銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

一年を振り返る

2021-12-28 06:37:00 | 日記





今年もいよいよ残り少なくなってまいりました。2021年はどんな年だったのか、ザッと一年を振り返ってみたいと思います。

1月


お正月らしく晴れ渡る天気に誘われて近所を歩いていたら、いつの間にか読売新聞本社前までたどりつきました。



この日は大学駅伝の日だったようです。





ついた時は閑散としていましたが



徐々に人が集まってきました。





黄色い歓声が響きます。





2月


江戸時代では、火災が燃え広がらないように木材を海に近い木場に集めていました。



その木場でみられるのが、早春の桜である河津桜です。





春を先取りしました。


3月


別れと出会いを感傷的にさせてくれるのがソメイヨシノです。



渋谷のハチ公前では、卒業する女学生たちが記念撮影をしていました。



代々木公園では、コロナ禍ということで宴会がひらけないようにメッシュで囲い、静寂の時が流れます。




皇居では雄大に咲く桜が目白押しです。









4月


東急ハンズが10月末に閉店するということで、記念に撮影してきました。



ブクロ(池袋)といえば東急ハンズといえるほど有名なランドマークでした。





ないものはないほど豊富な品ぞろえです。





遊び心とプロ意識がないまぜになった面白い空間でした。

5月


季節が暖かくなると湿度の上昇とともにウィルスは不活性するのですが、なぜか今年は元気になってしまい、5月には緊急事態宣言に至りました。



コロナの影響が一番分かりやすかったのが浅草でした。





シャッターの閉まったお店が散見されましたが



そこそこ人もおり、お店も少しばかり開いていました。明らかに去年の頃と比べて状況が違うように感じられました。



6月

コロナ禍でも積極的にオープンするのがユニクロです。浅草の中心部である六区にお目見えしました。











浅草らしさをふんだんに演出してありました。

7月

紆余曲折を経ながらオリンピックが開催されました。



コロナ禍ということで、聖火リレーも一般市民は閉め出されました。





会場では反対する人たちのヒュプレヒコールが鳴り響き、



混乱とはよそにブルーインパルスが上空を飛行。





蓋を開けてみると一気に関心の高まりをみせました。





















この時期になると、どこのオフィシャルショップも人でいっぱいでした。



最後は無事に閉幕することができました。

8月

オリンピックの次はパラリンピック。どうしても注目は下がりますが、熱心に応援する人たちも見受けられました。



今大会のヒーローはオリパラともに間違いなくボランティアの方々でしょう。





ファンパーク。こちらは東京都民しか利用できない場所でした。





9月


1923年9月に東京を中心とした大地震(関東大震災)が起きて未曽有の大惨事となりました。
特に両国国技館に近い陸軍被服廠(りくぐんひふくしょう)では避難した一般市民3万5千人が火に囲まれて逃げ場を失い亡くなりました
東京都復興記念館は、その場所鎮魂の祈りを込めて建てられました。




 
家族や友人の安否が知りたくて伝言を記した張り紙が交番に多く張られました。



東京を脱出して地方に逃げ帰る人々の姿です。かつて日本にもこうした姿があったようです。



地震による火災は甚大な被害をもたらしました。



これからも語り継ぐべき記憶です。

10月


10月30日はハロウィンの日。
例年通り自粛が呼びかけられましたが、この日は感染者が減ってきたということもあってか、仮装した人々を見ることができました。



人いきれで充満する渋谷。



甲冑姿の人。赤い鎧で一際目立ちます。



メディア関係者も多く見かけました。



11月


つわものどもが夢の跡。
オリンピックが終わって少しずつ舞台の解体が進んでいました。





ファンパークもすっかり空っぽです。





聖火があった夢の大橋もいつもの静寂さを取り戻していました。



この印は、聖火を置いた場所の目印でしょうか?





12月


渋谷から恵比寿方面へと歩くと見えてくるのが「日本一小さな植物園」こと渋谷区ふれあい植物センターです。
こちらは渋谷清掃工場の生み出す電気の還元施設としてオープンしましたが老朽化のために16年間に幕をいったん閉じてリニューアルオープンする予定だそうです。ただし、リニューアル後は運営会社も変わり温室でもなくなるので、実質的な閉店のようです。


中に入ると、こうした植物が出迎えてくれます。



吹き抜けになっていて、テラス席のようなものもありました。



こちらは模型になりますが、世界一大きな花なんだそうです。ちょっとグロテスクな感じですね。








 
温室で水をまいていたということもあって、湿度の高さを感じました。







今年は色々な施設が終わりをむかえ、一つの時代の区切りを感じました。慣れ親しんだ場所がどんどん無くなることは寂しいのですが、終わりがあれば新しい出会いがあるように、また次の新しい出会いを楽しみにしたいと思います。