鉄鉱石先物が下落、中国の需要巡る懸念再燃-アルミや銅も値下がり
Bloomberg News
2024年3月26日 15:03 JSTブルームバーグ
26日のシンガポール市場の鉄鉱石先物相場は下落。中国の需要を巡る不安が強まる中、もみ合いの展開が続いている。
鉄鉱石価格が今年に入り25%下落したことを受け、投資家は今後の動向を見極めようとしている。中国政府からの強力な政策シグナルがないことで、建設活動が回復するかどうかを巡る不確実性が高まった。
鉄鉱石先物はシンガポール時間午後0時20分(日本時間同1時20分)時点で、2.6%安の1トン=105.75ドル。ただ、先週付けた9カ月ぶり安値の97ドルはなお上回っている。
ロンドン金属取引所(LME)のアルミニウム相場は反落し、0.3%安の2318ドル。銅と亜鉛、ニッケルも値下がりしている。
原題:Iron Ore Hit By Fresh Selling as Traders Fret Over China Demand(抜粋)
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