小学生のころ、買い与えてもらった文房具は周りの子達とは違う物だった。
ハサミはゾリンゲン、コンパスも銀メッキの高級品。
周りの子達はプラスチッキーな文房具だぅた。
おそらく親父の意向だったのたろう。
親父は確かロレックスの時計を2つくらい持ってたし、そういう本物志向みたいな気質があったのかな。
割と、どんなもんだい、みたいなドヤ顔で手渡されたような気がする。
カバンはお袋の手製の肩掛けカバン。
文房具もカバンも皆と違って嫌だったな~
しかし、ゾリンゲンのハサミも、銀メッキのコンパスもなぜかすぐに錆びてしまったのは不思議だった。