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銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

恵びす温泉(横浜・中華街)

2017-05-28 08:15:34 | 銭湯
横浜中華街のすぐそばにあるのが、恵びす温泉である。
正確には中華街と元町の間に挟まれた立地にある。そのため中華街で食事を楽しんだり、元町で買い物を楽しんだあとに銭湯に立ち寄るというのもいいかもしれない。
ちなみに名前は温泉とあるが、天然温泉があるわけではない。ただ、ラドン湯があるなど、施設は充実した銭湯だった。

▼都心にあるビル型の銭湯



階段を上って二階にフロントの受付がある。

▼入り口の階段


いつものように下足箱に靴を入れて振り返ると、間抜けなことに目の前の自販機を見過ごしていた。しかも地べたのところに自販機があるので、また靴を取り出さなければならない。
そう思っていると、フロントの女性から「サンダル使ってください」と言われる。たしかにサンダルがあって、自分のような人が少なくないのかもしれない。

チケットを購入すると、下足箱の鍵と引き換えにロッカーの鍵が渡される。帰るときはそのロッカーの鍵をフロントに返して下足箱の鍵を受け取る仕組みだ。

男湯は右側で、のれんをくぐるとそこそこ広い。ロッカーも四角と縦長がある。それとかなりの人気店らしく、非常に混雑してて、脱ぐのに少々周りを気にした。

浴室に入るとまず最初に、複雑な構造の銭湯であることに驚く。ここほど入り組んだ銭湯はないかもしれない。
目の前に島カランが2つあって、一つは通常の島カランだが、もう一つがウォーキングジェットバスとつながっている。足下に石が敷き詰められていて、その上を歩くというやつだ。ここは比較的マイルドな石の敷き詰め方をしていた。

それと、右隅に立ちシャワー。左側に浴槽が並ぶ。浴槽もまたずいぶんと変わってて、ここの銭湯の特徴は、高低差がすべてに採用されてることである。

まず薬湯があって、この日は濃厚な青の薬湯だった。形は四角。
その隣がジャグジー。六角形をしている。
その隣がミクロバイブラで、扇形の形をしていて、隣の湯船より沈んでいる。
そのため、六角形の浴槽からミクロバイブラへとお湯が流れ込む。
その隣もせり上がっていて、台形の形をした座湯のジェットバス。
つまり主浴槽となるミクロバイブラには、ジャグジーと座湯ジェット両方からお湯が注がれる仕組みだ。さながら主浴槽が盆地のようである。

さらにサウナは有料で奥の部屋に入るのだが、奥左側のサウナと、もう一つは中二階にある。階段を上ってサウナに行くのだが、その途中で浴室を見下ろすことができる。こういう随所にみられる遊び心は面白い。

お湯の温度は42℃前後。誰でも入りやすい温度設定だ。建物自体も駅から近く、清掃もきちんとされており、人気の理由がよく分かる銭湯だった。

【おまけ】

▼元町にいた猫


【評価チェック箇所】
・アクセス(道程) 石川町駅から10分も掛からない
・周辺の環境 中華街や元町がある
・混雑ぶり かなり混んでいる
・清潔さ きれい
・接客 良い
・客層 年齢層はバランスがよい
・脱衣所 広さは規模相応だが、常に混雑気味
・休憩所 脱衣場と兼用
・シャワーの出 結構よかった
・男女入れ替え なし
・備え付け なし
・貸しタオル あり(20円)
・サウナ あり
・温度 適温
・壁画・眺望 壁画は、家と花壇。こういう絵はほかにないと思う

【案内】
住所
〒231-0023 横浜市中区山下町161
電話
045-641-3426
営業時間
11:00〜25:00
定休日
年中無休
※神奈川公衆浴場業生活衛生同業組合HP転載

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