井上選手の8RKO勝利。
井上選手は徹底的に距離を外して撃ち合わない選手。
だから、途中フルトン選手のパンチが当たるようになって心配したが、結果的にはまったく心配なかった。
クリーンヒット1発でフルトン選手は沈んだ。l
井上選手のパンチの打ち方も独特で、体の真横にいる相手に強烈なパンチを打ちこんでいた。
ただ、目の前の相手に真っ直ぐパンチを打ち込めなくて変な風にからぶりしていたのが気になる。
プロ野球選手でイップスという精神的な病で思い通りに体を操れなくなって、真っ直ぐボールを投げられなくなる選手がいるが、ボクシングでもそれがあると思っていて、井上選手の弟さんもそうなんだろうと思っている。
今日の井上選手を見ていると、もしかして井上選手もそうなのかな、と心配だ。
あと、ドコモのLeminoで観たのだが、司会のアナウンサーさんは捌き方が凄くうまいと思った。
村田さん、長谷川さん、西岡さん、畑山さん、というレジェンド4人をそろえた解説陣を実にうまくさばいていて、聞いてて感心した。
特に我が強くて空気を読まない頭が悪くて面倒くさい畑山さんの扱いが絶品で、畑山さんもアナウンサーさんの狙い通りのコメントを気持ちよくしゃべっていたと思う。
また、同じ階級でやはり2団体制覇していて、井上選手と次戦で戦う事が期待されるタパレス選手がリングに上がっていたが、あまりにニコニコ良い人っぽくてこれはやめて欲しかった。
タパレス選手の人柄が良いのだろうし、同じフィリピン人のドネア選手と井上選手が仲が良いことからも井上選手に親近感があるのではないかと思うが、もうちょいピリピリしてほしかった。