ケチというのは良い面ばかりが強調されるが、良いことばかりではない。
私の場合、良いも悪いも元からケチであったように思える、だからこそよく分かるものだ。
・安くするにはどうするかとか、そういうことに何時間も考えを巡らし、労力を費やし、結局はコストを減らすことよりも貴重なことを浪費している。
*時は金なりというが、時間を金に変えられても、金は時間には変えられない。
それに金は本人の努力や工夫次第で無限に稼げるかも知れないが、人間の生きる時間は有限であり、そっちの方が大切なこともある。
・人間関係を悪くすることもある。ケチな人は細かいことにうるさい人間も多いだろう、そういう人には疲れるし基本的に近づきたくはない。
・基本、お貰い根性で他力本願的。典型的なのが無茶な値切りなどだ。
ただし、ビジネスの交渉とか、重要な商談とか、そういうのとは別次元の話である。
本質的にはケチも浪費家も似てないようで似てるような精神構造をしているようにも思える。
・必要なものにまで金を惜しむ傾向がある。欲しいものということではなく必要なものである。
必要なことが出来ないで、途方もない無駄や損失を出しているだけでなく、数多の可能性も潰していることがある。
・何と言っても、いろんな面で疲れる。精神的にも肉体的にも悪影響が出る。
麻雀は結局はギャンブルではなく、細かいことが大事なゲームでもあるので、ケチな人に向いてるゲームであろう。
細かくやるのは良いが、限度がある。あまり自分や他人に厳しくなりすぎないことである。
多少の器の大きさや視野の広さがないと、本質を見失うことになりがちだし、そういうことに気付くことのない自分というのも悲惨なものがある。
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