城山三郎の本は初めてかもしれない。
前半は戦後まもなくの我が国の高級官僚の仕事ぶりが描かれ引き込まれたが、後半失速して尻切れトンボに終わった感がある。
池田勇人や佐藤栄作が仮名で登場するが、池田勇人が通産大臣を務めた1959年位からの舞台設定。
高文=高等文官試験等、戦前の文化を引きついだ男たち。
だが、敗戦を引きずっているような人物は全く登場せず、少しくらいそういう描写があってもよかったのではと思った。
城山三郎の本は初めてかもしれない。
前半は戦後まもなくの我が国の高級官僚の仕事ぶりが描かれ引き込まれたが、後半失速して尻切れトンボに終わった感がある。
池田勇人や佐藤栄作が仮名で登場するが、池田勇人が通産大臣を務めた1959年位からの舞台設定。
高文=高等文官試験等、戦前の文化を引きついだ男たち。
だが、敗戦を引きずっているような人物は全く登場せず、少しくらいそういう描写があってもよかったのではと思った。