まだできる事はある

人間を慈しむ事さえ出来ない人が、わが国を指導してきたとしか、思えません。今こそ私達の目指すべき道を本気で考えるべきでは。

深刻となった海洋汚染

2011-05-25 20:52:54 | 東日本大震災

深刻となった海洋汚染 5/25

 

日本国政府が垂れ流し続けている放射能汚染水が深刻なる被害を齎しています。

 

国際的な調査機関の立ち入りを、日本国政府は拒みましたが、やはり拒まざるを得無き理由が存在していたようです。

 

この1万9000ベクレルとは、私が以前述べた、

母乳へのこの数値は危険です、限りなく危険です 4/26

 

に記した「200グラム中のベクレル値は約3000ベクレル、要するにこの母親が食した野菜類のベクレル値は、一万五千ベクレル/Kg」

の数値を凌駕しているわけです。

 

仮に、この一万五千ベクレル/Kgの海草を一日200グラム、200日間摂取したとすれば、総摂取量は60万ベクレルとなります。

 

食品による体内被ばくとその影響に記したように

ICRPでは内部被ばくに関する線量換算係数として、ヨウ素131、半減期8.04日の経口摂取に於ける線量係数(Sv/Bq)を2.2×10-8としています。

よってベクレル値に0.022を掛ければ、今後50年間分のマイクロシーベルト値に換算できます。

 

よって上記の海草による内部被ばくは以下の通り

この60万ベクレルを、今後50年間分のマイクロシーベルト値に換算すれば、

13,200マイクロシーベルト、13.2ミリシーベルトとなります。

 

放射線量の年間被曝限度が1ミリシーベルトであり、放射線量は、体外被曝と、呼吸による被曝、この海草摂取による被曝、米や野菜摂取による被曝、飲料水摂取による被曝、の総合計により計測されるので、この200日間の13.2ミリシーベルトとは、決して有ってはならない数値と言うことが出来るでしょう。

 

 

1万9000ベクレルの昆布

 

 陸上では福島県飯舘村や浪江町などの住民避難が遅れ、政府の間違いが証明された。同じことが、海洋でも起ころうとしている。

 

 政府がグリーンピースの船に対して「領海内の調査は認めない」と妨害したことは前号で述べたが、グリーンピースはそれに対抗して、自分たちの船を使わず漁師たちから提供された海産物の調査を行った。

 

 その速報は、恐ろしい事実を示している。

 

・福島第一原発から50km沖合のアカモク(ホンダワラ科の海藻)

1万3000ベクレル/kg以上の放射性物質を検出

 

 ・同原発の30km南、久之浜港のホソメコンブ

1万9000ベクレル/kg以上の放射性物質を検出

 

・同原発の40km南、四倉港のカヤモノリ

1万4000ベクレル/kg以上の放射性物質を検出

 

 これは手持ちの機器で測った暫定値で、正式な値はドイツの研究所で検査してから発表するという。このベクレル数は放射線物質の総量で、細かい核種はわからない。だが仮にもっとも危険性の低い放射性ヨウ素だとしても、その基準値は2000ベクレル/kg。いかに高い数値かわかる。

 

 もう一つの問題は、政府が捏造する安全説を、国からの情報に頼る新聞やテレビが検証しないことだ。過去にも、グリーンピースが3月下旬に「20km圏外にも数値が高い場所がある」と訴えていたにもかかわらず、どこも取り上げなかった。結局3週間以上放置された後、政府が飯舘村などを「計画的避難区域」に指定した経緯がある。

 

 来週にも発表される海洋汚染の正式なレポートが、またしても新聞・テレビでは黙殺される可能性が高いが、本誌は引き続き追及していく。

 

徹底追及 水産庁「魚は安全」捏造していた

国民の命と安全を何だと思っているのか

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/5692

 



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