米国株、ダウ続落 地銀株安で投資家心理悪化 ナスダックは続落
米国・欧州株概況
2023年5月5日 5:02 (2023年5月5日 5:13更新)
【NQNニューヨーク=稲場三奈】4日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続落し、前日比286ドル30セント安の3万3127ドル94セント(速報値)で終えた。米中堅金融機関の相次ぐ経営破綻が警戒され、投資家心理に影響している。米金融引き締めによる米景気の減速観測もあり、売りが優勢だった。
3日夕に身売りや増資などを検討していると報じられた地域銀行のパックウエスト・バンコープが急落。経営状況が不安視されるほかの地銀株にも売りが波及した。金融株が総じて売られるなか、ダウ平均構成銘柄では大手金融のゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースが安かった。
米連邦準備理事会(FRB)は3日発表した米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明で利上げ打ち止めの可能性を示唆した。半面、パウエルFRB議長はその後の会見で追加利上げの可能性を排除せず、インフレ懸念を背景に早期の利下げは否定した。金融引き締め姿勢が長期化し米景気を冷やすとの見方も意識され、相場の重荷だった。
市場では、「地銀株は売られすぎている。ただ、買いが戻ったとしても景気悪化への懸念は根強く残るだろう」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との見方があった。
通常取引終了後にスマートフォンのアップルが四半期決算と見通しの発表を控える。スマホ需要が鈍化する中、「見通しが強気であれば、半導体やテック株を押し上げる要因となりうる」(ボケ・キャピタル・パートナーズのキム・フォレスト氏)との声が聞かれた。
映画・娯楽のウォルト・ディズニーやスポーツ用品のナイキ、クレジットカードのビザなど消費関連株も売られた。一方で、製薬のアムジェンや化学のダウ、半導体のインテルが上昇した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日続落し、前日比58.930ポイント安の1万1966.398(速報値)で終えた。
ここからは個人的な意見です。
NYダウのストキャスティクスから見て下げ過ぎという見方が出来ます。日本時間では明日の朝がNYダウの結果が出ますが、反転予想になります。
ここまでは個人的な意見です。
米国・欧州株概況
2023年5月5日 5:02 (2023年5月5日 5:13更新)
【NQNニューヨーク=稲場三奈】4日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続落し、前日比286ドル30セント安の3万3127ドル94セント(速報値)で終えた。米中堅金融機関の相次ぐ経営破綻が警戒され、投資家心理に影響している。米金融引き締めによる米景気の減速観測もあり、売りが優勢だった。
3日夕に身売りや増資などを検討していると報じられた地域銀行のパックウエスト・バンコープが急落。経営状況が不安視されるほかの地銀株にも売りが波及した。金融株が総じて売られるなか、ダウ平均構成銘柄では大手金融のゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースが安かった。
米連邦準備理事会(FRB)は3日発表した米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明で利上げ打ち止めの可能性を示唆した。半面、パウエルFRB議長はその後の会見で追加利上げの可能性を排除せず、インフレ懸念を背景に早期の利下げは否定した。金融引き締め姿勢が長期化し米景気を冷やすとの見方も意識され、相場の重荷だった。
市場では、「地銀株は売られすぎている。ただ、買いが戻ったとしても景気悪化への懸念は根強く残るだろう」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との見方があった。
通常取引終了後にスマートフォンのアップルが四半期決算と見通しの発表を控える。スマホ需要が鈍化する中、「見通しが強気であれば、半導体やテック株を押し上げる要因となりうる」(ボケ・キャピタル・パートナーズのキム・フォレスト氏)との声が聞かれた。
映画・娯楽のウォルト・ディズニーやスポーツ用品のナイキ、クレジットカードのビザなど消費関連株も売られた。一方で、製薬のアムジェンや化学のダウ、半導体のインテルが上昇した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日続落し、前日比58.930ポイント安の1万1966.398(速報値)で終えた。
ここからは個人的な意見です。
NYダウのストキャスティクスから見て下げ過ぎという見方が出来ます。日本時間では明日の朝がNYダウの結果が出ますが、反転予想になります。
ここまでは個人的な意見です。