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米国株、ダウ反落 CPI発表前に利益確定売り 米国・欧州株概況 2025年8月12日 5:07

2025-08-12 05:11:33 | 日記
米国株、ダウ反落 CPI発表前に利益確定売り
米国・欧州株概況
2025年8月12日 5:07

【NQNニューヨーク=川上純平】11日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前週末比199ドル72セント安の4万3975ドル89セント(速報値)で終えた。金融政策を見極める上で重要な物価指標が発表されるのを前に、高値圏にあったハイテク株などに利益確定売りが出た。トランプ米大統領の関税政策を巡る不透明感も投資家心理の重荷だった。

12日に7月の米消費者物価指数(CPI)が発表されるのを控え、11日は様子見の投資家が多かった。ダウ・ジョーンズ通信が集計した市場予想によると、前年同月比の上昇率は6月を小幅ながら上回る見通しだ。市場では「関税の影響が足元から年末にかけて加速する」(エバコアISIのスタン・シプレー氏)との指摘がある。

インフレ圧力の根強さが示されれば米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が薄れる可能性がある。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が前週末に最高値を更新した後で、一部の主力ハイテク株には持ち高調整や利益確定の売りが出やすかった。

トランプ氏が中国に対する関税措置の停止を90日間延長する大統領令に署名したと11日に伝わった。米中が7月下旬に開いた閣僚級協議の内容を承認した形だ。ただ、トランプ氏は10日、自身のSNSで中国に対して大豆の輸入拡大を求めた。米中の貿易交渉の行方はなお不透明で、関税停止の延長を好材料視する動きは目立たなかった。

ダウ平均の構成銘柄ではセールスフォースやアップル、アマゾン・ドット・コムが下げた。中国向けに販売した人工知能(AI)向け半導体の15%を米政府に支払うことで合意したと伝わったエヌビディアも売られた。半面、スリーエムやプロクター・アンド・ギャンブルは上昇した。

ナスダック指数は4営業日ぶりに反落し、前週末比64.618ポイント安の2万1385.404(速報値)で終えた。