東証大引け 8日続伸、年初来高値更新 7割超の銘柄に買い
国内株概況
2023年4月18日 15:42
18日の東京株式市場で日経平均株価は8日続伸し、前日比144円05銭(0.51%)高の2万8658円83銭と約1カ月ぶりに年初来高値を更新した。日経平均の8日続伸は2022年3月中旬以来で、22年8月22日以来およそ8カ月ぶりの高値水準。米景気の先行き懸念が和らぎ、景気敏感株の一角に買いが入った。
17日発表の4月のニューヨーク連銀製造業景況指数が市場予想を上回り、同日の米株式相場が上昇したことが投資家心理の支えとなった。東京市場では7割超の銘柄が上昇し、銀行株や保険株をはじめ幅広い銘柄に買いが入った。
一方、年初来高値を上回って目先の達成感も意識されやすく、利益確定売りが上値を抑えた。台湾積体電路製造(TSMC)の設備投資減額の報道を背景に、東エレクやアドテストなど値がさの半導体関連株に売りが出たのも相場の上値を重くした。
東証株価指数(TOPIX)は8日続伸した。前日比13.92ポイント(0.69%)高の2040.89で終え、年初来高値を付けた3月9日以来の高値となった。
東証プライムの売買代金は概算で2兆4932億円。売買高は10億1234万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1371で、値下がりは387、変わらずは77だった。
高島屋や三越伊勢丹、イオンが上昇した。エムスリーやテルモも買われた。半面、信越化や太陽誘電は売られた。スクリンやINPEXも安かった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
国内株概況
2023年4月18日 15:42
18日の東京株式市場で日経平均株価は8日続伸し、前日比144円05銭(0.51%)高の2万8658円83銭と約1カ月ぶりに年初来高値を更新した。日経平均の8日続伸は2022年3月中旬以来で、22年8月22日以来およそ8カ月ぶりの高値水準。米景気の先行き懸念が和らぎ、景気敏感株の一角に買いが入った。
17日発表の4月のニューヨーク連銀製造業景況指数が市場予想を上回り、同日の米株式相場が上昇したことが投資家心理の支えとなった。東京市場では7割超の銘柄が上昇し、銀行株や保険株をはじめ幅広い銘柄に買いが入った。
一方、年初来高値を上回って目先の達成感も意識されやすく、利益確定売りが上値を抑えた。台湾積体電路製造(TSMC)の設備投資減額の報道を背景に、東エレクやアドテストなど値がさの半導体関連株に売りが出たのも相場の上値を重くした。
東証株価指数(TOPIX)は8日続伸した。前日比13.92ポイント(0.69%)高の2040.89で終え、年初来高値を付けた3月9日以来の高値となった。
東証プライムの売買代金は概算で2兆4932億円。売買高は10億1234万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1371で、値下がりは387、変わらずは77だった。
高島屋や三越伊勢丹、イオンが上昇した。エムスリーやテルモも買われた。半面、信越化や太陽誘電は売られた。スクリンやINPEXも安かった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕