“足るを知る”

つれづれなるままに日くらし、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなくブログしています。

海岸で拾った、砥石に最高の石

2016年11月15日 | 道具
今日カサゴ釣りに行ったのですが、風波があり釣りになりませんでした。帰りに海岸で砥石に良さそうな石が目に付き、持ち帰り石のほんの一部をセメントカッターで形を整え、表面を荒砥石で整えて、刃物を研いでみました。

エエッ?本当かよ、今まで何個か海岸で拾った石を砥石に仕立てて使っていたのです。理髪店の方から、カミソリを研ぐ砥石(京都の石?)をいただいてそれを使って刃物を研ぎだしてから、海岸で石を拾うことをしなくなりましたが、今日、たまたま、魚も釣れなかったし、たまには砥石を探してみようかなぁ~って思い、たまたま良さそうな石を見つけて、持ち帰りほんの一部を砥石に仕立てて研いでみたのです。理髪店から頂いた砥石の2ランク?ぐらい上の砥石になりました。さっそく全体を砥石に仕立て直しました。研いでみました。超仕上げ砥石で研ぐと刃先にバリ?が出るのですが、この砥石で研ぐと、刃先にバリが全く出ません。

木の葉っぱに研いだ刃を当てて持ち上げてみると、葉っぱに刃先が食いつく感じで葉が切れます。

この砥石で研ぐと、刃物が何か化け物と取引してきたみたいに切れるように仕上がります。

堆積岩としては、とても固い石です。普通の砥石は刃物で切りこむと結構刃物が食い込みます。ところがこの石は表面薄くは削ることはできるのですが、刃物が食い込むようなことはありません。かといって刃物を研ぐとき滑るようなことはありません。餅を引くような感じで研げます。強いてたとえるならば、やすりで、普通のやすりと、ダイヤモンドやすり・・・・ぐらいの差・・・それ以上の差があると思います。今日は最高の拾いものをしました。

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