【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

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スピンが効かない…

2019年04月28日 18時19分26秒 | ゴルフ
『アプローチでスピンが効かない』
と言うセリフをよく耳にします。

http://hbs.livedoor.blog/


これ 典型的な「つかまえる」を誤った例で
その間違っているコトが より一層
「スピンを効かなくさせています」


言葉…で表現するので分かり難い かも知れませんが、
ご了承下さい。




✋ゴルフのショットにおいて
ボールのスピンが効くか 効かないか は
●単純に ほどほどのスピンが
 ボールの着弾時に残っているか、どうか
●ボールの着弾時のスピードや着弾する接地角度に対し
 適切なスピンの量が残っているか です。

どちらにしても 着地、着弾する時にスピンがあるか どうか で
スピンの数、最大回転数とはあまり関係がありません。
着弾時に スピンが残っているか どうか です。


ウエッヂショットなどで ボールを高くしたり
スピンの総数を増やすには
 〇ヘッドをより緩い入射角度で入れるか
 〇ロフトを開いて 大きいロフトで打つか
 〇より速いスピードで打つか
のいずれかになります。

ショットと言うのは 打つチカラ 👉ヘッドスピードとヘッド重量の掛け算
を固定値とすると、必ず ボールの速度、回転、打ち出し角度 に
分散し、どの状態で打っても ある意味 その総和は固定値通りです。
よって 何かが増えれば 必ず何かが減るので
ボールの回転数が増えれば スピードが落ちるか、打ち出し角度が減ります。

高く上がった球は 実際の移動距離は短いですが
ボールの立体的な道のりは長いのです。
ボールの回転は永遠ではなく、いずれ どこかで尽きてしまいます。
道のりの長いものは 高いか、スピンが多いか になり易いので
よほどのボールスピードが無いと 着弾時までスピンは維持できません。


スピンを増やそうとして ロフトを開けば
ボールは高く、ボールの回転は増えますが ボールの速度は遅くなり、
にもかかわらず ある段階までは高く、高く、上がりますので
ボールは浮遊中に回転を失い、着弾時 スピンは殆ど残っていません。

その行く末には よりフェースを開くと どこかの時点で
ボールが上がらなくなり、低い打ち出しになります。
これは ボールスピードを失い過ぎて、浮遊力を失ったからです。
こうなると ボールの浮遊距離、道のりは減りますから
着弾時に スピンが残っている可能性は高くはなるのですが、
ご多分に漏れず ロフトを寝かし、開いたロフトでボールを打つのには
大きなスイング、速いスイングが不可欠ですので
アプローチとしての危険度は最大になってしまいます。


練習場では結果が分かり難いので
試している人は少ないかも知れませんが、
フルショットではなく 中途のショット 30.40~60などの距離は
自分のショットの破壊力 👉スピードとヘッド重量の掛け算
そして 自分のショットの癖、ロフトの作り方とヘッドの入射角度
によって サンドウエッヂではなく ピッチングウエッヂであったり
時には9番アイアン であったりした方が
着弾時にスピンが残っている可能性があり
スピンが効く可能性があったりするのです。
ロフトを立てる傾向の強い人には 大きなロフトのクラブでも
スピンを効かせられる素養がありますが、
ロフトを寝かせ気味にする人によっては、やや小さめのクラブの方が
スピンを効かせられる可能性があるのです。


とは言っても 9番アイアンではそこでびったり止まる訳ではないので
コースのアプローチ練習場や現場で ある程度試せない日本の
ゴルファーは杓子定規に ウエッヂの一本やりになってしまったりするのです。

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