上海双龍ラグビー倶楽部

上海にてラグビーを愛する者達の活動報告です。

(Vol.8) 犬ぢろう、ラス前。

2007-08-13 19:05:09 | 試合結果・練習内容
8月11日(土)。くもり。参加人数:20名弱。

立秋を過ぎたから………な訳はないと思うけど、比較的涼しい気候。
去年もそんな事を言ってたと思うけど、上海双龍は今年も、網走や
菅平への合宿は見送り、上海に居残ってのトレーニングである。

今週もスパイクは禁止。折角の犬ぢろうの送別試合も、これで2週
連続で流れ………かと思いきや、軽くタッチフット~ストレッチの
最中に毛蟹の連中から「スパイク無し(ノンコンテストスクラム)で
7'sでもやらん?」とのオファー。

1度は「今週も試合無し」で切れ掛けていた気持ちを急遽建て直し、
犬ぢろう送別を予ねてのコンタクトゲームとなる。

(7分×2本)+(エキストラで7分×1本) =(7分×合計3本)。

1本目と3本目のホイッスルを担当(2本目はALEX君)。

1本目。(毎度の事乍ら)双龍はフワ~ッとした立ち上がりで精細を
欠き、なす術も無く0:24(4T2C)。7'sの様に 接点に多くの
人数を費やせない=ダブルタックルが望めない=時は、一発必殺=
身体とボールの両方を殺す=タックルが求められるが、単純に下に
入っただけや、軽々とハンドオフを許す高くて甘いタックルだと、
容易にボールを繫がれてしまうので、とても危険だ。

不謹慎な話だと思うけど、レフリーとしては、ポンポンとボールを
繫がれる展開だと、ノッコンの有無やオフロードパスの成否だけを
見てれば良いのでジャッジは非常に楽になる。ま、外から観てても
タッチフットの延長みたいで、味気無いものだと思うけど。

そんな中、澤田さんの「全身タックル」は凄かったなぁ。バチッ!
ともブチッ!ともいう感じで、毛蟹選手の身体とボールを、一発で
完全に殺してはった。身震いしましたよ。

2本目。ハーフタイムでの「激(?)」に奮起したか、双龍にもよう
やくエンジンが掛かり出す。ALEX君、ラック周りとタックル後
のオフサイド、見落としてたよ。まぁ、これは外からはよく見える
もんで、ピッチでやってると中々パーフェクトとは行かないよなぁ。
それと、7'sの場合キックオフのノット10mは、オプション無し
で全てキックしなかった方のFKね!

3本目。スコアは覚えてないけどイイ勝負でしたね。職業柄(?)、
どんな反則が有ったか……というのはよく覚えているもので………、

・毛蟹陣内10m付近からSO;犬ぢろうが左前方へキックパス。
 WTB;今井君、ちょっと飛び出しが早過ぎて、オフサイド。
・毛蟹陣内22m付近。ラックが成立し「ハンズオフ!」のコール
 にも毛蟹の選手は反応無しで、ペナルティ。
・毛蟹陣内ゴール前、毛蟹BKの1人がラックのオフサイドライン
 まで下がり切れず、あえなくオフサイド。
 ⇒小松っちゃんのPからGOで、そのままトライ。

全体的に、フォーワードパスやノッコンといった、イージーなミス
が多かったですね。

さて、ペナルテーを取られて10m下がる時、よく選手が自主的に
両手を広げて「ここまで下がれッ!」と他を促す光景を見ますが、
もう1つ。出来ればその前にどちらかのTJと目を合わせて欲しい。
TJが示す10mの位置まで下がってれば親指を立ててOKサイン
を出すだろうし(僕は出来るだけ「Thank you」と言う様にしている)、
下がってなければ「もっと、もう1歩」とかの指示を出すだろうし、
何れにしても、これで10mの後退、意識してますよという最大限
のアピールになる訳だ。時に不当(?)に思われているかと思うけど
「ノット10m」は、これだけで大いに防げるもんですよ。

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フィットネス練習は………、

・パス練習(ランパスみたいなの)
・約150×10本走
・A(4名)対D(4名)で、1名ずつ指名され前に出て来るAを、D
 が2名で潰す。

そして最後に前面を使ってのタッチフット(東西対抗)。7分×2本。
トライ1本差で東軍の勝利………だったと思う。東軍、初勝利?

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参加人数に比例して、試合も練習も内容が豊富なものとなって来る。
これはもう明らかですね。

まだまだ暑い日は続くけど、頑張ってピッチに出て来ましょう!

今週(18日)は、いよいよ「犬ぢろう・ホントに最後の日」です。


Michael.
コメント
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