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銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

矢向湯(横浜・矢向)

2017-07-10 07:17:01 | 銭湯

川崎南武線の矢向駅を降りて東に歩くこと5分。南武線なので川崎の銭湯と思われそうだが、一応ここは横浜の地で鶴見区の銭湯である。
商店街と住宅街がほどよくとけ込む場所に矢向湯はあった。



▲この日は生憎の雨




▲踏切を渡ると、ひたすら歩くだけ


▲セブンイレブンの近くを右折すると


▲矢向湯に到着


建物自体はそんなに大きくないためか、下足箱のスペースもやや小さめ。
下足箱のところを抜けると、目の前がフロントになっている。
この時は40代ぐらいの男性が立っていて、非常に好感のもてる対応だった。


脱衣場はやや広めのほうだろうか。奥には小さいながらもテレビがあって、ロッカーの数も申し分ない。
清掃も良くされてる感じだが、幾分老朽化してる印象を受けた。


浴室に入ると、ここはかなり変わった作りをしている。
まず右手側に水風呂で、左手前は、立ちシャワーとその横にサウナの入り口。
カランは、左と奥の壁際に並んでいる。この辺はよくあるパターンなのだが、肝心の浴槽がかなり個性的だった。


上段と下段に分かれてて、下段の方が、天然温泉。薄い緑色っぽい色をしている。かろうじて黒湯といえるだろうか。そして上段が白湯だ。
下段がメインになるのだが、全体的に四角に覆われた中に、奥の小さく囲われた浴槽が高温槽。といっても温度は、43℃ほど。一般的な銭湯からすれば、控えめな方だろう。
ほかは低温槽と名前がつけられているが、41℃ぐらい。高温槽と比べてそんなに温度幅はなかった。
低温槽側は、その高温槽を取り囲むような形をしていて、さらに電気湯、ポイントマッサージの浮き湯に枝わかれしている。


上段はというと、横の方にある石の階段を登ると、お湯の通路をたどり、深浴槽にたどり着く。
左端が強力なバイブラと、右端がハイパワージェット。
ハイパワージェットはスイッチを押した瞬間に強力な水流をお見舞いされるので、要注意だ。


客層は、どちらかというと中年寄りだろうか。19時前後の入店だったが、そこそこ入っている感じがした。ただ、室内は静か。やや、照明が暗かった気がする。


天井は低く、少しくたびれた感じがする。浴槽も温泉を使ってるためだろうが、タイルの目地などが黒ずんでおり、汚い印象を覚える。


帰りは貸しタオルを返すため店員さんに声を掛けたのだが、帰りにいた女性店員さんも接客が素晴らしい!
おそらく先ほどの男性とは夫婦関係かと思われるが、銭湯でこんなに気分のいい対応をしてもらったのはほかに記憶がない。
横浜に限れば、ここが接客で一番のお店だと断言できるだろう。それぐらい素晴らしい対応だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 JR南武線矢向駅
経路 踏み切りを渡ってまっすぐ
周辺の環境 住宅やカレー屋さん
●空間演出
建物外観 茶色の壁が印象的な建物
壁画・眺望 なし
統一感 ある
置物 フロント横の休憩室に水槽
照明 浴室はやや暗い
★設備
休憩所 フロント横
脱衣所 やや広め
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 温泉の低温と高温、電気湯、ポイントマッサージ、強力バイブラ、ハイパワージェット
サウナ あり
温度 41℃、43℃
棚 あり
男女入れ替え なし
■サービス
接客 素晴らしいの一言
清潔さ ふつう
貸しタオル あり(洗剤の匂いが濃厚な貸しタオル)
備え付け なし
◆人
受付 四十代の男女
客層 ほぼ中高年


【案内】
住所
〒230-0001 横浜市鶴見区矢向5-3-19
電話
045-581-1153
営業時間
14:00~23:00
定休日
不定休
※神奈川公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ転載

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