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銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

隆の湯(東京・雑色)

2017-08-15 08:38:14 | 銭湯
京急雑色駅を降りると、路線を背にしてまっすぐ進めば、隆の湯に到着する。時間にして、2~3分ほど。駅からも商店街からも住宅地からも近いという、とても便利な銭湯である。



▲雑色駅到着


▲改札口の裏側


▲目の前の道を突き進むだけ




▲隆の湯に到着


▲ここはマンションの下にある銭湯だ


入り口の下足箱に靴を預けて、中に入ると右側にフロントがある。左側は、とても家庭的な雰囲気の休憩室。
受付は50代から60代ぐらいの女性で、しっかりした対応だった。


脱衣場の入り口は、真っすぐだと男湯で、左手が女湯。
のれんをくぐると、よくある脱衣場という感じだが、清潔感があり、そこそこの広さ。真ん中にテーブルや椅子とマッサージチェアが並ぶ。右側にロッカー。


浴室に入ると、脱衣場と比べ、かなり広い。右側に浴槽が広がり、真ん中と左側はカランだ。
サウナは右手前側にあって、小屋みたいなデザインである。
その目の前が水風呂で、ライオンの口から水がでている。
その水風呂の仕切壁奥に、白湯の主浴槽。隅っこに備長炭が置かれてあった。


白湯の奥壁に、座湯が三つ並び、その隣が電気風呂。さらに隣がハイパワージェット。対面で噴出している。
さらに仕切壁があって、白濁湯。


実は入室したときに、ほかの銭湯と違って変わった匂いがするなあと思っていたのだが、その正体がこの白濁の湯だった。
解説文に目を凝らすと、なんと草津から直送と書いてある。
たしかに匂いを嗅ぐと、硫黄の匂いがする。一般の銭湯で草津から直送というのはスゴいと思った。


ただ残念なことに、この草津の湯は温度が低く、40℃ぐらいだろうか。
白湯(備長炭の湯)が42℃ほどだったので、なんとも言えない微妙な感覚。
ただ、匂いだけでも十分に堪能できたので、来て良かったと思った。


こうした営業努力が実っているのか、お客さんの数はとても多かった。
広い浴室に、草津の天然温泉まであって駅からも近い。
お客さんが多いのもうなずける銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 雑色駅
経路 まっすぐ進むだけ
周辺の環境 飲食店や住宅
●空間演出
建物外観 マンション
壁画・眺望 小さなタイルでのモザイク画
統一感 あり
置物 特になし
照明 ふつう
★設備
休憩所 フロント横
脱衣所 一般的な作り
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 草津湯、バイブラ、座湯、電気風呂、ハイパワージェット
サウナ あり(無料)
温度 40℃、42℃
棚 なし
男女入れ替え なし
■サービス
接客 ふつう
清潔さ きれい
貸しタオル あり(30円)
備え付け なし
◆人
受付 50代後半ぐらいの女性
客層 中高年ばかり


【案内】

住所
大田区仲六郷2-27-12

電話番号
03-3739-2644

定休日
土曜日

営業時間
15:00–24:00

交通機関
京浜急行線 雑色駅 より徒歩 2分

※太田浴場連合会ホームページ転載