昨日の日経新聞1面コラム「春秋」がひどかった。
勝手に一部引用するが
・・・71年前のきょう、日本は対米開戦に踏み切った。道迷いのはじまりは米国を怒らせて石油禁輸を招いた南部仏印進駐か、前年秋の日独伊三国同盟締結か、いやいやずっと以前の満州事変のころから道を外れていったのか。見方はさまざまだが、引き返す勇気はなく、冷静な声も熱狂にかき消されていった昭和の軌跡である。緒戦の勝利に気をよくした軍部には、中央アメリカやアラスカを「帝国領土」とする案まであったとされる。けもの道の奥深く迷い込んだ遭難者はそんな幻覚を見たのだ。その道はやがて完全に閉ざされ、破滅を迎える。・・・
日経ってあんまり政治的な主張は書かないと思ってたが、こんな考え方だったとは。
酷いものである。
完全にアメリカから見た視点で語っている。
おそらく、親米・従米であるがゆえに、このように自国のことを卑下し、歴史を捻じ曲げるのだろうと思う。
それが回りまわって朝鮮・韓国をも尻馬に乗らさせて無かった事を有ったと言いふらさせることになる。
大新聞の一面コラムだから、これが、我が国の一般的な歴史認識なのだろうか。
そうではないことを祈りたい。
こんな記事を読んで怒っているサイレントマイノリティが沢山いますように。