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限界麻雀攻略論

上級者向け。

赤切り迷彩待ちの是非

2025-04-16 14:55:59 | プロリーグ解説

この記事、過去に書いたことある気がするが。
書いてないかも知れないし、また検証してみようと思う。



南一 19100の持ちの3着目でダブ南をポンして暗刻のドラを切って上記の聴牌。ここで打ち手は赤切り。解説でも5sが下家の現物であり、これは値段は変わらないのだから赤を切る方がいいと。

でも、南や誰かが槓してもらったりで、槓ドラが絡む可能性もあるし、シンプルに赤を引いてもハネ満にも変化する可能性があるので、そこを踏まえた上で判断した方が良いと思う。



順目が一気に飛び、西家の手牌。そこそこ長考して4sを放銃。赤切りが効いてたから4sでアガれたとかそういう話だが。

別にあそこで赤切ってなくても放銃してねえか?

前巡で南家が赤を入れ替えて5m切っただけだが、3mは切れないと考えて、ドラの1sが切れててそれだけで安そうにも見えるし、打ち手の傾向としてリスクを犯してでも形聴を維持する傾向にあるので、それだとハネ満放銃なので満貫で助かったとも言える。ま、それは打ち手にしかわからん事だが。

もっと詳しく分析すると、1s手出しの後の赤5sなんでね。
平和系の手順でありそうな切り順だが、仕掛けからこんな赤5s普通余るのか。35sからの3sツモで対々でも4sは通るし。45sからの4sツモで対々にするのか?実際、4sは盲点にはなるのでその線もなくはない。

身も蓋もない話だが、逆に釣り出し狙いで、47s36sは超危険牌というマニアックな読みがあっていいのかも知れない。個人的には4sは生牌だし、おいそれと切れない、かなり気持ち悪い牌という印象がある。

そもそも、現状現物は1枚しかないが、残りツモ1回しかないし、現状1000の和了に何の価値もなく、ノー聴罰符くらいなので、分からないなら降りとけば何の問題もないようにも見えるが。

この赤切り迷彩、この4s放銃の是非はともかく、問題提起としてはいい問題である。普通にハネ満アガってたり流局してたら、そこまで話題にもなってないだろうし。ただ、こういう打ち手も中にはいるということは頭に入れておきたい。


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