goo blog サービス終了のお知らせ 

コズモと読んでください COSUMO

株式、債券、為替、投資信託を主に goo blog 終了に伴い当blogも終了しますので、あしからず

米国株、ダウ反発 FRBの利下げ観測が支え ナスダックは最高値 米国・欧州株概況 2025年9月9日 5:08

2025-09-09 05:34:29 | 日記
米国株、ダウ反発 FRBの利下げ観測が支え ナスダックは最高値
米国・欧州株概況
2025年9月9日 5:08

【NQNニューヨーク=矢内純一】8日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前週末比114ドル09セント高の4万5514ドル95セント(速報値)で終えた。米連邦準備理事会(FRB)が利下げを再開するとの観測が投資家心理を支え、ハイテク株や消費関連株の一角に買いが入った。半面、週内発表の物価統計を見極めたいとの雰囲気が強かった。ダウ平均は下げる場面もあった。


ニューヨーク連銀が8日に発表した8月の消費者調査で、現在職を失った場合に3カ月以内に再就職できると予想する割合が44.9%と前月の50.7%から低下した。8月の米雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想を下回った後で、改めて労働市場の悪化が意識された。


労働市場の減速を背景にFRBが16〜17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げを決めるとの観測が根強い。利下げ幅を0.5%にするとの観測も市場の一部で浮上している。利下げが米経済を支えるとの見方が株買いを後押しした。


ダウ平均は下げる場面もあった。10日に8月の米卸売物価指数(PPI)、11日に8月の米消費者物価指数(CPI)が公表される。FRBの利下げ見通しを探る上で投資家の注目度が高く、内容を見極めたいと様子見の雰囲気があった。


ダウ平均の構成銘柄では、IBMやアマゾン・ドット・コム、ユナイテッドヘルス・グループが上昇した。エヌビディアとウォルマートも買われた。半面、ベライゾン・コミュニケーションズやアムジェン、スリーエム(3M)が下落した。


ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反発した。前週末比98.311ポイント高の2万1798.699(速報値)で終え、8月13日以来の最高値更新となった。