの高さを変化させる角度と
それに対するロフト姿勢によって
打撃のエネルギー変換作用と距離の関係は
こんなに違いが出るという事です。



どんな軌道をつくるか、
どんな体の姿勢にするか、
どの軌道に対し どんなロフト姿勢を作るか、

というのが 実現しうる、アマチュアにとっての飛距離追求です。

私が見る限り
飛んでいない人の多くが このロフト効果
ロフトの作り方で 飛距離をロス しているだけです。
そのロフトの作り方を治せば「飛距離は取り戻せます」

破壊力原本はヘッド重量の増量に任せればよいのです(^_-)-☆

重いのは飛びますよー


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