那須太社 錦輔 の日記

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田村はまだか 朝倉かすみ

2012-11-11 22:11:33 | 読書感想文

ブックオフで購入。

会話がものすごいリアル。

大帝の小説は嘘っぽい会話があるし、それが当たり前と思っているが

この小説の会話のリアルさはすごいし、面白かった。

だが、自分とは住む世界が違う感じで、同じ作者の別の本を読むか

どうかは微妙なところだ。

小学6年生で、女の子に、好きだ、とか言ってしまう少年に自分は

リアリティを感じることができない。

しかし、この本を読んでいると、おそらくそういう少年や少女もいた

のだろう、という気にはなる。

ただし自分とは全く違う世界、感受性が10倍くらい高い子達の世界

なんだろうな、という気にもなる。

あと作者が女性だからか、感覚がちがうところもある。

俗物として設定された人物が部下に飲み屋で説教をするシーンで

焼き鳥を横ぐわえして根元から肉をこそげ取る、という行為をおそ

らくおぞましいものとして描いているが、自分からすると何が悪い

んだろうか、という気持。

まあ、でも中々おもしろかった。

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デザインフェスタ

2012-11-11 21:55:14 | 日記

友人とデザインフェスタに行ってきた。

相変わらず人が多い。

レジンという合成樹脂で作った怪獣物と、衣類やカバンなどのアパレル

系が増えた。

自分はこれらにはあまり興味ない。

また、若い人が勢いだけで出展したようなブースが減って、プロ、あるい

はセミプロと思われる手練の人たちが増えた。

侍の格好の3人組のバンドが演奏していて中々良かった。

大体見終わってかなり疲れたので下のフロアーで椅子に座ったら剣舞

というのか、日本刀を持って和服っぽい服を着たダンサーたちが斬り合

いのダンスを始めた。

ダンスそのものは、正直なところ大して面白くなかったが、音楽が良かった。

三田村邦彦みたいな顔立ちの人が和服でクラッシックギターを弾き、もう一人

が口をマイクにくっつけて効果音を出す。

それで、何か聞いたことある歌を朗々と歌い上げていて、良い歌だなーと

思ってすぐスマホで歌詞から検索したら、荒城の月、という歌だった。

これが今回のデザフェスで一番印象に残った。

荒城の月、ちょっとフォーク風にアレンジしているのか、実に格好良かった。

CD買ってみたいが、たくさん出ているだろうし、誰のどの版が良いのだろう

か?

漫画、岳、に出てきた、椰子の実、も良い歌だった。

年をとったからだろう。今どきの歌は聴く気にならないが、昔の歌がしっくり

くるようになってきた。

あと、木の削り屑を袋につめてうっている人がいて、殺菌効果があるといって

いたのだが、濃厚な木の香りがして、買おうかなと思ったが、香りが強すぎる

ような気がしてやめた。

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