上海双龍ラグビー倶楽部

上海にてラグビーを愛する者達の活動報告です。

(Vol.450)青島"猛鯊杯"国際橄欖球邀請賽(10人制)

2010-08-23 20:37:01 | レフリー日記
先週(21日)の練習内容は1つ前(Vol.449)です!
 (↓)(↓)(↓)
http://blog.goo.ne.jp/souryushanghai/e/7d18d64c4f04592db31a4b628d209df7




青島に行って来ました。青島は6年半振り位かなぁ。海はイイねぇ~。


目的は「第11回 2010青島"猛鯊杯"国際橄欖球劇邀請賽(10人制)」に、
レフリーとして参加する為。「国際」なんて謡っているけど、そんなに大層な
ものではなく、極めて手作りでフレンドリーなトーナメントだった。

ホストは猛鯊杯橄欖球倶楽部で、中国の他の都市に有りがちな「西洋人西洋人」
していない純国産型カラーが嬉しい。しかしKidsやジュニア等、ラグビー
の裾野を拡げ、青島を「ラグビーどころ」にしようという熱意が感じられる。

貴賓席には青島市長ほか、エライさん(…なんでしょう)らの姿も。


もともと青島でのトーナメントの存在は知っていたけど、先月、たまたま広州
女子セブンズを観に行った際にオーガナイザーと知り合い、ご招待を受けた
次第。有給休暇というものは、こういう時の為に取っておくべきもの。



カテゴリーはシニアの部、男子U17、女子中学生、男女合同でU12の4つ。
シニアの部は地元青島から猛鯊隊が2チーム、上海から毛蟹が2チーム、厦門
から台風隊、そして北京農大OB隊の合計6チーム。女子のチームは青島には
1つしか無く、紅白戦の形で初日(土曜日)と2日目に1試合ずつ。そのの女子
セブンズ観戦以来、個人的には「女子ラグビーのこれから」への関心も高まっ
ているんだけど、ここ青島も逸材揃いだと見た。


僕は初日にレフリーが4試合(10分ハーフ×2)、2日目はレフリーが1試合
とTJが3試合。2日目はちょっと運動不足だったので、コンバージョン後に
「ゴールポスト⇒ハーフウェイラインを全力で走る」のパフォーマンスをやっ
てみたら(6~7本は走ったか)、結構ウケてくれたので浮かばれたね。


初日は結構晴れ間も出たけど、上海の様な節操の無い暑さじゃないし、ピッチ
が小高い山の中腹に在るので、吹き抜ける風がとてもキモチ好かった。

2日目は逆に曇り空で今にも一発大きいのが来そうなお天気だったけど、全て
の試合がグッドコンディションの内に終了。午後、ちょうどファンクションの
時にゲリラ的雷雨となり、少なくとも僕ではないけど、参加者の中にソートー
な晴れ男が居たんだろう。因みに天気予報では2日とも芳しくはなかった。

マッチオフィシャルはコチラ。

左2人目から、李丹さん、筆者、Qiさん、Timothy Taoさん、Gene Tongさん、
そしてその隣の(実際に見ると)ひときわデッカイ人が、今回、誘って頂いた
青島猛鯊隊の穆涛(Mu Tao)HC。


シニアの試合を担当したのは、Timothy Taoさん、Qiさん、李丹さん、筆者の
4人で、Qiさん、李丹さんの2人は、未だレフリーの初心者。実はこの大会は
レフリーの教育的チャンスの場でもあった訳だ。

因みに Timothy Taoさん はシンガポールのレフリー指導者で、僕がレフリー
駆け出しの頃の2005年に上海セブンズに来られている。この時はレフリー
としての出番こそなかったけど、一応、公的に「上海レフリーズ」の仲間入り
が出来た思い入れ有る大会で、Timothy Taoさん とは何かのご縁を感じている。

Qiさんは北京農大のOBで、レフリーの傍ら、同チームの試合にも出場。キレ
の有るステップを披露していた。李丹さんは瀋陽体育学院出身の女子レフリー。

両日とも、試合後にはその日の反省会。


そんなこんなで、予選リーグ上位2チーム(毛蟹と農大OB)によるファイナル
は、毛蟹がさすがの試合運びでワンサイドとなり見事優勝。毎週、結構キツイ
練習しているので、フィットネスは全く落ちなかった。
←ファンクションでの表彰

北京農大OBは、いわばそれがそのまま中国ラグビー史に重なる訳なんだけど、
つまらないラフプレーや、観客をも敵に回す様な不行跡には残念な感じがした。
子供達や父兄も見ている前で「負の遺産」を残してもらっては困る。
←同 上

大会は、レフリーズにも最大限のリスペクトが有って、全員にこんなペナント
も頂いた。記念にしまーす!


ともあれ、参加チームのレベルとしては毛蟹(1本目)が2つ3つ程 頭抜けて
いる以外は、まぁチョボチョボといったところだけど、シーズン前のレフリー
としてのゲーム勘を呼び戻すには好い機会だった。


さて、ここからは「夜の部(@土曜日)」。

青島と言えば青島ビール。ちょうど、年に1度の「啤酒節」が開かれていて、
これは普段は空き地か何かのスペースにアトラクションやテント小屋が立ち
並んで、あちらこちらがビアガーデンと化しているもの。青島ビール以外の
会社もテントを出しているので、ハシゴをしては色んなビールを呑み比べる
事が出来る。


先ずはガッツリと。ピッチャーからの直呑み(スマイル風)!

一緒に写っているのは Gene Tong さん(シンガポール)。IRBの、Regional
Training Coordinator。
この人は15元?

パッと見、男か女か判らなかった李さんだけど(失礼!)、シャコの皮を剥いて
くれる等優しい一面も。


ステージでは奇術やらダンスショー。

酔えば客のオバハンは踊るし………、

暑けりゃオッサンは脱ぐ。

従ってオバハンでオッサンの筆者も………脱ぐ!

そしてまた呑む!



青島の夜、アツかった!

おっと忘れてはいけない。こんなところにもDNAが………。


という訳で猛鯊杯橄欖球倶楽部の皆さん、本当にお世話になりました。謝謝!
それと、エンマ帳管理者/ひなP様、先週末の公欠扱い、ヨロシク!



Michael.(97XX)



【追】案の定、国内線の飛行機は往復ともに2時間(強)の遅れで、帰路、虹橋
   到着時は既に午前様。中国では最近、主要都市/地方都市とも、とても
   立派な空港ターミナルが出来ているけど、ソフト面は無茶苦茶やねぇ。    
   
   しかし、遠征にアクシデントは付きもの。トラブルはトラベルの語源
   とか。こういう経験をしてヒトは強くなって行く。最高のコンディション
   だけで終えられるなんて、有り得ないのだ。

    

★また復活軍曹が何か言って来そうだけど、双龍ブログは誰にも開放されてる
 ので私物化ご自由! なかなか伝統として根付かない芝刈り大会の顛末でも
 報告してみたらどう?
コメント (1)
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